西アフリカ・エボラ出血熱 緊急支援プロジェクトのブログ

西アフリカエボラ出血熱 緊急支援プロジェクト
一人でも多くの人に安心を届けたい
エボラウイルスの感染拡大を阻止するため、スーパーアルファ水プラントの設置計画を進めております。


テーマ:
エボラで亡くなった方のお墓です。

今日は単独で、首都フリータウンの街にある
エボラで亡くなった方だけのお墓に取材にいきました。

ニュースなどでは防護服を着て、遺体を運んだり
患者の手当などを見ることもあると思います。
シエレオネでエボラが蔓延している原因に
土葬ということを聞きましたので、現場を取材しました。

まさに地獄のようなところです。ゴミ処理場と隣接して
ゴミと一緒に深さ1メートもないところに土葬しています。
この1区画で1000体以上は埋葬されています。

遺体の増える量が大変で、毎日お墓を作っても間に合わない
と嘆いていました。

遺体を運んでくるのも、普通のトラックの荷台にシートで
包まれてくるだけで、お墓へ埋葬するときだけ
防護服をきている人が埋葬していますが
埋めるのは現地の貧しい人が私服でサンダルで作業してます。

エボラ出血熱の感染により亡くなられた方のご遺体を埋葬している横で、普通に食事をしている家族がいたり、子供がごみ処理の仕事をしています。
防護服を着ているのは、偉い役人みたな人だけです。

自分も短パンTシャツサンダルで撮影していました。
撮影に気を取られて転んでしまい、感染者のご遺体と
接触していました。
接触だけで感染はしないので、
大丈夫だと思いますが、帰国時に再度検査しようと思います。

首都の街にこんな場所があるのはとてもショックです。
シエラレオネは世界で最も貧しい国と言われています。
首都ですらスラム街みたいな感じで、海外から来ている方の姿もなく、
一見怖そうですが、人はとても優しく、世界一惨い内戦の
イメージで怖い印象がありますが、僕が一人でいると
いろいろ話しかけてくれて本当に暖かい人が多いです。
でも内戦で腕を切り落とされるのは本当で腕のない人が
多数見かけます。

内戦も終わり立ち直ろうとしているとこでエボラで
国が大きなダメージを受けてます。
僕らの仕事が少しでも役に立つと信じて頑張ります。





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