吉田麻也がサイドバックで出場

　【サウサンプトン（英国）原田公樹】イングランド・プレミアリーグは２８日、９試合を行い、ＤＦ吉田麻也（２６）のサウサンプトンがホームで首位チェルシーと１−１で引き分け、今季前半戦を４位で折り返した。吉田は右サイドバック（ＳＢ）として先発して後半１７分に交代した。

　「大きな勝ち点１だと思う。でもチェルシーは強かった」と吉田。けが人がいたため、前日にクーマン監督から「サイドバックもできることを証明してみろ」と言われて準備していた。

　前半終了間際に失点したが、後半にはフェイントで相手選手をかわし、ドリブルで攻め上がるなど見せ場もつくった。前戦から中１日だったこともあり、後半は疲れが出て交代。「あそこが僕の限界でした」と苦笑いした。

　これで２０１４年を終了。１年を振り返り「我慢強くなった。途中出場した時も落ち着いてプレーできるようになった。来年はもっといい１年にしたい。たくさん試合に出て成長する」とさらなる飛躍を誓った。