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ロボット事業推進で2企業が合意
12月24日 22時21分

人の動きを補助するロボットスーツを開発する、茨城県つくば市のベンチャー企業は、京都市の電子機器メーカーと共同でロボット事業を進めていくことで基本合意したと発表しました。

基本合意したのは、ロボットスーツを開発するつくば市のベンチャー企業「サイバーダイン」と京都市の電子機器メーカー「オムロン」です。
両社は24日、東京都内で開いた記者会見で、介護の現場など力仕事が必要な現場で使用するロボットスーツなど、サイバーダインが開発した製品について、オムロンが販売や保守を行うことや、産業用ロボットの研究開発を共同で進めていくことで基本合意したと発表しました。
会見では、サイバーダインが工場などでの資材の搬送用に新たに開発したロボットが紹介されました。このロボットは、縦横およそ60センチ余り、高さ50センチ余りで、1度に重さ200キロまで運ぶことができるうえ、周囲の環境をみずから把握して、荷物を目的地まで運ぶことができるということです。
サイバーダインの山海嘉之社長は、「オムロンが持つ顧客や保守のネットワークを利用して最先端の技術を高齢化が進む介護や作業現場などに提供したい」と話していました。
オムロンの山田義仁社長は「サイバーダインの持つ技術を生かして、次世代の産業用ロボットを提供していきたい」と話しました。

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