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六識園目次  村を見つめて 写真 りんご 絵画

  六識園ご  
平成26年度の「ふじ」収穫は11月22日以降を予定しています。

農業実証 りんご生産のさまざまを寄せ集めてみました。
日々栽培動きは「六識園デジカメ日記」で紹介
一部写真がダブルこともあります。
随時更新

 尚多くの写真はとりとめなく何れ整理します。

H25 11/28 ふじ

       H25 12/29
果樹園経営は年がら年中様々な作業で追われる。苦労は当然で1年が経過する。
特に春先の凍霜害や、実を結んだ後にくる台風などは、せっかく実った果実を吹き落としてしまう。
収穫の喜びに思わずの1句ができたと想像される須坂市の角田幸男さんの俳句
「 いくたびも 野分けに耐へし 果樹の園 」 は、収穫までの背景がにじみ出てくる。

H25 12/16 リンゴとの睨(にら)めっこ 「撰果別れ」
リンゴには一つひとつの顔があり味がある。
リンゴの撰果は、誰にでも人に任せるという訳にはいかない。
さちか私がということになる。リンゴ一個一個の見極めなので、片付け仕事は許されない。
「1個1こ」の手作業・選択、それは信頼関係の源でもある。外観撰果だけでは許されない。


        ふじ11玉
見た目の良いリンゴはスーパーでよく目にする。
でも食べてみて「味」の悪いりんごがある。
形の大きなリンゴでも、「味」の感心しないリンゴもある。
同園生産でも、りんごの木によって「味」が微妙に異なるから撰果は難しい

         撰果ですよ・・・「ブチョウ君」手伝えるか~
同じ名柄の「お酒」でも、樽によって味が異なることを想像する。
仕込みの月日、時間や、麹の加減、拌の手加減などで、味も微妙に異なるのではないかと思う。

           大玉                      中玉
リンゴ木の樹齢、植樹時の一本一本の苗、肥料・水加減など、そして年々の陽気で味は異なる。
その調整は収穫期にあり早獲りは要注意。
撰果作業で「自然の中にリンゴが生かされている」ことがよく分かる。
「味こだわり」の世界である。

H25 12/2ふじりんご(味本位撰果発送へ
今年はりんごがどこの農家も足りないらしい。
春の凍霜害、猛暑と、相次いだ大型台風でキズ玉多く、小玉も多い。形状も良くない。
陽気・自然には勝てない。
それでも味が良いのが何よりの救い


大国光と母
                                           六識園の春

六識園の主役・さち                                           
「人と同じことをやらない」
どんな仕事も、同じことを繰り返し続けていたら嫌になる。りんご作りも、人と同じことをやっていては発展がない。

栽培物やその品種、周りの環境や標高、土質などで、それぞれに異なる。

勿論、肥料の施肥経過、枝の仕立て方、草生栽培の是非、水分含有などを考えれば、肥料、農薬など管理も大きく変わってくる。
時々、他園を見て廻るけれど、その果樹園の実際と生産者のお話がとても参考になる。
農業生産は自然相手で年々の陽気に準じて動く。
木と話をして、後は努力のみとなる。
こう考えると、むやみやたらに植栽しても生産は成さず、一番大事な「味の良い生産」には結びつかない。
自作農地の土を知る。
農業生産に「適地適産」を思うが、まだまだこだわる人は少ない。H23 5/18

特記 何と恐ろしい…ホテルのメニュー・・食材偽装事件
10/27 驚きで言葉にならない「メニュー偽装」。
もっとも、果物りんごで聞く「無農薬栽培」は、本当に存在するのだろうか。

 上・写真はりんごの腐乱病である。人間で言えばガンと同じ突然に枝ごと発生し、直ちに枯れる。
幹に発生すれば枯死する恐ろしい病気
他の枝に感染力強く、対処法は「ベフラン」などの殺菌剤がある…。
フラン病」「黒星病」「炭ソ病」「斑点落葉病」などの病原菌を、「殺虫・殺菌防除」全く無農薬で永年生産が可能なのだろうか
その対応防除が、生産者として信じられない。
趣味の園芸的小規模なら虫・カメムシなど手で取り、竹酢やりんご酢・牛乳などで可能なのかもしれない。
無農薬栽培りんご」と称する農家の、現地・現場を視て見たい


店頭にはこの頃、やたらと「無農薬」「有機栽培」表示が多い。電話でも「有機ですか?」「無農薬ですか?」などと、よく訪ねられる。
無農薬の実態、現場をご存知なのか、私には大変疑問。その言葉に消費者は弱く惑わされる。

りんごのジュースも、どんなりんごがどう加工されていると思いますか。
完熟」と「落果物」や「未熟果」や「青実果」などでは当然に品質が異なる
それに糖分で調整・調合をどう図るのだろうか?。
それを知り得るのは現状「加工場」と生産者しかない。
加工場での品質評価(A品・B品・C品)などを義務づけるか、確かな商品表示でなければ商品継続は成さないと思う。
六識園ジュースは1回に「単一りんご150k以上量」を用意(六識園のみ他果樹園のものと混ぜない)完熟加工を小池加工に依頼している。
六次産業化が今後進めば、より重要な課題だと思う。
りんごFAX注文をいただいて確認するさち

H25 10/1秋りんごの販売開始 紅玉収穫 全国発送
 六識園りんご注文・問合せ  TEL・FAX 0265−88−2162

H25 9/24 紅玉


紅玉 10月 5日写          11月中旬まで随時発送可






王林 H24 10/5                                            H24 10/22ふじ

H24 12/5  りんご「ふじ」の荷造り(贈答)
今年は、陽気の加減で約一週間収穫が遅れました。(味こだわり収穫のため)
慌しい作業状況にありますが、間違いのないよう、注文受順に発送していきますのでお含み下さい




H24 12/2 今日のふじりんご
 
味を確認されて美味しかったら・・・再注文・・お待ちしてます

ふじ 11/25

見かけより美味しかったヨーロッパりんご
昭和51年、ヨーロッパ農業研修の旅行で、フランス、イギリス、イタリア、スイスでのりんごを味わう機会があった。
5月なので、保存りんご、りんごは小玉で果質は軟かったが味が濃くてビックリ。
ヨーロッパでの果樹生産は各国豊富だが、日照時間が短く、それだけに早取りはしない…とのガイドからの説明。
なるほど、見かけは悪いが、味香りの良さが印象に強く残った。

 




収穫後のリンゴ園                                                  H24 4/30


2/20

りんごをよく視て撰果進める

りんごは1つ1つに表情あり、もちろん味も異なる

浜松の小学生がりんごを絵に描いて送ってくれた  感謝                                     りんご 中実を切ってみる

 天竜を望む河岸段丘・標高600m.に六識園                            肥料部門でお世話になる近藤さん




紅玉取り入れ H23 11/7

H23 10/18  秋映         10/14 新世界・シナノゴール・シナノスイート              紅玉

11/1 シナノ ゴールド                                   11/3 紅玉

 シナノスイート                        新世界




 11/5紅玉                 王林 師走の味香・甘み は本味お勧め                                      H23 11/5紅玉

     味濃きためのシルバー

北斗は最高な味…しかし栽培難しく生産農家極めて少                              紅玉撰果 H23 11/7

 
夏りんご 紅はづき
 
ドルチェ                          さんさ
 
 

さんさ  8/30  苗木屋社長はりんごの味王と云った 味良き為害虫蛾刺に苦慮

H23 6/3





蜜蜂の分放

H23 2/15

厳寒・・・この寒さがりんご栽培に重要 花芽など・・



季節外れのりんご 
「クリスマス家族でいただきます」と、この写真とお礼の便りを頂きました。 H24 12/19写
H23 1/6 りんごの木・選定
りんご生産の是非は選定で決まる。
昨年は今迄に無い猛暑を体験、りんごの日焼けや、病害虫防除の有り方など、大変管理上勉強になった。

選定に於ける整枝のあり方。
日焼け防止を意識して枝を多く残す必要性と、その為の消毒が効率よく生かされる選定。
 
途長枝が出ないための調整枝の有り方。
形の良いりんごが着く枝の在り方。

  
着色や味の良いりんご生産のための選定。

 
 従来と異なる選定技術に様々教えられた年だった。基本として枝の切り過ぎに極力注意していきたい。

古木剪定・・暖房に厚着が過ぎた
 
 

H22 11/22 りんご(ふじ)収穫・適期取り込みへの本音
11月を迎え村内リンゴ園は一斉にふじの収穫期に動き出した。
生産者にとっては一刻も早く取り込みを終えたいそんな気持ちが当然で、焦りを抱く時でもある。
しかし、取りを焦り早まると大変なことになる。熟期の見立てが美味しいりんご味の決め手になるから。
蜜果着色を定める完熟りんご生産のためには、収穫前のりんごに冷寒気を充分与えることが大事だと思う。
それがないと味や香、品質、貯蔵に大きな影響が出る。
六識園のお客さんは味こだわりの人が多い。そして、それを楽しみにして待っていて下さる。
形や見た目が良くても味が良くなければ満足していただけない人たちの集まりだ。
贈答発送後「やっぱり美味しい」と言ってくださることを思えば収穫を焦ってはならない気持ちになってくる。
夏の猛暑で今年りんごの熟期が進んでるかと思えば、現実はここに来て寒いと感じる日が全くなく例年より熟期が大巾に遅れている。
未だ本物の実りではない。
例年多くの人達の力をお借りして3日程で収穫を終えることが出来るが、リンゴのために取るを我慢して数日収穫を遅らせることにした。

H22 11/6 紅玉最終取り込み 
いよいよ鳥が突くので取り込みを終えた。注文に応じて随時発送する。玉は猛暑を受けて小粒だったが果実は引き締まる。
カメ虫被害は紅玉には少ない。



H22 10/9の紅玉

紅玉は冷気を受けて次第に味濃く黒味を増していく 早取り厳禁
 
 
H22 10/25      取るを惜しんだ今年の紅玉  適度実を付けることも大事を学ぶ    
                H22 10/29 紅玉


10/4記紅玉収穫へ
今年は陽気が異常に暑く紅玉の玉伸びが悪い。最も、極力小玉生産を心がけているので差し支えは少ないが
カメムシ被害が目に付き勉強させられる。暑さで味は良い

     
紅玉 H22 10/4 写                            紅玉H22


10/2

農薬が効かない
りんごの栽培防除は年間13回位が標準かと思う。世間的には無農薬、減農薬と盛んに口にされ生産者もそれを望むが
現実は農産に農薬防除は欠かせない。薬をかけなければ蟲は当然発生するし病気も出る。雨が降れば病原菌の繁殖率率が高まる。
高温、猛暑が続けば蟲は増え今年のカメムシは発生異常、放任すれば全滅である。
農の基本として安心安全は当然である何より県には病害虫の防除基準があって「農薬登録」により防除が許される
それにしても、最近の薬は本当に効きが悪い。消毒作業中の機械に虫が付いていても苦しがる状況にないから驚く

9/9記

例年にない猛暑続きで(H22)その影響を心配しながらの作業が続く。日々日照の強さは異常で病害虫が多発状況。
害虫はカメムシの発生が目立っている。蛾やシンクイ虫なども苦になる。
病気は斑点落葉病、輪門病、褐班病など黄葉も増える。
従来肥沃は果実の味を落とすが自論で肥料少なく、有機微量要素主体を意識してきた。

それが今年の猛暑で、樹勢が予想以上に弱り、葉にも影響を与えている。暑さ予防に潅水も重要だが、
かけ過ぎやスプリングクラーでの散布は川水貯水利用のため清水と異なり病原菌が葉に…の影響から、
むやみやたらに散葉水は避けなければならない。
又再々の潅水は味を落としたり、日中の水掛が果実に日焼けを起こすことから配慮が求められる。
いずれにしても玉伸びが例年より悪くこれからが心配の現状。
尚、一方に、こうした陽気から果物の味は良いと思っている。


○○○○○ ○○○○○   ○○○○○   ○○○○○   ○○○○○ ○○○○○ 

ここは赤土土壌・・・・・

土は農業の要、六識園は赤土で雨が降ればベトベトつるつるの土質。幸い、六識園は草生栽培で草に覆われ
歩くに差し支えない。この赤土がりんご作りに良いと父からよく聞かされた。
土の解析効果にもっとこだわるらなければならない。


      
ふじの収穫は例年11/25ころからと他園と異なる                          ふじ選果 
       
箱表示に「味こだわり」を入れた (品質への責めとなる)
                         ・
  リンゴ、見つめる (こだわりの視点)

 土・肥料・水分風・空気・光・朝 陽・ 夕陽 ... 果形・・艶・果皮・果肉・果質・ 果汁・糖度・酸味・糖度
 香り, 果重、大,小  熟度 施肥、 施水多注意、 採光配慮、 果枝柔枝(垂れ枝)重視・減農薬・ 中玉果で硬質・樹上完熟生産,





父の教えを受けて・・・・
りんごに無縁だった父、養子としてこの道に入る。 リンゴの道一筋・父と母…苦楽の人生を見てきた。
        
 紅玉.六識園                          父と母 昭和40年ころ                        昭和30年ころ


  
父 .忠人 昭和35年 45歳                              戦前に建てられた家、.周りに果樹園                                     木の脚立つ 昭和23年の頃    


 農業は、果物も野菜も


  「六識園」の「栽培特徴」
 
* 樹形は自然仕立てで樹齢が高い。 
 * 土質は赤土、南面斜頚,
 * 昔から草生栽培、 ( 除草剤は一切使用していません)
 * 早生種 落果防止剤一回、着色剤、使用しない。(ボケ品質落ちると考えます)
 * 病害虫、防除は「長野県植物防疫協会」(社団法人)の年度基準で散布。農薬の適正使用を守る。(農薬は農協購入)
 * 肥料は専門店から有機肥料主体の土作りを心がけています
 * 樹上完熟収穫の心掛。(小規模農園だから可能です)
 * 収穫即発送 取りたて新鮮 (小規模農園だから可能)
 *全国発送 リンゴとの別れ…最後まで見届ける気持ちを大切にしています
 * 信州・伊那谷・標高約600メートル・寒暖の差、夜の冷気が味を育てます……
 * 中玉果主体のりんご生産意識…大玉は大味になりがちを思います。 
 * 味本位の選果 (玉割れは味の良い証拠、サビ果も良味の表れ)
 * 頂くリンゴ感想(お客さんから)が栽培ヒントにつながります  
        * りんごは決して収穫を急がない。味良くなければ個人への販売は続きません。


◎ 古木
    大国光 30年前・写
    昔の品種・今年も大国光(下写真)が大きな実をつけた。余命幾ばくもない命、六識園の証です。
 青森県の弘前大学にはその品種名が記録にあると同大学の黄先生が教えてくれました。
朽ちていく木の台木を六識園の母堂として残すことにしました。
(品種が姿を消してはならないのでワイカ木に接ぎ木をして残しました)
一個重量700グラムを越える大玉りんごで王様的風格です。
「これがリンゴの本当の味だ」と例年限られた幾つかを求めて下さる方もいます。

  大国光 700グラム            (H21)

 


   ○    六識園のりんご作業風景     ○ 
◎ 施肥 12月〜1月
肥料は20年以上同じ業者にお願いしている。こだわりの業者で有機肥料。業者との信頼関係が大事だと思う。
分からないことは教えていただき(新肥料)果樹園に折々来ていただいて樹勢を見ながらりんごを食べていただきながら
情報交換をしています。肥料効果は短年では定まらず従来の赤土から黒みを帯びた土に変わり草生栽培を続けています。
施肥は手作業で雪の日など状況の分かる時に撒いています。
園が傾斜地なので加減を変え樹勢を見ながらの施肥となります。堆肥は意識して散布したことは有りません。
春夏の草刈り処理は重要で草根が深入のためにも早刈は極力しないよう心がけています。

[六識園で使っている肥料] 説明書から抜粋
複合12−8−10 (冬期施肥)
特徴動植物有機を分解しやすい形に処理してこれにリンアンなどの無機質原料を加えた独特の有機化成肥料燐酸の肥効が高く、
健全な根群の発達、茎葉の伸長、果実の形状色調など品質の向上と増収が約束される。加えて水溶性苦土は極めて吸収が
良く燐酸の相助効果を高める・含有動植物有機は分解が早く長効きするので無機養分との連繁で一層肥効が持続する。
複合有機固形 (冬季施肥)
特徴ナタネ粕、魚粉、骨粉などの純良有機質を主体に最少量の化学肥料を配合した有機主体の複合肥料。
健全な土作に天然ミネラル有機肥料 (冬季施肥)
 (甘味増進・鮮度保持・品質向上)
特徴カキ化石粉末は土壌に活力を与え、優良粘土モンモリロナイトとの相乗効果極めて早く発揮する天然総合ミネラル有機肥料。
●粘土と有機石灰との相乗効果が特徴 ●土壌微生物 特に放線菌を増殖し連作障害を抑制する。
●肥料の効き過ぎ抑制効果      ●成分…石灰・珪酸・アルカリ・カリ・苦土・リン酸・腐食含有
●微量要素…鉄・酸化アルミニュウム・マンガン・ほう素・よう素・カオリン鉱物    
苦土マンガンほう素入り複合肥料 (夏季施肥)
特徴 三要素以外の微量要素
苦土・ほう素・マンガン・鉄・銅・亜鉛・モリブデン


◎ 剪定 1月〜3月
六識園の主体は普通木でワイカも少し。ふじ、紅玉、が主体で受粉樹が加わります。農業高校学生当時教えられた園芸科担当の
芦部先生は「剪定は決して急いではいけない」木から離れ隣接木との交差やその木の樹勢などじっくり見て腹を決めたら
一気に作業を進めろと教えられた。
枝は多めに残し陽射しが枝間に充分射せば切り過ぎないことと教えられた。

◎枝片付け
以前は束ねて冬場の炊き付けなどに使う  今は燃やして処分。
     



消毒
3/20 りんご消毒散布 機械油乳剤・石灰硫黄合剤
年度初めての消毒は腐乱病や細菌病、ダニ、カイガラムシなど休眠期から花芽が動き出す折の重要な防除となる。
主幹部を中心に風のない日を選んで枝先まで丁寧に散布をする。朝8時半から午後1時まで予想以上に作業がかかった。
    
 硫黄合剤は機械が錆びるため機械油(アブラムシ・カイガラ虫に効用)を混ぜての散布    りんごの木が機械油で黒色を増す

消毒回数は年間17回程。よく無農薬栽培と聞きますが現実無農薬でのりんご栽培は不可能と考えます。もし本当に
「家のりんごは無農薬」といわれる農家が有ったらお目にかかりたいと思います。害虫処理は可能でも殺菌剤は欠かせません。



草刈
草刈は乗用の機械で消化、除草剤は使用しません。春先は草の伸びが速く機械がなければお手上げです。
草生栽培は根が深く土中に入ることが求められ、そのため刈りたくても我慢することも大事です。
夏は干ばつに対応した刈り込みが大事だと思います。
オーチャードグラス、クローバーが良いと父は話していました。
モグラが多い果樹園が望ましいとも云われました。


◎受粉
4月下旬から蜜蜂の巣を協同で導入、約10日間   1巣が8000円位




◎薬剤摘花 
石灰硫黄合剤100倍


 
◎花摘み手作業
  


腐乱病の処理
人間で言えばガンのような恐ろしい病気。放置すればたちまち枯れてしまう。
  


◎摘果手作業 中心果を残す。
北斗やシナノゴールドなどは芯割れの為できるだけ遅らす。

フアームサポーターみなさんの、元気・力を頂いて・・感謝
        



6/25リンゴ・いろいろ
小粒 ヨーロッパの「ポケットりんご」

      フランスイタリアでの露店りんご               水色ライターから比較…小粒なりんご
余談ですが
ヨーロッパ旅行(昭和51(スイス・フランス・イタリアでの露店)では、小さなりんごが山と積まれていた。
子供たちに人気あり、それは小玉はポケットに入り気安く口にできるからとの説明であった。
かじってみると、とても味が良く、りんごの香りがぷんぷんで…強い印象が残った。
ヨーロッパは夏の暑さが日本より弱いのか、その為、遅くまで木にりんごを付けて味を濃くさせるのだとの説明もあった。

リンゴ栽培には摘果作業が欠かせない。一輪摘果から仕上げ摘果へ作業が動く。 いろいろなリンゴがありその判別に、
サポーター皆さんはしきりに勿体無い勿体無いを繰り返す。無駄な枝を整理しながらの日々続行。
 


◎消毒
害虫駆除は温度の高い晴れた日に、殺菌駆除は湿度の高い日に駆けるようにしている。
又、時により虫がどの程度集まるか意識して
夕方から夜消毒することがある
   
SSがよく働いてくれ助かる


◎草刈
乗用草刈機使用



6/15 有害鳥獣(被害) リンゴの葉食べられる
  
鹿害特に多い。   イノシシは野菜を狙う。
   
  鹿が好むのかボリボリ食べられるリンゴの枝芽             カラスかハクビシンか他の鳥か??

    ◎夏肥料 
微量要素

◎潅水
  作物への肥料のやりすぎ、水のやりすぎは要注意。スプリングクラーは回数やらないよう注意している。
六識園は傾斜のためモグラの穴など即、降下してしまうので水源を放置出来ない。又日中の潅水は木がかえって弱るので控えている。

支柱は竹で…本来支柱準備はは冬仕事
    
             潅水                          支柱用に近所から竹を頂く

 ◎玉廻し
 
リンゴに満遍なく色を付けるため熟期に入る頃を見計らい葉摘み、玉回しをする。
極端に回すと落果するしなかなか神経のいる仕事。回すことにより陽を受けて味も安定する。
  
紅はずき       8/4         しなのドリュチェ  


早生りんごの収穫
早生リンゴは少し酸味があって…
  
つがる                        
木を大事にの意識でりんごを作っている。どんな植物も成長期は木そのものが旺盛でそれまでの実は成長木の
調整果に過ぎず
樹勢が落ち着いて初めて本物の味果が生まれる。その意味で摘果は急がず樹の勢を見ながら進
 めていく。摘果で実を早く落とせば新芽が延び木は荒びる。実の成長過程で果形、枝ずれ、弱果、芯カビなど

  
の表情がだんだんに分かりやすく見えてくる。又、着果の位置で枝は和らぎ台風等の風害にも対応できる。
その枝ぶりが防除効果につながるのは云うまでもない。土作りが原点。

 
紅はずき…8月29                    信濃ドルチェ 収穫8月28日〜味最高

品種つがる
つがるは誰にも好まれる着色食味に優れた品種、果汁も多く8月中旬から9月初旬の収穫

つがる

8月盛夏の灌水灌水


◎ シルバー 
反射銀紙ひく
     
ふじ                      紅玉
H22

 
 フアームサポーター高橋さんの考案…取り巻き機・・感謝
                                         
H21 9/26 紅玉収穫…りんごと果物・心に寄せて
収穫は適期収穫が求められる。完熟がその時で味の良い食べ頃の選択。ところが多少量があるとなかなか
取る時期が難しい。早いと色付き悪く味乗りが遅く落ち着かない。遅いと熟度か進み腐りも始まる。
落果も増え鳥も突いて無駄が出る。りんごの香りと果汁果肉の硬さや締まり、樹の状況を見ながら常に新鮮さを売
り物にしていかなければならない。樹上完熟、収穫即荷造り直送が理想だが・・・。

収穫期は多くのみなさんの応援をいただいて〜4日間〜 感謝
   
◎ 選果
9/7  
六識園の紅玉は品種が「普通紅玉」「西谷光玉」に別れ木が古く果肉が硬い。
土質は赤土で草生栽培、南面傾斜地で標高約600メートル

    
             果重撰果機 

 
紅玉

ジョナゴール
12/1  ふじリンゴの選果と「味こだわり」
            
選果機

りんごはおしり形で味診断

     選果機による重量選果と…味本位の選果 
     良いリンゴ」「悪いリンゴ」の、六識園流区分け
       良いリンゴとは「美味しいリンゴ」のこと。形や色がいくら良くても味の悪いものは選外処理。
       悪いリンゴとは「不味いリンゴ」持って軽く鳥突きや青実果など。サビ果は良品として構わない。
       価格が安くても味が落ちると来期、相手にしてくれない。果肉が締り蜜入りで水分豊富なものを選んでいる…
       よく、「あまり良くなくてもよいので味の良いものを自家用としてほしい」と云われるのが悩みで大変…
      りんごは持って重いもの・皮さらガブリをお勧めします。

 
北斗


H24 12/15最新
完熟紅玉があります。焼きりんご・タルト・アップルパイ。ジャムなどにお試めし下さい
勿論、生食でも蜜味かと思います。尚、「完熟紅玉ジュース」 いつでも受け付けています。どこか違う本物の味です。
 
                                   12/20 発送品 22玉 寿司やさんへ

◎収穫後の樹園 黄金葉も魅せられる

落葉状況で病害虫や木の健康状態が分かる


H21 12/31 黄先生から頂いた本りんご栽培の進む道
青森県弘前大學教授の黄先生から本を頂いた。農学博士・菊池卓郎、塩崎雄之輔著「りんご栽培の進む道」で
栽培方法の枠組みなどについてを訴えるもので、ワイカ栽培の問題点も取り上げられている。
又、豪州のりんご品種ピンクレディーの輸出の動き果物の流動界資料も頂いた。
今年9月黄先生が長野県に来られるとの電話で、お会い出来ることを楽しみにしている。


     著書  りんご栽培の進む道
家のサクランボ 佐渡錦 

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