高橋はるみ知事は２７日、札幌市内で開かれた自身の後援会・北海道を愛するみんなの会の会合の席上、「皆さまの思いをしっかり受け止め、出馬することを決断した」と述べ、来年４月の知事選に４選を目指す決意を初めて公式に明らかにした。

　後援会には道内の幹部約５０人が出席。吉沢慶信会長が「北海道を愛する会として道知事選へ出馬要請することを満場一致で決議された」と述べるとともに、全道各地の後援会から出馬要請が届いていることを報告。後援会を代表して岩見沢後援会が改めて出馬要請した。

　知事は「日ごろ、知事としての活動を温かく見守っていただき、政治家高橋の政治活動にも支援、理解いただき改めて感謝する」と述べ、後援会の要請に「温かい思いを重く受け止めたい。４月の知事選に向け、私自身、皆さまの思いをしっかり受け止めたい」と述べ、正式に出馬表明した。

　後援会の後、知事は「後援会の総意として『ぜひ出馬を』との要請を受け、私自身の気持ちを固めた。道民には１月４日に思いを説明したい」と語った。

　道知事選では、フリーキャスターの佐藤のりゆき氏（６５）が既に出馬を表明。民主、共産も候補擁立を急いでいる。