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 総務省の労働力調査で、アルバイトやパート、派遣社員などの非正社員の数が、初めて2千万人を超えた。子育てを終えた女性や退職後に再び働く高齢者が、非正社員の仕事に就くことが多いためだ。

 大阪府の大手英会話学校に契約社員として勤める女性(30)は4年前、夫の転勤を機に正社員の仕事を辞めた。転居先で仕事を探したが、契約社員の仕事しか決まらなかった。

 正社員と仕事は同じなのにボーナスはなく、収入は低い。将来の出産を考えると、育休のとりやすい正社員になりたいと思うものの、社内で正社員になる道は「狭き門」。かといって、転職も簡単ではない。「いったん正社員を辞めると、その後が本当にむずかしい」と女性は語る。