【BOX】内山「早く試合がしたい」6人全員異常なし
2014年12月28日17時55分 スポーツ報知
◆報知新聞社後援 プロボクシング・トリプル世界戦 ▽WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ 王者・内山高志―同級8位・イスラエル・ペレス ▽WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ 王者・河野公平―同級5位・ノルベルト・ヒメネス ▽WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ 王者・アルベルト・ロセル―同級6位・田口良一(31日、東京・大田区総合体育館)
予備検診が28日、東京都内で行われ、スーパーフェザー級チャンピオンの内山高志、スーパーフライ級王者の河野公平(ともにワタナベ)ら出場6選手は全員異常なしと診断された。
内山は挑戦者のイスラエル・ペレス(アルゼンチン)に対しリーチで6・2センチ上回った。顔色もいい王者は「早く試合がしたい。ただ勝つだけだ」と自信満々だった。
河野と挑戦者のノルベルト・ヒメネス(ドミニカ共和国)に大きな体格差はなかった。計量日を1日早く勘違いしていた河野は「コンディションばっちり。いつになく順調」と笑った。
ライトフライ級王座に挑戦する田口良一(ワタナベ)は王者のアルベルト・ロセル(ペルー)と比べ、身長は13センチ高く、リーチは13・8センチ長かった。田口は「自分は前に出ていくので、リーチ差などは関係ない。勝って人生を変えたい」と気を引き締めた。