最終話が色々物議を醸したことを関係者の方も把握しているようで、興味深いブログ記事を見つけました。

ゆゆゆの作監の方がブログで裏設定(個人的な解釈?)を公開していたので、紹介します(。・ω・)ノ゙

後で見たら何故か削除されており、見れなくなっていたので文章だけ抜粋します。
(もしかしてマズイ暴露だったんでしょうか?削除の理由はわかりません…)

yuyuyu001urabanashi


-以下、抜粋した文章-

結城友奈 最終話 [仕事]

「結城友奈は勇者である」放送終了いたしました。

(友奈達の戦いは終わり、次の勇者へと受け継がれた)

ネットで様々な感想を拝見しました。
説明不足と言われれば確かにそうかも知れません。
説明不足の為に、基本的な部分を違った解釈で理解している方もいらっしゃった様です。
と、いう事で少し世界観などの説明をしていきたいと思います。今回だけで語るには、時間的に余裕がありませんので、追記という形になるかも知れません。


設定は古事記の国譲りが元ネタとなっています。
大まかに書きます。出雲の国は、昔々、大国主大神(オオクニヌシノオオカミ)という神様が治めていました。

高天原(天上の神々の国)を治めていた天照大神(アマテラスオオミカミ)はその様子をご覧になり、「葦原中国(あしはらのなかつくに)は我が子が統治すべき」とお思いになりました。

そこでアマテラスは「先に行って地上の神たちを服従させなさい」とおっしゃって、アメノホヒ、アメノワカヒコ、キジを送りましたが、使者は誰も帰ってきませんでした。

アマテラスは力自慢のタケミカヅチと足の速いアメノトリフネを差し向け武力で解決しようと考え。結果的にオオクニヌシは「仰せのとおりこの国をお譲りします」と言わせ、「そのかわりとして高天原の大御神様の御殿のような神殿を建てていただきたい。」というタケミカズチの願いを聞き入れ。それが現在の出雲大社だと言われています。(友奈達の変身姿は日本神話をベースに、和風にデザインされています)

以後、天照大神(アマテラスオオミカミ)を天津神、大国主大神(オオクニヌシノオオカミ)を国津神と記述します。

西暦2015年、人類の行き過ぎた繁栄を見た天津神が「増長する悪」と判断し、人類粛清を始めます。その尖兵となる物を、人類は「バーテックス」と呼び、国津神は人類の味方となり、その姿を神樹に変え四国の地だけは粛清から免れました。

西暦2018年、四国にバーテックス来襲。神樹の力を授かった者達が現れる。西暦での「勇者」システムが登場します。
翌年、バーテックスを退けるが防衛がやっとの状況。人類はこの地から出ないという条件で攻撃を止めてもらう。

西暦2023年、大赦と政府による整備体制を確立し西暦が終わります。

翌年、神世紀1年「神樹」を祀る神世紀が始まります。


今回、アニメになった部分は、物語が始まる2年前。神世紀298年に勃発した「瀬戸大橋跡地の合戦」の結末・後日談という事になるのだと思います。

☆注意)一部ネタバレがあります。

瀬戸大橋跡地に出現したバーテックスを撃退すべくプロトタイプの勇者となった「乃木園子」「三ノ輪銀」「鷲尾須美」が出撃するが、「三ノ輪銀」が命を落とします。
代償の大きさに大赦は神樹に死なない力を要求し、神樹はサポートとして精霊を送り出し、一定の力を使うと、体の一部を供物として捧げて、強力な勇者として変貌をとげる事が出来る新しい勇者システムを与えます。

残された二人はその力を使い、敵を完全に押し返す事が出来た。だが「乃木園子」は植物人間に、「鷲尾須美(東郷美森)」は両足の機能と記憶を失う。

敵は押し返しただけに過ぎず、近いうちに必ず来る。
大赦は勇者システムを本格的に取り入れ、四国全土で適合者を絞込み、100人近い適合者を4~5人のグループに分けて各地の海辺に配置。そのグループには必ず1人「お目付け役」が派遣される。
その役割が「犬吠埼 風」だと思われます。
ちなみに「瀬戸大橋跡地の合戦」の樹海化の悪影響で親が亡くなっています。

友奈の両親は健在ですが、アニメでその表現は一切ありませんでした。
押し花は母親から、格闘術は父親から教わった様です。

「三好 花凜」は勇者システムのエキスパートとして育成され、援軍として讃州学園へ送り込まれました。
また、花凜は、命を落とした「三ノ輪銀」のスマホを回収・改造されたスマホを渡されています。

バーテックスは「星屑」という物が合体する事で成体となりその種類は星座の数と同じ数(88星座)だけ存在し、日本周辺では横道12星座ににちなんだバーテックスが存在しています。



個人的な見解ですが、今回は、新・勇者システム(死なない・死ねない)に変わってからの「瀬戸大橋跡地の合戦」での敵、12星座+1の全ての敵を殲滅をする事で、神樹の勇者としての任務から開放され、その代償として供物が戻されたと考えます。
残念ながら「三ノ輪銀」の死亡は、新・勇者システム前という事で復活はしない。しかし、その思いは知らないだけで、花凜にしっかり受け継がれている。人は死んでもその思いは残るというのは、そういう意味なんだと思う。
違っていたらごめんなさい。


基本的な設定しか知りませんし、全て書く訳にもいきませんので、大まかなポイントとなる部分を説明してみました。アニメと基本設定の矛盾点もあるかも知れません。
録画されている方、ソフトをご購入される方は、これを参考にもう一度観返してみるのもいいかも知れません。

感想はそれぞれ思う様に受け止めればいいのだとと思います。
人に思いを伝えるのは、とても難しくて、伝わった時には、これほど楽しく幸せな事ってないですね~。

今回はここまで。


以上