住宅火災で女性２人死亡 東京・世田谷

12月29日 23時27分

２９日夜、東京・世田谷区で住宅が焼ける火事があり、女性２人が死亡しました。
火事のあと、この住宅に住む９０代と６０代の親子と連絡が取れなくなっていて、警視庁は、死亡したのはこの２人とみて確認を急いでいます。

２９日午後７時すぎ、世田谷区祖師谷の住宅から「煙が出ている」と、近所の人から消防に通報がありました。
消防車など２０台が出て消火に当たり、火は、およそ２時間後に消し止められましたが、住宅の２階部分、７４平方メートルが焼けました。
この火事で、女性２人が逃げ遅れ、住宅の２階から救出されましたが、いずれも運ばれた病院で死亡が確認されました。
警視庁によりますと、火事のあと、この住宅に住む９０代と６０代の親子と連絡が取れなくなっていて、死亡したのはこの２人とみて確認を急いでいます。
また、６０代とみられる男性は自力で避難しましたが、煙を吸って軽いけがをしました。
現場は、小田急線の祖師ヶ谷大蔵駅から北に５００メートルほど離れた住宅などが密集する場所で、警視庁などが火事の原因を調べています。