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台風23号発生 過去2番目に遅い記録12月29日 10時10分
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29日午前、フィリピン南部付近で台風23号が発生しました。
12月29日の台風発生は、気象庁が統計を取り始めてから過去2番目に遅い記録となります。
気象庁の観測によりますと、29日午前9時、フィリピン南部のミンダナオ島付近で熱帯低気圧が台風23号に変わりました。
中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、中心から半径170キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
台風は1時間に10キロの速さで西北西へ進んでいて、気象庁は付近を通る船舶に注意を呼びかけています。
12月29日の台風発生は、気象庁が台風の統計を取り始めた63年前の昭和26年以降、平成12年12月30日に発生した台風23号に次いで2番目に遅い記録となりました。