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ソビエト崩壊後開発のロケット打ち上げ
12月24日 6時14分

ソビエト崩壊後開発のロケット打ち上げ
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ロシアは、ソビエト崩壊後に初めて開発した、通信や軍事目的の人工衛星を宇宙に運ぶことのできる大型ロケットの打ち上げに成功し、宇宙大国としての存在感をアピールしました。

ロシアがソビエト崩壊後に初めて開発した大型のロケット「アンガラA5」は23日、北部のプレセツク宇宙基地から打ち上げられ、人工衛星の模型を予定の軌道に乗せて打ち上げは成功しました。
「アンガラA5」は3段式のロケットで、商業衛星や軍事目的の衛星をはじめ、最大で24トンの貨物を宇宙に運ぶことができるということです。
モスクワからテレビ電話で打ち上げを見守ったプーチン大統領は、「ミサイルの発射を警戒するシステムや、偵察、航空機の位置確認、通信などに使われる衛星の打ち上げ能力が高まる」と述べ、宇宙大国としての存在感をアピールしました。
ロシアでは、これまでソビエト時代に開発された旧式のロケットが使われてきましたが、プーチン政権は、新型ロケットの開発をはじめ、極東に有人の宇宙船を打ち上げることができる新しい宇宙基地も建設して、宇宙開発に力を入れるアメリカや中国などに対抗していく構えです。

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