デビルマンになりたかった

デビルマン OVA COLLECTION [Blu-ray]

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駄文読み返していて思ったんだが、

齋藤氏を利用して仕事がほしかった。

と書いたけど、仕事なんだし、他人を利用するのは間違っていない。

参加したのは、齋藤氏を利用すれば、
大きな仕事に、面白い仕事に参加できるのでは、と思ったからだ。

こういう物言いに抵抗がある人がいる気がするし、昔の自分もそうだったが、
タスクを割り当てあって、何らかの利益をお互いに得るのだから、間違ってない。

ホリエモンも昔そんなこと言ってた気がする。

会社とは人を使うための道具です。人は利用した方がいいのです。つまり、会社という組織を使って他人の能力を利用するべきなのです。他人を利用するというのは部下に限った話ではありません。上司や同僚、取引先の人、友人など、あらゆる他人を最大限に活用すべきなのです。ただし、他人の力を利用すると言っても、人をこき使うということではありません。むしろ使われる人たちのためになるような、相乗効果のある活用の仕方をしなければ継続して関係を保つことはできず、お互い不幸になるだけです。

私は信者ではないし、どっちかというと嫌いなタイプなんだが、言ってることは正しい。

仕事を取ってきた人がピンハネするにしても、
仕事を貰った側は、仕事を取る労力やリスクを回避しているわけで、
ピンハネ量にも限度はあるが、間違ってない。

ゲーム開発とか、そうやって回っていると思う。
お金を出した側が、利益を得る代わりに、リスクも被ってくれてる。

最近、デビルマンの原作寄りのアニメを観ていて、

「(アモン、)人間に意識を乗っ取られたのね」
「乗っ取ったと言ってもらおう。デーモンの体を。超能力を」

という、いや、なにも間違ってないだろ、言い換える必要ないだろ
というセリフがあるが、そのシーンを観ていて、

デビルマンになりたかったなぁ、と思った。

人によっては、それが運用しているお金であったり、
大企業のような組織だったりするんだろうけど、
悪魔や巨人の力を梃にできたら、仕事の影響力はでかくなる。

そうなれば、仕事の量は増えるし、雇用だって増える。金だって世の中に回る。

ただ、不動明は悪魔に乗っ取られるというリスクを受け入れていて、
つまり、デビルマンになるには、死と隣り合わせのリスクを受け入れる覚悟が必要で、
かつ、明だけ乗っ取られなかったのは、明の心が純粋すぎたからだ。

しかし、純粋な明のままであれば、美紀ちゃんにもいつか愛想をつかされていただろう。

デビルマンになったから、美紀ちゃんが首ちょんぱされる未来があるのは置いておくとして。

純粋なだけでは生きていけない。

プラス、暴力的な力が必要なのだ。

しかし、暴力だけではダメで、その内に純粋な心を秘めているからこそ、ヒーローになれるんだろう。

以上、くだらない蛇足でした。

もう書くのやめます。