40代・宮沢りえ、30代・広末涼子、20代・能年玲奈が美の競演
2014年12月28日 16時51分
「第27回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞」表彰式が28日、都内のホテルで行われ、各世代の女優が集結。“美の競演”を繰り広げた。
主演女優賞を受賞したのは、40代の宮沢りえ(41)だ。7年ぶりの映画主演となった「紙の月」の演技が評価された。宮沢は「この作品に出会えたことは、人生のいとおしい1ページになったと思います」と語った。
9月には、デビュー当時から宮沢と“二人三脚”で歩んできた母・光子さんが亡くなった。「私を支え、励まし、叱って、愛してくれた母がいたからこそ、今の自分がいるということをお伝えしたいと思います」と涙ぐみながら、亡き母への思いを語った。
「想いのこし」「柘榴坂の仇討」で助演女優賞に選ばれた30代の広末涼子(34)は、妖艶な青いドレスで登場。1999年に同賞新人賞を受賞しており、この日は約15年ぶりの表彰式となった。「そのころ(99年)はまだ自分も10代で、おばさんになったら女優を辞めたいと思っていました。あの人おばさんになったね、と言われるのがイヤで」と明かした。
「ホットロード」で新人賞に輝いた能年玲奈(21)は、20代らしい赤と白のさわやかなドレスで登壇した。緊張を隠せない様子で、声も小さいことを司会の露木茂に突っ込まれると、「こういう場だとしっかりしなきゃという思いが空回って声が小さくなります」とまたまた小さな声で漏らした。
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