【日本からのお土産】ガイコクジンが選んだお土産10選
旅に行く前には、いろんな準備が必要です。旅行保険に入る手続きだったり、荷物の支度だったり。時間がかかりますが、出発の前にやらないといけないことは山ほどあります。
私の場合だと、これに加えて、必ずギリギリで出発直前に必要な準備があります。それは日本からのお土産の準備です。旅先に住んでいる友達だったり、泊まらせてくれるホームステイのホストファミリーやカウチサーフィンのホストだったり、念のため、ちょっとしたものでも日本からのお土産を持っていきたいものです。
今日は私の経験に基づいて選んだお土産10選を紹介します。次の旅の前に必ずチェックしてください!
(1) 風呂敷
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旅先で出会う人に、日本の文化を知ってもらいたいと思うなら持っていると良いです。風呂敷をお土産にしたら、日本のデザインはもちろん、日本の温泉やお風呂の文化など、話の種にもなります。
予算によりますが、個人的に大きな風呂敷をオススメします。飾り物だけではなくて、かばんにして毎日使える和柄の風呂敷がおしゃれで、女性が特に喜ぶはずです。
(2) お菓子
ありふれたお土産ですが、お菓子なら間違いなく誰もが喜ぶでしょう。
日本の伝統を紹介したいならば、やはり和菓子がいいですが、個人的な経験からいうと、異国の人の口に合わないこともしばしばあります。そう考えると、和菓子より日本でしか売られていないチョコレートのほうがいいかもしれません。抹茶、チーズ、イチゴなどの味、日本だからこそ手に入るポッキーやキットカットもおすすめです。
また、塩っぱい系のおつまみやスナックなどもいいと思います。海老の味のチップス、枝豆のスナックなど、新しい味にチャレンジできるお土産が一番いいかもしれません。
(3) こけし
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世界には、日本人形がほしい!という人も少なくありません。ゴージャスな友禅衣装に素敵な髪型、芸者の優雅な姿に憧れる人ならば自分のリービングルームに日本人形を飾りたいでしょう。
しかし、高価なお土産である上に、壊れやすくて持ちやすいとは決して言えません。その代わりに私はこけしをオススメします。もちろん日本人形のようなインパクトはありませんが、とてもかわいくて、ヨーロッパでは特に愛されています。そして小さくて、旅中に壊れてしまうことがあまりないので、安心して持っていける利点があります。
(4) がま口アクセサリー
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がま口のかばんや財布などが昔欧米でもよく使われていましたが、今はなかなか見つかりません。珍しいという理由もあって、日本のがま口アクセサリーは欧米でとても人気があります。和柄の布ならなおさらです。大きなかばんならもちろんインパクトが強いですが、小さな財布やメガネケースのような小さなものでも素敵なお土産だと思います。
(5) お守り
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小さくて持ちやすいお守りだから、いっぱいスーツケースに入れてもあまり邪魔になりません。きれいな色で、小さくてかわいい、そして漢字が書いてあることが人気の理由かもしれません。しかも、日本文化に密接に関わるグッズで、これもまた話の種となります。
「キリスト教など、違う宗教の人にお守りをあげるのはどうかな?」と心配する人もいるかもしれませんが、個人的に問題がないと思います。私も友達の神父さんにさえお守りをあげて、今でも彼の車のバックミラーに下がっています。お守りをもらうことが自分と違う文化に触れるチャンスになりますし、くれた人の気持ちが込もっていれば、喜ぶにちがいありません。
(6) 包丁
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今まで何回もイタリアの実家に帰ってお土産を持っていったので、だんだんアイディアが減ってきて困っています。しかし、最近素敵なアドバイスをもらいました。それは、世界中で知られている日本刃物です。
料理が好きな人にとっては、種子島などで作られた素晴らしい包丁ほど印象的なプレゼントはないかもしれません。今度国に帰るとき、私も料理好きの親に包丁、服を作る姉にはさみを持っていくつもりです。
(7) お面
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お面といえば、2つのものが頭に浮かびます。日本芸術を象徴している能面と、祭りのときによく見かけるプラスチックでできているキャラクターのお面です。貴重な能面をもらう人は誰でも大いに喜ぶと思いますが、壊れやすくてなかなか運べない上に、それなりのお値段です。
ちょっとしたプレゼントなら、プラスチックの面白いお面がいいと思います。狐や般若のお面も人気がありますが、私の周りでは、ひょっとこが常にダントツ人気です。
(8) ホッカイロ
もちろん旅先の気候によりますが、寒い国に訪れるならホッカイロはベストなプレゼントです。貼るタイプも、貼らないタイプも、とにかくこんな素敵な発明を気に入らないひとはいないと思います。
(9) 入浴剤
日本の人はお風呂が大好きだといわれていますが、それは様々な国でも共通しています。旅先でお世話になる人に日本の温泉の気持ちよさを教えてあげたいのなら、入浴剤を持っていってはいかがでしょうか?
肌をつやつやにするタイプだったり、疲れをとるタイプだったり、日本だからこそ手に入れる独特な入浴剤をオススメします。
(10) 足つぼマット
日本の指圧技術は、世界中で知られています。しかし、身体の健康が足から始まることはあまり知られていないでしょう。足つぼマットをお土産にすることで、日本文化の一面を紹介しながら、違う文化の面白さを再確認することもできます。
たとえば、身体に痛気持ちいい刺激を与えることに対して他の国の人はどの反応をとるのでしょうか? 足つぼマットをあげることによってこのような違いも楽しめることができると思います。ちなみに、去年は私も父に足つぼマットをあげたのですが、彼は痛みに顔を歪めながら、「日本人はMだね」とコメントしました。
さいごに
予算、荷物の重さ、人の好みなどなど、お土産を選ぶときは、いろんなことを考える必要があります。また、出発の前に忙しくて、なかなかお土産をゆっくり選べる時間がない人が多いと思います。
しかし、お土産というのは違う文化に出会う際にお互いに知ってもらうチャンスでもあります。異国に出て、異国の人に出会って、コミュニケーションをとるためにぜひお土産を活かしてみてはいかがですか?
Buon viaggio!
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ライター:Leti
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▲編集元:TRiPORT
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