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自動の非常ブレーキかからぬ状態に JR北海道
12月29日 22時37分

自動の非常ブレーキかからぬ状態に JR北海道
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JR北海道の特急列車の1編成が、ATS=自動列車停止装置などの安全装置が作動した際に、自動の非常ブレーキがかからない状態になっていたことが分かり、JRで原因を調べています。

JR北海道によりますと、自動の非常ブレーキがかからない状態になっていたのは、札幌と函館を結ぶ特急「北斗」の1編成で、28日、札幌市で行われた出発前の点検で、非常ブレーキにつながるコックが閉じた状態になっていたということです。
この列車は、ATSなどの安全装置が作動した際に、空気圧で動く非常ブレーキが自動で作動しますが、このコックが閉じていると自動では作動しないということです。JR北海道によりますと、通常は運転席の床下にあるブレーキの検査を終えたあとに、コックが動かないよう針金で縛り、床にシールを貼っていますが、28日の点検では、このシールが剥がれているのが見つかったということです。列車はコックを正常に戻して運行したため、乗客への影響はなかったということですが、JRで原因などを調べることにしています。JR北海道では、去年10月にも、特急「オホーツク」で、同じようにコックが閉じて、非常ブレーキが自動で作動しない状態になっていたことが明らかになっています。

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