【マラソン】川内、リオ五輪へ「タイムより勝負にこだわる」
2014年12月29日6時0分 スポーツ報知
仁川アジア大会男子マラソン銅メダルの川内優輝(27)=埼玉県庁=が28日、スペイン・バルセロナで行われる10キロレース(31日)に出場するため、成田空港発の航空機で出発。昨年に続き2年連続でスペインでの大みそか出走。「前に行った時は、2時間9分を2か月連続を切ったことで、(世界陸上短距離3冠の)ボルト選手と雑誌の同じページに載っていた」。現地でも注目されているという公務員ランナーは「海外のレースは常に勉強になる。来年以降に生かしたい」と語った。
来年8月の北京世界陸上の選考会には出場しないが、1月からは自己最長の20週連続でレース出場を計画。フルマラソン出場は「今年と同じ(13回)くらい」とし、場数を踏んで12月のリオ五輪選考会となる福岡国際に備える。「来年はタイムより勝負にこだわる。秋以降はレースも絞る」とプランを明かした。