増税迫る! 東京都の世田谷区・品川区・大田区の「相続税試算マップ」を公開

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増税迫る! 東京都の世田谷区・品川区・大田区の「相続税試算マップ」を公開

御木本千春  [2014/12/29]

すばる会計事務所が運営する相続サポートセンター東京はこのほど、東京都世田谷区・品川区・大田区の「相続税試算マップ」を公開した。

2015年1月からいよいよ相続税が増税される。今回の試算マップでは、駅前だけではなく、住宅街の多い小学校や中学校付近を中心に試算を実施。試算の前提は、相続人2人の2次相続、土地が約36坪(120平方メートル)、金融資産が2,000万円、その他資産を500万円と設定している。

まず、世田谷区について見ると、全体的に改正前から相続税0円の地域がないことから、増税後は300万円~400万円の増税になる地域が多いことが判明。例えば、経堂小学校は改正前の42万円から改正後は383万円に、長谷川町子美術館は改正前の相続税102万円から改正後は473万円に増税されると予想している。

なお、世田谷区は高級住宅街のイメージがあり路線価も平均的に高く、相続税もそれなりにかかってはくるものの、JRの主要駅がないため、突出して高額な相続税額になる地域はなかったという。

世田谷区「相続税試算マップ」

品川区についても、全体的に改正前から相続税0円の地域がないことから、改正後は300万円~400万円程度の増税となる地域がほとんどとなった。中でも山手線の内側に当たる御殿山小学校では、改正前でも400万円の相続税額がかかるところ、改正後は倍の800万円以上となった。

また、品川区は五反田駅、大崎駅、大井町駅などJRの主要駅があるため、駅前の場合は1,000万円以上の税額になることは確実だと見込んでいる。

品川区「相続税試算マップ」

大田区について見ると、蒲田駅前の大田区役所が一桁違う2,014万円、田園調布駅前が同様に1,108万円の相続税額となったものの、住宅街では100~300万円ほどの地域が多くなった。

例えば、大森東中学校は改正前0円だったのが、改正後は142万円の課税、久原小学校は同じく改正前0円だったのが、改正後は293万円課税されると試算している。

大田区「相続税試算マップ」

同センターは、改正前はあまり相続税がかかっていなかった地域で、対策を全く行っていないケースが多いと指摘。相続税対策として、個別相談会にて無料の「相続税概算シミュレーション」を実施し、戸籍謄本、不動産の謄本、固定資産税の納付書などを用いて、概算にて相続税がどれくらいかかるかシミュレーションを行う。

個別相談会の場所は北千住マルイ10階(シアター1010)東京都足立区千住3-92。開催日は2015年1月26日、2月23日、3月23日、4月27日、5月25日、6月22日(曜日はすべて月曜日)。開催時間は10:00~17:00(最終受付16:00)。

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