北九州市立大で日常的にアカハラ 50代教授を停職1カ月 [福岡県]
北九州市立大は19日、学生にアカデミックハラスメント(アカハラ)行為を繰り返したとして、地域創生学群の50代男性教授を停職1カ月の懲戒処分にした。
同大事務局によると、教授は約2年間にわたって学生に「バカ」などと日常的に暴言を吐き、実習活動に参加できない学生に「単位をやらないぞ」などと発言。授業外でも、実習活動の準備として学生を長時間拘束したり、朝や夕方に学生の携帯電話に電話をかけたりするなど、過度な負担を掛けていたという。
7月に女子学生3人が大学に被害を申し立てて発覚。現在は別の教員が授業を代行している。教授はアカハラ行為を認め、「大学や学生に迷惑をかけ申し訳ない」と話しているという。
=2014/11/20付 西日本新聞朝刊=