放射線について | ||
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○なになに?なるほど!放射線 ○Let's tryほうしゃせん(PDFファイル:約3.8MB) ○やさしい放射線のお話(PDFファイル:約1.2MB) |
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放射線には、ベクレル、シーベルトなどいろいろな単位がありますが、放射線による人体への影響を表すには、どの単位を使うのですか。 |
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放射性物質にはさまざまな種類があり、放射性物質によって、放出される放射線の種類やエネルギーの大きさが異なるため、単に放射性物質の量が多いからといって、それだけで人体に与える影響が大きくなるとは限りません。
<放射線・放射能・放射性物質とは> |
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再処理工場から放出される放射性物質による人体への影響はどれくらいなのですか。 |
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六ヶ所再処理工場から放出される放射性物質による影響については、年間の最大処理量である使用済燃料800トンを再処理した際の推定年間放出量をもとに計算した結果、年間約0.022ミリシーベルトと評価しており、法令で定められている公衆の線量限度(年間1ミリシーベルト)を大きく下回ることが、国の安全審査において確認されています。 |
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放射性物質は、私たちの身の回り、つまり自然界にもともと存在しています。私たちは、呼吸や食事などの日常生活を通じて放射性物質による影響を受けており、その影響は、世界平均で年間約2.4ミリシーベルトです。また、自然界の放射性物質から受ける影響は地域によって異なり、日本で一番高い岐阜県と一番低い神奈川県とでは、年間で約0.4ミリシーベルトの差があります。一方、私たちが健康診断などで受ける胸のレントゲン撮影は、1回あたり0.05ミリシーベルトです。 |
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なお、六ヶ所再処理工場は、環境影響評価法(通称:環境アセスメント法)で定める対象事業には該当しませんが、その建設にあたっては、環境保全調査を実施するとともに、「核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律」に基づき、国に対して再処理事業指定申請を行い、事前の安全審査を経て事業指定をいただいた上で進めております。この中で、施設の安全性はもとより、再処理工場から放出される放射性物質による周辺環境への影響についても、工場周辺における気象条件(風向、風速、降水量、気温等)や海象条件(潮流の流向、流速、海水温等)を年間を通して調査し、風洞実験(地形を縮尺した模型を用いた実験)を行い、それらの結果をもとに、放出される排気や排水の拡散・希釈を解析するなど、詳細な調査・評価を行っています。 |
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再処理工場からはたくさんの放射性物質が放出されて危険ではないですか。 |
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放射性物質による影響は、放射性物質の量(ベクレル※1)だけで比較することはできません。
原子力発電所との放出量及び線量の比較
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再処理工場で発生する放射性物質はすべて海洋や大気に放出されるのですか。 |
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六ヶ所再処理工場内では、
このように、国内外の最良の技術を用いて、できる限り放射性物質を除去しますが、一部の除去できないものが放出されることになります。放出に際しては、沖合い約3km、深さ約44mの海洋放出管や高さ約150mの排気筒から放出し、大気や海水で十分に拡散・希釈することにより、一般公衆の受ける線量を低減することとしています。 |
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再処理工場から放出される放射性物質で環境が汚染されると、人体や食べ物などへの影響が心配です。 |
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六ヶ所再処理工場では、国内外の最良の技術を用いて、できる限り放射性物質を除去しますが、一部の除去できないものが大気や海洋へ放出されます。 |
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再処理工場から放出される放射性物質による海洋や大気、農作物への影響はどうなのですか。 |
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当社では、原子燃料サイクル施設の周辺環境における放射線の影響を確認するため、施設が建設されるより以前の平成元年から、モニタリングステーション等による空間放射線量率の監視を連続的に行うとともに、牛乳や米、水産物や農産物などのさまざまな試料を定期的に採取し、分析・測定を行ってきました。その結果は、青森県の調査結果と合わせて、放射線の専門家や、農協や漁協など地元関係団体の代表の方々で構成される「青森県原子力施設環境放射線等監視評価会議」(四半期ごとに開催)において審議・評価され、その結果は青森県発行の「モニタリングつうしんあおもり」にて公表されています。 |
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