藤田知也
2014年12月26日21時35分
年末年始の特ダネもスマートフォンで――。週刊誌業界でネット戦略を見直す動きが出てきた。スマホで読みやすい記事を配信し、ネットでお金を払ってくれる読者を開拓している。紙に頼らない新たなビジネスモデルとなるか。
総合週刊誌で販売部数トップの週刊文春は今月、ネット上の有料会員数が5千人を超えた。動画配信サイト「ニコニコ動画」内で4月に有料サイトを開き、最新号の大半の記事を、雑誌発売日の朝5時から読めるようにした。
会員獲得の牽引(けんいん)役はAKB48やジャニーズなど人気アイドルのスキャンダル。雑誌では未公開の写真や動画も載せる。10月に乃木坂46メンバーの路上キス写真を載せたときは、1日で772人が入会したという。
従来の読者は40代以上が大半だが、ネット会員の6割超は10~20代の若者。新谷学編集長は「特定の記事を目当てに入会してすぐやめる人も多いが、ほかのネタに目を向け、面白がって残る人もいる」と話す。
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