引っ張りまくってオリックス残留した“不思議ちゃん”金子
2014年12月29日 09時06分
【プロ野球大将2014:不思議な大将=オリックス・金子千尋投手】16勝5敗で防御率1・98。最多勝に最優秀防御率、MVP、沢村賞、ベストナイン、ゴールデングラブ…とタイトルや賞を総なめにした右腕は、シーズンが終わると前代未聞の行動に出た。
ポスティングシステムを利用してのメジャー移籍を希望しつつも、保有していた国内FA権を行使。2つの制度の併用だけでもサプライズだったのに、FA移籍にはマイナス材料にもなりかねない右ヒジの手術(骨棘除去)を受けた。
それでも阪神、中日、楽天、DeNAにオリックスを交えた計5球団による争奪戦はヒートアップ。各球団から熱心に話を聞くなど金子自身も移籍に前向きな姿勢も見せていたが、引っ張るだけ引っ張って導き出した結論はオリックス残留だった。
投球だけでなく、その不思議ちゃんぶりも球界トップクラスです。
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