政府よるホールボディカウンターを使用した福島安全神話
2014年12月29日
マスコミはホールボディカウンターの結果より福島の子供たちの内部被曝はゼロであると報道していますが、それは本当でしょうか。そして、福島県の県民健康調査の検討会で8月24日甲状腺がん悪性と診断された子どもは、悪性疑いも含め103人になったと報告しています。子供たちの検査を進めて行けなければなりません。
ホールボディカウンター(英語:whole body counter)は、体内に存在する放射性物質を体外から計測する装置で福島県では、ホールボディカウンターが各地で検査が行われています。ホールボディカウンターは、原発事故直後の数ヶ月は事故の影響を調べるものですが、今は食物などからのセシウムなどの内部被曝と臓器に取り込まれてなかなか体外に排泄されないセシウムなどの内部被曝量を示しています。私も昨年のベラルーシ訪問以前まではホールボディカウンターは信用できないと発言していましたが、今のホールボディカウンターの測定は原発事故直後の検査とはだいぶ意味合いが違うのです。
御用学者で東大教授の早野龍五氏らはホールボディカウンターを利用して、国民を騙そうとしています。一つには、精密でないホールボディカウンターを使用しています。キャンベラ社のFASTSCANというホールボディカウンターです。遮蔽があるから、開架型よりはましですが、立位式で簡易型ではあるもの。これは、高度汚染をしている時の識別に使う機械ではないかとも思えるものです。高性能のものではないのです。機械の本来の用途を、何かずらして使っています。しかもホールボディカウンターは5分しか計測していません。短すぎます。10分は計らないといけません。それから、下限値を300Bq/Bodyとしています。とても高いのです。。これ以下は測れていないと切り捨てられています。例えば、200ベクレルでも体重20Kgの子供なら
200÷20=10Bq/kgとなります。10Bq/kgというとバンダジェフスキー先生の話では多くの児童で心電図異常を示した危険な数値です。さらに、早野氏は原発事故の直後にホールボディカウンターの測定を言うならまだしも、1年以上経ってから、ホールボディカウンターを測定しようと動き出してます。広島原爆で被爆した人は、一瞬で生じた放射線による被曝と長期における内部被曝により、多くの人が癌になっています。しかしながら、1年以上もたったあとで内部被曝を調査してもおそらく、数値にはでないでしょう。早野氏らは、下限値、機械の型式、所要時間など、素人がわかりにくいのを利用して、ホールボディカウンターで異常が無いと言うことは、起きた健康被害は放射能の影響ではないと言い、政府や東電を擁護しているのです。また、南相馬で市長の下、病院で、東大のチームがいろんなことをやられている話です。上氏や坪倉氏、そして早野氏。上氏は本人が仙谷さんに頼まれて南相馬に入っていたと告白済みです。南相馬などに、こどもを留めるためにおこなっているのは事実でしょう。避難させたくないですからです。このように早野氏らは、ホールボディカウンターを使い、福島安全神話を吹聴しているのです。
さて、NPO法人免疫療法を支援する会のホールボディカウンターは信頼できる物でウクライナで180カ所に置かれています。そして、それは、現地で遮蔽をせずに使用しています。毎日補正するので、値は信頼できます。私も3月に測定しましたが、300ベクレル程度ありました。(5Bq/kg) 例え、東京近郊で内部被曝高かった子供でも、キッズカーボンやケイ素などを使用して、内部被曝量が半分以下になっています。まずは、ホールボディカウンターで測定して、自分の内部被曝の数値を知って、対策を取ることが大事ですね。当院では、子どもから大人まで甲状腺エコーや甲状腺のホルモン検査を行い、甲状腺の状態などを検査を行っています。
以上、武蔵小杉徒歩2分の内科クリニック、一般内科、糖尿病内科の院長の布施純郎のお話でした。
Tags: ホールボディカウンター洗脳, ホールボディカウンター甲状腺
Posted by 武蔵小杉 内科 小杉中央クリニック 川崎市 中原区 病院| 糖尿病 武蔵小杉駅 at 07:32 / 気ままなブログ
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