【ニューヨーク=稲井創一】ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)は28日、北朝鮮の金正恩第1書記の暗殺を題材にしたコメディー映画「ザ・インタビュー」のインターネット配信による売上高が開始4日間で1500万ドル(約18億円)を超えたと発表した。SPEが公開した映画のネット配信で過去最高になったという。
米でのネット配信は劇場公開に先立ち24日に始め、レンタル・購入件数は200万を超えた。劇場公開については、全米の独立系映画館の331カ所で上映され、興行収入は最初の4日間で約280万ドル(約3億3000万円)に達した。
同作品を巡っては、サイバー攻撃やテロ予告など一連の騒動が宣伝効果になったようで、ネット配信、劇場公開とも好調な滑り出しとなった。
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