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東京都エボラ出血熱対応マニュアル作成
12月24日 4時09分

東京都エボラ出血熱対応マニュアル作成
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西アフリカを中心にエボラ出血熱の感染が広がるなか、東京都は都内で患者が確認された場合に備えて、保健所や指定医療機関などを対象に対応の手順を示した初めてのマニュアルを作成しました。

エボラ出血熱は西アフリカを中心に流行が続いていて、東京都は都内で患者が確認された場合に備えて先月、患者の搬送や治療の手順などを確認する訓練を行いました。これを踏まえ都は、保健所や消防、それに指定医療機関などを対象に対応の手順を示した初めてのマニュアルを作成しました。
この中では、医療機関への患者の搬送や検査・治療などについて連携する関係機関が多いことから、それぞれの役割を分かりやすくまとめたほか、連絡先のリストも掲載しています。
さらに、医療関係者の2次感染を防ぐため、防護服に患者の血液などが付かないよう適切な着脱方法を写真入りで紹介しています。
また、患者を搬送する際はカプセル付きのストレッチャーを使うことになっていましたが、重さが80キロあるため、全身を覆える軽量のビニール製の袋を用意したということです。
東京都は「患者が確認されてもマニュアルに基づいて万全に対応し、感染の拡大を防ぎたい」としています。

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