<宮内庁のルール>
≪宮内庁のルール≫
何度も何度も薬剤銃で撃たれて、皇居に拉致監禁されていた私が
<熊のメモ:4-2a/発砲>
とうとう怒り狂って「責任者を出せ!」と怒鳴ったら、羽毛田信吾が出て来た。 宮内庁長官の湯浅利夫のほうは、以前、彼が女性職員の一人と異常なほど接近した状態で話し込んでいる場面を私が目撃して以来、会っていない。
さっさと任期を終えて、天下って行きたい、というのが官僚の本音なのだろう。
その腹の内はどうであれ、ともかく自発的に問題処理のため現れた羽毛田に私は早口で説明した。
「最初は雅子に発砲されて、次に久子に麻薬で襲われて。それから、明仁や寛仁にも毒ガスのような物を使われて・・・つまり、皇宮護衛官が薬剤を使って、私を拉致するんですよ。」
羽毛田は聞き返した。「誰が拉致?」
「だから、最初は雅子の命令で皇宮護衛官が、それから明仁の命令で皇宮護衛官が・・・」
言葉が切れたところで、すかさず羽毛田が言った。
「助けられない。」
「何ですって?」
羽毛田はにんまり笑って、「助けて欲しいの? それじゃあ・・・」
と、突然、私の手を取った。
私のほうは、当然、相手の手を振り払って、傍にいた護衛官に「今、触ったわ。」と訴えたのだが
餌付けされた番犬は「あいにく見ていませんでした。」と、とぼけ、
言い争っている間に、広間が完全に真っ暗闇になってしまった。
自動防犯装置が作動したのである。
すると、羽毛田がまた私の下腹部を(正確にはズボンの上から性器を)撫でた。
「いったい、何なの! あなたは。」 怒り心頭の私。
護衛官を振り返って、「また触ったわ。」と訴えてみたが
番犬はすまして、「貴女が避けないからですよ。」
・・・・・・・
「ノーパンしゃぶしゃぶ」の話を聞いたのはこの後である。
芸者遊びにでもあるのだろうか、神経ガスを嗅がされて意識が無くなった間に、鉢巻きのような幅が細い布を(服の上から)腰の廻りに二重に巻かれて
ほどけないほど固く結ばれていた。
紐は腰の肉に喰い込んで、下へ抜くこともできず、かと言って、腰骨に引っ掛って上へも抜けず、もはや若くもない私の尻を分割して、滑稽な図を作っていた。
気がつくと、暗闇の中に、羽毛田が手に鋏を持って立っていて、「やって欲しい?」と私に訊くので、頷いたら
その鋏を、私の腰と喰い入っている紐の間に差し込もうとしたため、あまりの痛さに悲鳴をあげた。
すると、怒った羽毛田が、鋏で私の尻を突いたのだ。・・・・・
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