<“現役大学講師”文京先輩の1000円で遊べる 3連複馬券講座>


※　このコラムはJRAの日曜日メイン重賞レースを1000円札1枚分
　　だけ買って楽しもうというコンセプトのコラムです。


<12/7 日曜日 中京11レース GⅠチャンピオンズカップ>


今年から中京競馬場で行われる、新設のGⅠチャンピオンズカップ。
GⅠ馬が10頭参戦し、国内ダート王者を決めるにふさわしいメンツです。

事実上の第1回なので、今までの同条件距離でのデーターを使います。

そこでまずは、近年の中京ダート1800メートルで行われた、
同じ条件でのレースを、ここ3年分で分析してみました。
(中京競馬場改修後のみ)

すると、“ある重大な事実”が、浮かび上がります。

【先行馬天国】

2012年以降、同条件の中京ダート1800メートル、158戦のうち
なんと124戦が、4コーナーで5番手までにいる先行馬が勝利しています。

80％～90％の同条件レースで、この結果が出ている以上
“先行馬を軸”にせざるを得ません。

そこで候補を絞るために、それぞれの馬の前走のレースレベルを
検証してみました。
そこから、出る結論は、前走【JBCクラシック】組が強いと
いうことです。

11/3に、盛岡で行われた、GⅠJBCクラシックですが、このレースも
GⅠ馬6頭出走し、非常にレベルの高いメンバーでした。

勝ち馬コパノリッキーが出した、2分0秒８は、従来のレースレコードを
1秒も短縮したのが、レベルの高いレースであった証明です。

参考までに同距離のJRAでの唯一の重賞、GⅢシリウスステークスは
2分04秒台の決着が大半。
これを見ても、JBCクラシックがいかにレベルが高かったかの
証明ができます。

そこで【軸馬をJBCクラシック組】に絞り込みます。

しかし困ったことに、JBCの１～5着が全てこのチャンピオンズカップに
出走してきました。
そこで、各馬の短評を出してみます。

1着コパノリッキー　
今回も当然逃げるだろうが、盛岡と比べ、中京の直線は長く、坂もある。
あと、ひと踏ん張りへの影響は心配。レコードを出した反動は？
今回1番人気が故に、不安が余計に見えてくる。

2着クリソライト
JBCでは、5番手から見どころある末脚で、2着入線を果たす。
阪神での実績もあることから、中京の坂もこなせるだろう。
騎手が外人は魅力。主力視できる。

3着ワンダーアキュート
8歳を迎えても、GⅠ勝ちを果たすなど、どこのコースでも堅実な
戦跡は魅力。今回も掲示板に入る可能性は一番高そうな馬。
少なくてもヒモからは切れない。

4着ホッコータルマエ
GⅠ５勝、今年の春まで、日本最強ダート馬と言われていた馬。
ドバイワールドカップでの大敗、JBCクラシックも4着と心配されて
いるが、JBCは長期休み明けの上に、ストレス性腸炎を発症しながらの
出走だったので、参考外。騎手はやや不安も、未だに最強馬である
可能性は充分に有り。主力視充分。

5着ベストウォーリア
JBCではバテ気味に負けたもの、これは距離が長かっただけ。
1800mに短縮される、今回は普通に先行できて追走できそう。
ずっと、左回りのレース使ってきたのも、ここが目標ということで
好感がもてる。穴に面白い1頭。


そこで、この軸馬候補の中から、“最強馬経験者”ホッコータルマエを
軸とすることにしました。今回1番人気にならないのも好材料です。
道中のマークが薄くなり、ノーマークの先行押し切りを期待します。


相手本線には、JBC1着、2着馬のコパノリッキー、クリソライトを
置き、3連複10点勝負といきたいと思います。


“軸馬 8番 ホッコータルマエ”

【買い目】3連複2頭流し

３－８　→２，５，９、１１，１２
８－１４→２，５，９、１１，１２

※ (3-8-14も可能なら購入推奨)