家庭用機器の拡大に力を入れるXiaomi(小米)、スマート空気清浄機を発表
スマートフォンメーカーのXiaomi(小米)が、空気中の汚染度合いをモニターし、清浄な空気を放出する家庭用空気清浄機の発売を発表した。
MIUIフォーラムの管理人の投稿によると、Mi Air Purifier(小米空気净化器)は、モバイルアプリを介して風速モードをコントロールしたり、空気の品質をチェックすることができるという。
さらに、内蔵のファンの取り替えが必要になった時にそれをユーザに通知してくれる。この空気清浄機は1時間あたり406立方メートルの空間をクリーンな空気で満たすことができ、99.9%のPM2.5粒子の除去も可能であるとXiaomiは発表した。
装置のベース部分は大体A4(8.5インチx11インチ)の紙と同サイズで、発表された画像から判断すると、既に販売されている他の空気清浄機よりは薄く高さがあるように見える。
気になる空気清浄機の詳細を下の動画でチェックしてほしい。
Xiaomiの空気清浄機は、同社がフラッグシップモデルのスマートフォンやタブレット以外の分野に商品展開するために発売している様々なデバイスの1つに過ぎない。先日同社は、血圧計やリストバンド型のアクティビティートラッカー等、一連の家電製品をローンチした。また、ヘッドフォンメーカーのMisfitにも4000万米ドル出資している。
Xiaomiが家電等の小物分野に力を入れているには多くの理由がありそうだ。自社のスマートフォンユーザに他の小物を購入してもらうことでエコシステムに囲い込むことができ、次のフラッグシップモデルがリリースされるまでユーザを引き付けておくことが可能になる。
また、競合の追随を防ぐ上でも役立っている。中国のウェブ大手のほとんどは、モノのインターネット時代にある程度期待している。ちょうど1ヶ月前、KingsoftからスピンオフしたCheetah Mobileはスマート空気清浄機を発表している。
【via Tech in Asia】 @TechinAsia
-- PR --