この記事はLisp Advent Calendar 2014に投稿しそびれた、ただの記事です。
こんにちは、めいまおです。
昨年、勢い余ってLisp Advent Calendarに記事を投稿してからもう一年が経ち、早かったような、長かったような一年だったなと振り返っています。
Advent Calendar、枠余ってたらLisperとの付き合い方をテーマにクソ記事書こうと思ってたけど、早々に枠埋まったので書く機会永遠に失った
— 深町ミネコ (@meymao) 2014, 12月 26
というツイートをしたら、あんちべさんが
@meymao 書きましょう
— ゆゆ式アニメ2期決定! (@AntiBayesian) 2014, 12月 26
と言ってくださったので、Lisperとの付き合い方について書きます。
ちなみに「Lisperとの付き合い方」と銘打ってますがご存知の通り、サンプル数は1(夫)です。
フリードリンク、フリーおやつ
プログラミングは非常に頭を使う作業です。
頭が疲れて糖分が不足すると、集中力が切れてよい仕事ができず、都度飲食物を買いにいくのも時間のロスなので、すぐ手元で補給できるよう、フリードリンク、フリーおやつを用意しておくと喜ばれます。
我が家のフリーおやつは基本的に、アメ、チョコ類、ナッツ類、つまみ系、キシリトールガム、を置いてます。
ドリンクは、お茶、コーヒー、ココア、紅茶、100%ジュース、炭酸飲料、栄養ドリンク、あとアルコール各種(ビール、日本酒、焼酎、電氣ブラン、など)があり、それぞれ適宜補充されます。
ここらへんは完全にはてなカルチャーの影響ですね。
我が家のLisperは家で仕事をしているので、まかない(昼食)まで用意できていたら完璧なのですが、私も労働しているので、なかなかそこまで出来てません。
まだまだ精進が足らないですね。
話しかけない
先の説明の通り、プログラミングをしている時には非常な集中力でもってコードを書いているので、途中で話しかけると分からなくなったり、集中が途切れたりします。
軽快にキーボードを叩いていたり、やたら溜息が多い時には話しかけず、そっとお茶を入れたりします。
話を聞く
常日頃、Lispでなにか作っていますが、何を作っているのかはよく分かりません。
そこで、よく話を聞くことにしています。
別にどのようなものを作っているとか、技術的なあれこれとか、中身を理解する必要はない(正確に言えば理解できない)んです。「話を聞く」というのが重要なんです。
自分もそうですが、何かを考えたり作ったりしている時に、それを他者に説明しながら話をするのは、脳内で考えている時よりも、より具体的な言語化が必要であり、それらをまとめて誰かに説明する、というのは自分自身の考えを整理するのにも有意義なプロセスだと思うんです。
あと、話しを聞くことによって、朧気ながらもどんなことをしているかというのが分かる。プロダクトの名前や、それがどのような役割を果たすのかなど、もちろん直接私が理解することは出来ませんが、楽しそうに話しているのを聞くのは純粋に楽しいですね。
ホワイトボードを置く
話をするだけでなく、書くことも大事です。
思ったことを自由に書けるように、ホワイトボードを用意しておくと便利です。
うちではサイズの異なるホワイトボードが3つあり、さらにノート型ホワイトボードが1つあります。
ネットストーキング
話しを聞くだけでは足らない部分があるので、ネットストーキングをします。
専らGitHubでアクティビティをウォッチしたり、スターつけたり、ブログ読んだり、Twitterやブコメの反応をウォッチしたり、場合によってはHacker NewsやRedditを確認したり。
字面で見ると完全に気持ち悪い感じがありますが、平常運転です。
勉強会デート
Lisp系勉強会にも必要に応じて顔を出します。
大体、僕の体調が悪いけど参加したいから連れて帰る係であったり、人数の多い開催の時にお手伝いをしたり、発表する回には聞きに行ったりします。デートです。
国内で開催されているLispイベントがどれだけあるのか把握していませんが、曰く半定期国内Lispイベントはほぼ参加済みとのこと。贅沢ですね。
とはいえメイマオさんは半定期国内lispイベントはほぼコンプリートしてしまっているのでした。ローカルイベントとなると次はアメリカ、カナダ、ドイツ、ロシアあたりに行くことになるのだろうけれどそうすると僕より大分ぶっこんでる感じになるのでがんばって頂きたい。ではILCであいましょう。
— Masatoshi SANO (@snmsts) 2014, 4月 22
ハッカソン
家で定期的にハッカソンを開催します。所謂ホームパーティです。
Lisperが何人か集まって、英語で話しながらテケテケします。
Lispは小さなコミュニティらしいので、集まる場があるというのはとても重要なことだと考えています。外でハッカソンするのもいいけど、我が家で集まることを推奨しています。
なんか適当に飲み物と食べ物を用意しておくとLispersに感謝されます。
botを作る
あまり自分に馴染みのない話しだと、一度ではなかなか覚えられません。そういう時にはbotを作るとよいです。
botをウォッチし、過去の発言を定期的に見直すことで、理解が増す場合がごく稀にあります。
Emacsを入れる
夫が使っているのを見て便利そうだったので、PCにEmacsを入れました。
別に入っていたから何というわけではありませんが、同じツールを使ってみるというのもよいことだと思います。
コード書いてたら妻が急に横で「それEmacs? 便利そうだね」って言い出すから頭おかしくなったのかと思った
— fukamachi (@nitro_idiot) 2012, 4月 15
「ハッカーと画家」を読む
「ハッカーと画家」はポール・グレアムによって書かれたエッセイをまとめた本です。
この本自体はプログラミングの技術的なことについて書かれているわけではなく、(少し古い本なので内容的に古い部分もありますが)普通の本として読めるので、プログラマを理解するのにもよいと思います。
- 作者: ポールグレアム,Paul Graham,川合史朗
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2005/01
- メディア: 単行本
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以上、簡単ではありますが、Lisperとの付き合い方を綴ってみました。とはいえ、なにぶん「サンプル数1」なので「あれが足らねぇじゃねえか!」というところもあるかもしれません。
そのような場合には、参考にさせていただきますので、どしどし@meymaoまで教えていただきたいです。
それでは皆様、良いお年を。