「正恩氏暗殺」映画:興行収入 初日1億2500万円

毎日新聞 2014年12月27日 10時45分(最終更新 12月27日 15時27分)

「ザ・インタビュー」の公開初日に上映館でチケットを手にする男性=2014年12月25日、AP
「ザ・インタビュー」の公開初日に上映館でチケットを手にする男性=2014年12月25日、AP

 【ロサンゼルス堀山明子】全米の映画興行成績をまとめるボックスオフィスは26日、ソニーの米映画子会社、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)のコメディー映画で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の暗殺計画を題材にした「ザ・インタビュー」の興行収入が公開初日の25日だけで104万ドル(約1億2500万円)に達したと発表した。上映された映画館は331館に上った。

 SPEの配給担当責任者は26日に発表した声明で「全米で多くの人が映画館に足を運んでくれて最高にうれしい」と初日の結果に満足感を示した。24日から始まったインターネット有料配信の購買数などは明らかにされていない。

 クリスマスの25日は、来年2月発表のアカデミー賞を狙う大作が数多く封切りされ、競争が最も激しい時期だ。25日の興行成績1位は、第二次世界大戦で旧日本軍の捕虜になった元米軍人の生涯を描き、米人気女優アンジェリーナ・ジョリーさんが監督を務めた「アンブロークン」。3131館で上映され、興行収入は1560万ドル(約18億8000万円)だった。

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