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Gメール 中国全土で使えず 政府が規制か
12月29日 21時25分

インターネット検索大手のグーグルが提供するメールサービス「Gmail」の送信と受信が、中国本土で、先週末からほとんどできない状態が続いていて、中国政府が使用を規制している可能性が指摘されています。

中国本土では、今月26日以降、グーグルが提供するメールサービス「Gmail」にほとんどアクセスできず、メールの送信や受信ができない状態が続いています。グーグルのスポークスマンは、ロイター通信の取材に対し、「調査を行ったが、われわれ側に問題は見つかっていない」と答えていて、中国政府が使用を規制している可能性が指摘されています。
中国外務省の華春瑩報道官は、29日の定例の記者会見で、「この件については知らない」と述べるにとどまり、中国政府の関与については言及しませんでした。
中国政府は、インターネット上で、政府に批判的な言論や世論が広がることを警戒していて、ツイッターやフェイスブックについては、国内で使用できないように接続を遮断しています。
最近では、ことし8月に、中国版「LINE」とも呼ばれ、3億人以上のユーザーがいる「ウェイシン(微信)」の新規利用者に実名登録を義務づけるなど、インターネットの規制を強化しています。

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