総務区民委員会会議録(平成24年11月22日)
更新日 2013年02月25日
総務区民委員会会議録
1 開会年月日
平成24年11月22日(木曜日)2 開会場所
第一委員会室3 出席委員(9名)
委員長 橋本直和副委員長 板倉美千代
理事 白石英行
理事 高山泰三
理事 上田ゆきこ
理事 萬立幹夫
理事 松丸昌史
理事 田中和子
委員 戸井田ひろし
4 欠席委員
なし5 委員外議員
議長 宮崎文雄6 出席説明員
成澤廣修 区長瀧康弘 副区長
原口洋志 教育長
渡部敏明 企画政策部長
久住智治 企画課長事務取扱企画政策部参事
吉岡利行 財政課長事務取扱企画政策部参事
竹澤正美 総務部長兼危機管理室長
石嶋大介 広報課長
小野澤勝美 総務課長
田中邦彦 選挙管理委員会事務局長
7 事務局職員
事務局長 田中芳夫議会主査 池田征央
主事 間仲俊介
8 本日の付議事件
(1) 付託議案審査1) 報告第 5号 地方自治法第179条第1項の規定により処分した平成24年度文京区一般会計補正予算(第2回)の報告及びその承認について
2) 議案第100号 平成24年度文京区一般会計補正予算
午後4時23分 開会
橋本委員長 ただいまから総務区民委員会を開会いたします。
橋本委員長 委員等の出席状況ですが、委員、理事者、区長を初め関係理事者は全員出席をいたしております。
橋本委員長 本日の付託議案審査について、本日の審査に当たりお諮りをしたいと思います。
先刻付託された議案第100号は、本年度第3回の一般会計補正予算であり、既に本会議初日に付託された報告第5号が本年度第2回の一般会計補正予算の専決処分であることから、報告第5号を先に審査する必要があります。
よって、本日の付託議案審査に報告第5号を加え、最初に報告第5号、次に議案第100号の順に進行してまいりたいと思いますが、よろしいですか。
(「はい」と言う人あり)
橋本委員長 理事会について、必要に応じ協議して開催することといたしたいと思いますが、よろしいですか。
(「はい」と言う人あり)
橋本委員長 本日の委員会運営について、付託議案審査2件、報告1件、予算1件、その他本会議での委員会報告について、委員会記録について、閉会、以上の運びにより委員会を運営したいと思いますが、よろしいですか。
(「はい」と言う人あり)
橋本委員長 それでは、付託議案審査2件、報告第5号、地方自治法第179条第1項の規定により処分した平成24年度文京区一般会計補正予算(第2回)の報告及びその承認について、説明及び質疑については、歳入歳出一括で行います。
提案理由説明。報告第5号議案、竹澤総務部長。予算書、事項別明細書、内容説明書については、吉岡財政課長。
竹澤総務部長。
竹澤総務部長 ただいま議題とされました報告第5号、地方自治法第179条第1項の規定により処分した平成24年度文京区一般会計補正予算(第2回)の報告及びその承認についてに関しまして、総括的な御説明を申し上げます。
去る10月25日、東京都知事の辞職表明があり、東京都選挙管理委員会が都知事選挙の期日等を12月16日に決定したことに伴い、速やかに所要の契約手続等に着手する必要がございました。
このため東京都知事選挙に係る一般会計補正予算(第2回)8,721万3,000円について、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、議会を招集する時間的な余裕がなかったため、専決処分により対応させていただきました。
内容につきましては、後ほど財政課長から御説明を申し上げます。
よろしく御審議の上、御承認を賜りますようお願い申し上げます。
橋本委員長 吉岡財政課長。
吉岡企画政策部参事 それでは、補正予算について御説明申し上げます。
地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分いたしましたのは、平成24年度文京区一般会計補正予算で、本年度第2回の補正でございます。その内容は、本年12月16日に執行する都知事選挙に要する経費でございます。
5ページの予算総則をごらんください。
予算総則を読み上げさせていただきます。
平成24年度文京区の一般会計の補正予算は、次に定めるところによる。
第1条 歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ8,721万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ724億8,336万1,000円と定める。
2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
以上でございます。
内容につきましては、事項別明細書により御説明申し上げます。
恐れ入りますが、14ページをお開きください。
初めに歳入でございます。14款都支出金、3項都委託金、1目総務費委託金、補正額が8,721万3,000円でございます。都知事選挙委託金でございます。
続きまして歳出でございます。
恐れ入りますが、18ページをお開きください。
2款総務費、5項選挙費、3目都知事選挙費、補正額8,721万3,000円でございます。内容につきましては、都知事選挙費の執行に係る経費でございます。
説明は以上でございます。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。
橋本委員長 質疑のある方、いらっしゃいますか。
萬立委員。
萬立委員 次のところも一緒にかかわってしまっても、これは構わないんでしょうか。そうしたら次はやりませんけれども。
橋本委員長 では、いいですね。
萬立委員 次も先に聞くんですか。
(「次聞かないで質問しちゃっても」「それぞれで」と言う人あり)
萬立委員 それぞれですね。では2つほど確認します。
いわば急転直下でダブル選挙ということになりまして、なかなか御苦労が実務的にも多いかと思っております。1つは今回の選挙の広報の仕方でありますが、区報が25日付で配られることになっていまして、これは多分、期日との関係だと思うんですが、東京都知事選挙の投票日ということの御案内が、これから配られます。これには総選挙については一切言及はなしということですが、こういう広報紙を通しての、いわばダブル選挙の広報の仕方を今後どうされるのか、これが1点であります。
それと、今回新しく選挙公報の配布の委託というものを行って、2,700万円ほどついておりますけれども、従来は新聞折り込みなどが中心でありました。ただ、新聞購読者が全体の割合としては減っているということを考えた場合には、こういう手だてをとることというのが大変大事になっていると思います。
予算的にもさほど変わりないというふうにお聞きしましたけれども、その執行に当たっての文書を見たときに、全戸に配布がされる時期的なもので、3日、4日の経過の配布のずれが生じる可能性があるということが書かれておりますけれども、今回の都知事選挙の場合についても、かつてと比べればその選挙期間は短くなっておりますので、選挙公報が各戸に配られる、そのタイミングというのが余りばらつきがあってもまずいかというふうに思うんですけれども、このあたりの委託をされる業者との関係ではどういう契約になって、できるならば決められた日にさっと配布をされるような形が望ましいかと思いますけれども、この2点はいかがでしょうか。
橋本委員長 田中選管事務局長。
田中選挙管理委員 会事務局長 まず区報等の広報の仕方ということですけれども、今回は11月25日号に都知事選挙のみの区報が掲載されるということですけれども、この場合は、この記事の掲載依頼をして、区報の最終校正が終わって、印刷にかかった時点で衆議院が解散ということになりましたので、これは時間的にも印刷工程的にも、取り下げも組みかえもできなかったということでございます。
その後、衆議院議員選挙についても、都知事選挙についても両方の広報ということで、今回は特集号を中間に発行いたしまして、それから12月10日号でさらに両選挙の広報をいたします。
時間的余裕がない中で、そういうことになってしまいましたけれども、多分、都知事選挙の区報が配られた時点で、区民の方から文京区は衆議院議員選挙の広報はしないのかというような問い合わせがあるかと思いますけれども、それは十分御説明を申し上げて理解をいただきたいというふうに思っております。
それから、2点目の選挙公報の配布ですけれども、今回から全戸配布ということにいたしました。今までは、新聞折り込みという形で選挙人の方にお配りをしていたんですけれども、新聞の購買数も大分減ってきているということで、どういう方法が一番いいだろうということで、今まで選挙公報を折り込みをされている新聞の専売所の方に相談をして、個別に配送ができるかということで調整をしたところ、地元を非常に熟知している方たちですので、配り漏れがないということと、それから区境をはっきり分かっている方が皆さんいらっしゃるので、そういう点でも、これは戸別配布が一番選挙人の方に配布する方法としてはいいのではないかということで、今回から公報の全戸配布をいたしました。
時間差ですけれども、選挙公報を専売所に持ち込んでからの時間差ということになると思うんですけれども、2、3日の余裕を見ていて、もし配布漏れがあると困るので2、3日期日をもらいたいということでしたので、その期間に配る、終わるということをお願いしておりますけれども、大半は初日に納入された時点で、ほとんど配り終えるだろうというふうに言われています。
そのほか、配り漏れがあるところに関しては、次の日ということで3日間余裕を持って配りたいというふうに思っております。
橋本委員長 萬立委員。
萬立委員 了解しました。ぜひ周知のところは徹底していただきたいと思います。
それで1点、これはお願いというか、ぜひ検討していただきたいなと思うんですけれども、今回の選挙は都知事選に加えて、あとの議題になります総選挙、これは2種類選挙があります。最高裁判所の国民審査も同時に行われているということで、投票行為が4つになるわけですよね。
これまでダブル、トリプルなどありましたが、4つというのはなかなか経験がないかと思うんですけれども、その投票所の、いわゆる無効票をなくすための手だてというところでは、相当細心の注意を図る必要があるのではないかと思います。
投票所は、最初に小選挙区をやって、その後、比例と国民審査をやって、最後に都知事選挙ということが当日は行われるということですが、特に心配しているのは期日前の投票で、ここのシビックと、あと出先でやるところがありますけれども、そのスペース的になかなか確保できないということで、従来ダブル選挙になったときも一緒に投票用紙を渡して箱は別にしていただくということが行われてきていると思うんですが、今回はどういうふうになるんでしょうか。
橋本委員長 田中選管事務局長。
田中選挙管理委員 会事務局長 今回も期日前投票の会場ですけれども、シビックセンターでは障害者会館、それからそのほかの外では、汐見地域センター、それから大原地域活動センター、それから福祉センターと、この3カ所でやるわけですけれども、いずれも会場の制限がございます。シビックセンターの3階の障害者会館では、ある程度そういう分けるということで、衆議院の小選挙区、比例、それから国民審査をお渡しして、投票していただいた後に都知事選挙をしていただくという、2つに分けるという形で執行したいというふうに思っております。
それから、あと3つの期日前投票所ですけれども、これは場所の制限が非常にございまして、この場合は一度に4つの投票をお渡しして、きちんと説明を申し上げて投票していただく。一番心配するのは、ほかの投票用紙に候補者の名前を書いてしまう、用紙を取り違えてしまうということになると投票が無効になってしまいますので、それだけは十分注意していただけるようにきちんと説明を申し上げて、投票をしていただこうというふうに考えております。
いずれも投票箱は4つでございます。投票するときは多分色別になっておりますので間違わないということでございますけれども、投票を書くときが一番問題でございまして、場所の制限がございますので、4つ一緒に渡さなくてはいけないんですけれども、きちんと御説明申し上げる、あるいは投票記載所のところで、もう一度声をかけて間違わないように説明をすると、そういう方法をとりまして投票していただくということになると思います。よろしくお願いします。
橋本委員長 萬立委員。
萬立委員 総務委員会で、たしかおととしに私、この件について伺ったことがあるんですけれども、2010年の参議院選挙のときには、参議院も比例と選挙区がありますから2種あったわけですが、そうすると2,255の無効票が出た。全体で占める割合は2.2%なんです。
そのうち27%の618票が候補者でない者の氏名を記載したということ、白紙が最も多かったということでありますけれども、だったんですね。ただ、その年だったでしょうか、単独で都知事選挙を行ったときには、無効票は1.2%なんですね、半分。ダブルになると、やはり間違えるというのが、どこの経過で起きたかはなかなか定かでないですけれども、あり得る。これが今回は国民審査というものも含めると4種類ということですから、やはりせっかく投票所に足を運んで投票されるという皆さんの民意がきちんと反映できるような形で、間違いが少なくともないようにというところは、大事な観点ではないかと思うんですね。
ですから、会場はもうお決めになって広報されていますから、そこでやるほかないと思うんですけれども、何らかの手当を短期日で大変忙しい中で申しわけないんですけれども、ぜひ検討できる、してほしいというふうに切に思うわけであります。
あとで言いませんからあれですが、総選挙の選挙予算も、かつてと随分減っていますよね。これはどういう意味合いかよく分かりませんが、事業仕分けの中で少し減らされたという経過があるように聞いていますけれども、予算が本当に必要だったらばきちんとつけることを要望して、間違いなく国民の皆さんの意思が投票に反映できるような仕組みをまずつくっていただきたいということを要望します。
橋本委員長 吉岡財政課長。
吉岡企画政策部参事 今回の予算のつくり方でございますけれども、まず初めに都知事の選挙がございまして、それはきちんと必要数を見て予算を組んでおります。それに衆議院議員の選挙が入ってきたということで、都知事選挙では投票所、会場が同じでございますので、その部分ではプラスされる部分を追加して計上しておるというところでございますし、あと広報やポスター掲示場などにつきましては、独自につくりますので、それらについてはプラスになって、また特集号などをプラスで配布いたしますので、その部分についてはまたプラスになったというような予算の組み方をしてございますので、過不足なく必要な経費を盛り込んでおるというところでございます。
橋本委員長 よろしいですか。
田中選管事務局長。
田中選挙管理委員 会事務局長 まず投票所ですけれども、26の投票所ですけれども、その場合は、最初に小選挙区を書いていただいて投票していただく。その次に比例と国民審査を投票していただくわけですけれども、これは多分間違いようがないと、用紙を間違えますと書く項目も違いますので、間違えようがないということで、それを投票された後に、最後に都知事選挙ということになりますので、4つの選挙があっても、これは間違えようがないのではないかというふうに思っています。
一番危惧するのは期日前投票の場所ですね。4つ一度に渡されますので、取り違えるという可能性は全くないというふうには、幾ら説明しても全くないというふうには言えませんので、そこを間違わないように従事者のほうに十分説明するように指導をして、また書く際にも投票記載所のそばに人の案内を立たせて、そこでまたさらに説明をすると。間違っていませんかというようなことで説明をすると、そういうことで対応したいというふうに考えております。
橋本委員長 萬立委員。
萬立委員 ぜひ人の配置を含めて、必要ならばということも検討していただいて、残念ながら間違えてしまったというような結果が出ないように、よろしくお願いしたいと思います。
予算が削られたというのは、今回そういう同時になったから減ったというのは当然分かりますけれども、かつてから比べると、衆議院選挙のときも8,000万円ぐらいあったときがありましたよね、予算が。今は6,000万円、今回は5,000万円台ということですから、そのことを指摘したということで、今回についてのことではありません。
何とぞ大変でしょうけれども、皆さんの民意がきちんと反映できる選挙のために御尽力していただくことをお願い申し上げます。
橋本委員長 よろしいですか、質疑は。
それでは、態度表明を自民党さんから、承認、不承認でお願いします。
白石委員 平成24年度補正予算一般会計第2回目、承認をいたします。
橋本委員長 区民クラブさん。
高山委員 区民クラブも承認です。
橋本委員長 公明党さん。
松丸委員 公明党も承認をいたします。
橋本委員長 市民の広場さん。
田中(和)委員 市民の広場、承認いたします。
橋本委員長 新風会さん。
上田委員 新風会も承認いたします。
先ほど萬立委員もおっしゃったように、本当に取り違いというのは心配ですので、よくよく注意していただきたいということと、広報についても一生懸命頑張っていただきたいというふうに思います。
橋本委員長 日本共産党さん。
萬立委員 先ほどの要望を付しまして、承認をいたします。
橋本委員長 それでは、審査結果は、承認8、不承認ゼロ、承認です。
橋本委員長 続きまして、議案第100号、平成24年度文京区一般会計補正予算。
説明及び質疑につきましては、歳入歳出一括で行います。
提案説明を予算書、事項別明細書、吉岡財政課長。
吉岡企画政策部参事 それでは、補正予算について御説明申し上げます。
議案第100号は、平成24年度文京区一般会計補正予算で、本年度第3回の補正でございます。その内容は、本年12月16日に都知事選挙と同一に執行いたします衆議院議員選挙に要する経費でございます。
5ページの予算総則をごらんください。
予算総則を読み上げさせていただきます。
平成24年度文京区の一般会計補正予算は、次に定めるところによる。
第1条 歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ5,685万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ725億4,021万5,000円と定める。
2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
以上でございます。
内容につきましては、事項別明細書により御説明申し上げます。
恐れ入りますが、14ページをお開きください。
初めに歳入でございます。
14款都支出金、3項都委託金、1目総務費委託金、補正額5,685万4,000円、衆議院議員選挙委託金でございます。
続きまして歳出でございます。18ページをお開きください。
2款総務費、5項選挙費、4目衆議院議員選挙費、補正額5,685万4,000円でございます。
衆議院議員選挙の投票所、開票所並びに選挙公報の各戸配布、公営ポスター掲示場の経費などを計上してございます。区報特集号につきましては、(7)の啓発事業に計上しております。
説明は以上でございます。よろしく御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げます。
橋本委員長 御質問、ありますか。
田中委員。
田中(和)委員 ちょっと1点教えていただければ。本当は3つぐらい、ちょっと疑問点があるんですけれども。
ポスターの掲示場がこれは違うということは、もう事前にお聞きして分かりました。それで、この200カ所という最終の数字なんですけれども、このポスターの何カ所という基準になるのが、お聞きしたところでは選挙人の登録のあれでしたっけ、その期日のときに何人いるかによって何カ所設けなさいということの決まりがあるということは分かりました。
どこに何カ所設けるかということも、非常にこれは大事なことだと思うんですけれども、それはやはり投票所の区域に住んでいらっしゃる方の登録している人数によって、そこに何カ所設けるという同じような、そういう割り方というか出し方がしてあるのでしょうかということが1点です。
それからもう一点は、広報の配布物、これも非常に大事なことで、お金の問題ではなく、きちんと皆さんのところに正確に届くということが大切なことなんですけれども、この経費の点については、前の新聞に折り込みだったときのことと比べれば、どれぐらいの違いがあったかということも教えてください。それは雨と晴れとで違うと思うんですけれども、ちょっともしその比較があったら教えてください。
それからあとは、これは何と言ったらいいんだろう、その次の20のところの給与明細なんですけれども、補正前と補正後と比べていて、今回は特別職が20人、これは非常勤さんなのかアルバイトさんも入るのか、ちょっとよく分からないんですけれども、職員の方と違って非常勤でお願いされている方の、さっき知事選は300人でしたっけね、300人ではない、幾つだったっけ、305人でしたっけ。今度20人プラスということなんですけれども、多分開票のやり方とかいろいろなことによっても違ってくると思うんですけれども、どれぐらいの時間がかかって、どれぐらいの人数がいたら一番最短の効率であるというか、その辺のところをどういうふうな計算をされたかが知りたいと思ったんですね。
何でそんな単純なことを思ったかというと、知事選のところは、ここの報酬のところと職員数を割った値と、衆議院選を割ったときの単価と言っていいのかどうか分かりません。1人当たりのお金の計算のところは違っている。でも違ってこれは当然だと思うんですよね。後から追加した分は、どうせみんな前の人と同じにならすわけですから、違った単価が出てきているのかと思うんですけれども、その辺のところをちょっと試算というか、計算された基準というか、もともと人数が、これはさっき聞いたら予算を立てるときの人数であるということで、非常にこういう方のあれは流動的で人数は動くわけですよね。いつも非常勤さんであれ、それから私は分かりません、職員が条例上の定数とか、いろいろなことがあって動くわけですけれども、もう単純に言えば、今回どれぐらいの特別職とここに書いてある人を見込んで、どれぐらいの時間でどういうはじき方をされて、この数字が出てきたかということだけ簡単に説明してください。
橋本委員長 田中選管事務局長。
田中選挙管理委員 会事務局長 まずポスター掲示場の基準ですけれども、1投票区に5カ所から10カ所というふうに決まっております。これは1,000人、それから1,000人以上5,000人、それから5,000人以上1万人、1万人以上という形で掲示数が異なっています。今回、掲示数が異なったというのは、選挙人名簿の登録者数が微妙なところに来ていたという、そういうところでございます。
あとは公報の配布の経費の差ということですけれども、新聞折り込みと、それから戸別配布がどのぐらい違うかということですけれども、ちょっと今のところ数字があれなんですけれども、そんな倍かかるという、そういう経費ではなくて、そんなにかからない。ちょっと数字が今手元にないものですからあれなんですけれども、わずかオーバーをするという程度のものだったというふうに思います。
それから、それは新聞専売所に保管をしていただくために、その費用がかかったりしますから、そういうのが要らなくなるということで、そんなに費用がかからなかったということになります。
それから、従事者の投票に何人ということですけれども、これはどういうはじき方をするかというと、選挙が幾つあるかで、今回みたいに4つですと、そのために必要な人数というのを割り出します。それによって、どのぐらいの人数が必要か。
最近は、派遣の職員をかなり使って、正規の職員を大分減らしてきていますので、経費も大分落ちてきているというふうに考えておりますけれども、それはなぜできたかということですけれども、機械化をしています。読み取り分類機等を入れて省力化をしている関係。ですから、単純反復作業の部分は派遣職員でもできるという判断で、そのようにやっております。
ですから、選挙によって人数がどのぐらい要るかというのは、もとの例えば開票所ですと開票所に何人要るかというところからはじき出して、最終的な人数を決めるということだと思ってございます。
それから、人数が多ければ開票が早いのではないかということですけれども、決してそんなことではなくて、効率よく人が動ける人数が一番早くなるということでございます。
橋本委員長 吉岡財政課長。
吉岡企画政策部参事 まず2点でございますけれども、1点目の選挙公報の今回の配布の経費でございますけれども、選挙区と比例区と国民審査の3つを合わせまして、単価としては予算の単価でございますけれども、1部当たり22.5円でございます。前までの新聞折り込みのときの経費ですけれども、ざっと13円程度というふうに聞いてございます。その単価の違いがあるというところでございます。
あと、給与費明細書の中の特別職の都知事選挙の305人と衆議院議員選挙の20人の違いのところでございますけれども、305人といいますのは、投票所の投票管理者と、あと立会人の人数が182人というのと、あと開票所の開票の管理者と立会人が12人。あと期日前の投票の投票管理者と立会人が111人ということで、都合合わせまして305人ということで、ここはそれらの管理者と立会人の方々に報酬ということで手当をお支払いしてございますので、その経費と人数を載せてございます。
あと、衆議院議員のほうの補正の関係でございますけれども、それに加えまして小選挙区と、あと比例の部分の追加が開票立会人ということでございますので、その人数が20人というところでございます。それ以外の従事の例えばアルバイトですとか、そういった経費については、この歳出の中の事務費の中の経費になってございますので、それ以外の部分については、この特別職の中に入ってございません。
橋本委員長 よろしいですか。
それでは、態度表明を日本共産党さんからお願いします。
萬立委員 議案100号、報告5号で指摘、要望した点を添えて賛成をいたします。
橋本委員長 新風会さん。
上田委員 新風会、賛成いたします。
橋本委員長 市民の広場。
田中(和)委員 賛成いたします。
橋本委員長 公明党さん。
松丸委員 公明党、賛成いたします。
橋本委員長 区民クラブさん。
高山委員 区民クラブ、賛成です。
橋本委員長 自民党さん。
白石委員 議案第100号、賛成いたします。
橋本委員長 合計8、賛成8、反対ゼロ。審査結果、原案可決でございます。
橋本委員長 その他でございますけれども、本会議での委員会報告について、文案作成について委員長に一任をお願いしたいんですが、よろしいですか。
(「はい」と言う人あり)
橋本委員長 委員会記録について、本日の委員会記録について、委員長に御一任願いたいのですが、よろしいですか。
(「はい」と言う人あり)
橋本委員長 それでは、これをもって閉会といたします。
午後4時57分 閉会
お問い合わせ先
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文京シビックセンター23階南側
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