2014年12月29日19時10分
山口県は29日、県内で高病原性鳥インフルエンザウイルスに感染した疑いのある事例が確認された、と発表した。県によると、同県長門市の養鶏場で感染した疑いのある鶏が見つかったという。この養鶏場では、約3万3千羽の肉用種鶏を飼育している。県は同日午後6時半から対策会議を開き、対応を協議する。
山口県内では2004年に同県阿東町(当時)の養鶏場の鶏から高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出され、11年には同県宇部市の公園で死んだコクチョウなどから高病原性のウイルスが確認された。
今年は韓国で高病原性鳥インフルエンザが猛威を振るい、日本国内でも感染した鳥が各地で確認されている。今季は宮崎県延岡市や宮崎市の養鶏場の鶏、鹿児島県出水市のツルのほか、島根、千葉、鳥取の各県でも鳥への感染が確認され、自治体などが警戒を呼びかけている。
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朝日新聞社会部
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