こんにちは
サブカルチャー、サブカルについての考えを幾つか述べてみましたが
きょう目にしたこのブログをきっかけに「サブカル」受用者といえる
「オタク」を考えてみます。
ヲタクの線引きってどこにあるのか。 - 割れ物注意な貧乏学生
このブロガーさんの指摘どおり、現在使われている「オタク」「ヲタク」という
単語は、なんとなく「アニメ好き」「サブカル好き」などのイメージがあり
「女性が苦手」「キモい」「対人的なコミュニケーションが苦手な人」みたいな
先入観を持たれることも、多々あります。ただこの単語が社会に定着したのは
意外に古かったりします。この単語の語源は中森明夫の話だと
ガンダムや宇宙船船ヤマト、カリオストロの城のファンたちなどが
他人に声をかける時の「お宅(おたく)は……」という呼びかけがきっかけと
いわれており、90年代にはウッチャンナンチャン主演でこんな映画も
ありました。
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コレ、僕も観たんだけど大まかな内容しか覚えて無いので
ウィキペディアのあらすじをまとめました。
ミリタリーおたくの星亨(南原清隆)
格闘技おたくの近藤みのる(内村光良)
無線おたくの水上令子(浅野麻衣子)
アイドル&改造車おたく・国城春夫(武田真治)
パソコンおたく・田川孝(江口洋介)
田川の連れてきた女(何のおたくだっただろう?)・湯川りさ(山口智子)
以上、7人のおたくがミリタリーおたく、星のお隣さんだったアジア系女性の
子どもが親権で揉めていた日本人男性の家に無理やりつれていかれたのを知り
救出にいくという物語でした。
この頃にもオタクは「アニメ好き」というイメージはありましたが
同時に、何らかの分野においてスペシャリストな知識を持った人
という意味でも使われていた印象があります。
でも現在は単なる「二次元好き」の意味でこの単語を使う人が増えたため
特定ジャンルのスペシャリストという印象は弱まってきました。
オタク=二次元好きっていう単純な理解はオタクの可能性を
狭める意味で非常にもったいない。次回のブログはオタクの持つ
可能性について考えてみます。