米国ニューヨーク・ヤンキースをフリーエージェントになった黒田博樹投手が来季より、かつて所属していた広島東洋カープに復帰することが分かった。
黒田博樹投手は1996年、ドラフト逆指名2位で広島東洋カープに入団した。2007年までカープで投げた後に渡米。活躍の場を大リーグへ移し、ドジャース(2008-11)、ヤンキース(2012-14)と複数の球団で活躍した。2014年のシーズン終了後FAとなり、現在に至る。
黒田投手は大リーグの複数球団からオファーを出されていたがこれを断り、年俸では劣るが長年過ごした古巣である広島を選んだ。そのカープ愛に球団関係者やファンの間では早くも感動の声があがっている。
広島は黒田投手の一時帰国にあわせて11月よりオファーを出していたが、3度目の交渉で年俸4億円の条件を提示、晴れて今回の獲得に至った。広島の2014年度リーグ順位は3位。有力投手の獲得により、来季の優勝争奪に向けて期待が高まる。