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中国で「Gmail」が遮断、政府の検閲システムが原因か

2014年 12月 29日 17:15 JST
 
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[北京 29日 ロイター] - 米グーグル(GOOG.O: 株価, 企業情報, レポート)の電子メールサービス「Gmail」が中国で遮断され、言論の自由を追求する市民団体「グレートファイア」は、中国のインターネット検閲システム「グレート・ファイアウォール」が原因との見方を示している。

同団体によると、Gmailの多数のウェブアドレスが26日、アクセス不能となった。ユーザーによると、29日も同サービスはダウンしたままという。

団体のメンバーは「政府は、グーグルの中国でのプレゼンスをさらに排除し、同社の海外市場にも影響を与えようとしている」と指摘。

「Gmailのユーザーが中国の顧客と連絡が取れなくなれば、中国国外の多くのユーザーはGmailから他のサービスへの切り替えを余儀なくされるだろう」と語った。

シンガポールのグーグル広報担当者は電子メールで、「確認したが、われわれサイドでは何も問題はない」としている。

中国では6月以降、グーグルのサービスのほぼすべてに障害が生じているが、先週まではIMAPやSMTP、POP3などのプロトコルを通じてダウンロードしたメールにはアクセスできる状況だった。

 
 

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 12月29日、米グーグルの電子メールサービス「Gmail」が中国で遮断され、市民団体「グレートファイア」は、中国のインターネット検閲システムが原因との見方を示している。グーグルのロゴ。10月撮影(2014年 ロイター/Dado Ruvic)

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