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車の国内生産 減少幅2桁に拡大
12月24日 21時35分

主な自動車メーカー8社が先月、国内で生産した車の台数は、国内販売の減少が続いていることなどから去年の同じ月を5か月連続で下回り、減少の幅も2桁に拡大しました。

主な自動車メーカー8社の発表によりますと、先月、各社が国内で生産した車の台数は合わせて69万5527台で、去年の同じ月を13.1%下回りました。
前の年の実績を下回るのは5か月連続で、10%以上の減少幅となったのは、消費税率が引き上げられたことし4月以降では初めてです。
その理由として、各社は一部の車種の生産を国内から海外に移転してきたことに加えて、消費税率の引き上げに伴う駆け込み需要の反動で、国内の新車販売の減少幅がこのところ拡大していることなどを挙げています。
各社別では、トヨタ自動車が25万8814台で去年の同じ月より3%減少したのをはじめ、日産自動車が6万2806台で21%減少、ホンダも6万2044台で35%減少しました。
メーカー各社は新しいモデルを投入するなどして国内販売を回復させ、生産の増加につなげたいとしていますが、こうしたなかで日産は、それに加えて円安を背景に来年、北米市場で好調な売れ行きを示している一部の車種を日本から輸出することも検討しています。

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