世界の村で発見!こんなところに日本人 北太平洋の未知の秘島にニッポンの親父が!! 2014.11.21


日本から飛行機の直行便で太平洋をはるかに越えて10時間
正午アメリカ西海岸空の玄関口・ロサンゼルス国際空港にこの男が降り立った
永遠のリーダー
日本人探しは2度目
番組開始から7年で初めてのアメリカ上陸!
だがもちろんただのアメリカじゃございません
ちょっとだけ聞くとわれわれがイメージするアメリカだけがアメリカじゃないらしいですよでも今回アメリカでしょ全然楽勝じゃんとか思ってたのアメリカのずーーっとこの辺行くのよアメリカってこんな感じだと思うじゃないですかほんとリーダーおっしゃるとおりここがあんねんここが
さぁ今回の目的地は…
それを含めて捜し出すのがリーダーのお仕事です
気を取り直して…
今度は男性に聞いてみる
やはり広大な国土を持つアメリカ
中でもかなりへんぴな場所なのか…
知っている人が全然見つからない
あ〜…
こんなに知られていないダッチハーバーとは一体?
とはいえ誰かに聞くしかない
ここで分かるか?
ようやく分かったダッチハーバーは今いるロサンゼルスから北西になんと4,300km
そこはアメリカ最北・アラスカ州
本土から西に1,930km
40以上もの島が連なるアリューシャン列島
その1つウナラスカという島にある町
(スタジオ内笑い)
アメリカ合衆国最果ての島にあるダッチハーバー
日本人は一体なぜそんな場所に…
ここから
しかも…
しかし探し求める日本人に少しでも近づきたいリーダーは…
シアトルで飛行機を乗り継いでこの日のうちにアンカレッジに行くことに
楽しそうなロスに後ろ髪を引かれつつ飛行機は2時間半でシアトルに
休む間もなく乗り継いでアメリカ最北のアラスカ州・アンカレッジへ
ううん5分は使ってますよ
「5分使ってます」
それにしても日本にあまりなじみのないアリューシャン列島・ダッチハーバーとはどんなところなのか?
アラスカへ向かうアメリカ人ですらよく知らないという辺境の地
日本人は何のためにそこに…
その日本人に会うまではまだまだ遠い
シアトルを出発しカナダを飛び越え3時間半
午後10時半飛行機に乗りっぱなしでようやくアンカレッジ国際空港に到着
そりゃあ1日でこれだけ移動すればお疲れでしょう
この日はこれで終了
ではリーダーがお休みの間に大野くんアラスカの説明お願いします
アメリカ合衆国最北の州・アラスカ州面積は全米最大の152万人口は73万1867年にロシア帝国から買収した自然豊かな土地で当時の価格は720万ドル現在の価値に換算するとおよそ330億円でしたその後石油や金などの鉱山が発見され今では州の総生産が年間およそ5兆3000億円にも及ぶことを思うと安い買い物だったといえます
そしてアンカレッジはそのアラスカ州最大の町
人口は30万
50年ほど前の石油発見を機に工業都市として発展した
だが一歩郊外へ出ると今も手つかずの大自然が残る
そうアラスカでは郊外に出ればグリズリーなどの野生の熊と遭遇することも珍しくない
そこでこういったスプレーを持ち歩くのが当たり前
実際の使い方はこんな感じ
かなりの接近戦だ
(渡辺)催涙ガスみたいなやつでシューッてやると熊が逃げていく
一晩ゆっくり休んだリーダー
ダッチハーバーへのフライトは午後3時45分
時間はたっぷりあるので初めてのアラスカを体感しようと街へ
しかし…
昨日いたロスからは緯度にして27度も北上しこの日気温は8℃
さらにこれから向かうダッチハーバーの気候は想像もつかない
なのでリーダー…
上着を買うためお店を探す
すると…
おいしそうなにおいに誘われ近づいてみると…
アラスカではよく食べられているトナカイソーセージ
牛肉より脂が少なくヘルシーなことから人気なんだとか!
トッピングには甘いものから辛いものまで5種類のピクルスを好きなだけ
リーダー言われるままにトッピング
さらにキュウリのピクルスまで
ここまでくると何の味だか分からない
悪い予感しかしませんが…
ローカルフードでおなかもいっぱい
ほかどうなんですか?向こうは珍しい食べ物とか…こういう三角みたいなすっごいでかいのがいるのあっこれですか?これですね
(渡辺)人間の身長ぐらいあるじゃないですかこれが釣れるんですってこれをから揚げにしたりとかして「フィッシュ&チップス」みたいにして食べるのがわりとアラスカの定番…ほら食べてるたぶんですけどね
ホットドッグの寄り道も終え防寒着探しへ
で半袖くんオススメの店へ急ぐ
自然豊かなアラスカではアウトドアが盛ん
ここならいろいろありそうだ
それは行ってみないと分からない
とりあえずウインドブレーカーを購入
外へ出ると小雨がぱらつき始めた
フライト時間も近づいてきたのでタクシーで昨日到着したアンカレッジ国際空港へ
日本人がいるダッチハーバーは今いるアンカレッジから1,300km離れたウナラスカ島にある町
午後3時45分
小さなプロペラ機に乗り雨のアンカレッジを出発
この先にいる日本人は一体どんな人なのか?
と思いをはせているのかと思いきやリーダー爆睡
まぁそれもしかたがない
2日間の飛行機移動はなんと14,000km
東京から南極点まで行ける距離だ
アンカレッジを出発して3時間
目を覚ましたリーダーの眼下には…
ついにアリューシャン列島・ウナラスカ島が
日本出発から44時間午後7時
そこはアメリカはアメリカでも本土からはるか離れた北太平洋の小さな島
一体なぜこんなところに?
まずあの飛行機の移動は大変ですね大変ですよ日本からこう行ったほうが早いんじゃないかなという…それをねこう…行くからねこれは大変だったそして実際日本人の方に会われていかがでしたか?今から40年ぐらい前にねいろいろ日本の政策みたいのが変わった時期があるんですよそういうそういう方だったんですよ
アリューシャン列島にある
人口は4700
ベーリング海での過酷なカニ漁の拠点としても知られ…
9割以上が水産業に従事している
病院とスーパーマーケットがそれぞれ2軒ずつ
繁華街はなく娯楽も少ない小さな町だ
アメリカに来て3日目
抜群の天気に恵まれ聞き込み開始
探し求める日本人はサーモン通りという場所にいる
30分ほど歩いたが誰も見つからない
途方に暮れていると…
町の案内所のようだが日本人を知っているだろうか?
ついに
そこまでの地図を描いてもらう
今いる場所からまっすぐ進むと橋がありそれを渡って道なりに行くと海岸線へ
1つ目の角を右に曲がった先がサーモン通り
そこに日本人がいる水産会社・ユニシーがあるらしい
建物を出て僅か数十mで…
すぐに橋を発見
しかし…
地図を見ると確かに橋を渡った先には道が続いている
だが実際はT字路ですぐに突き当たり
しかも海なんて見えず山がある
自信がなくなってきたリーダーは…
ちょうど人がいたので聞いてみよう
なんでも地図にある橋は今渡った橋じゃなくはるか丘を越えた先にあるという
しかも残念なことに島にはバスがなくタクシーもほとんど走ってないというので歩くしかないようだ
騙すなんて人聞きの悪い!
実はあのお姉さんの地図とても正確だったのだ
丘も描いてあるし…
その先に橋も描いてある
で橋を越えてずーっと進むと…
「ほぼ」じゃなく
海沿いの道を行くと1つ目の曲がり角が
不安な時は聞いてみよう
日本人がいる
でここでスタッフからリーダーにご説明
ここまでの道中を足早にお見せしましたが…
実はリーダー1時間以上も歩いてきたんですよね
でも地図がとても正確ですんなり到着したうえ
ここでも何の
1分くらいにキュッとまとめました
じゃ話を元に戻しましょう
なんと一気に名前まで分かった
日本人はヒロさんというらしい
(渡辺)サンキューバイバイ
探し求めた日本人はもう近い!
しかし…
建物がたくさんあって肝心なユニシーがどれだか分からない
迷っていると…
さっきの人が戻ってきてくれた
日本を出発してから60時間半
ようやく日本人がいる場所にたどり着いた
テレビでよく見ます
アラスカ・アリューシャン列島
寺田さんが働くユニシーは大手水産会社・日本水産の関連会社だということだがここで一体何をしているのか?
ここユニシーでは季節により水揚げされるカニや鮭・スケトウダラなどを加工
主に日本に輸出している
寺田さんの主な仕事は工場での品質管理と…
現地スタッフへの
アメリカ・アリューシャン列島ダッチハーバー
水産加工の工場で働いている日本人・寺田洋元さん55歳
へぇ〜
なんと30年以上も前からこの島に
寺田さんは一体どのような人生を歩みここへ辿り着いたのか?
父親は漁師
中学卒業後迷うことなく同じ道を選んだ寺田さん
サケやマスを取る北洋漁業の船に乗っていた
一度漁に出ると2か月は海の上
それを繰り返し1年の大半は船上での生活だった
10代の寺田さんにとっては過酷な毎日
だがその分…
当時大卒の初任給が80,000円ほどだった時代
寺田さんは若くして大金を稼いでいた
しかしなぜ花形職業を捨ててしまったのか?
自国の近海の資源を守るための国際的な取り決め
沿岸から200海里およそ370kmの範囲では外国船の操業などを認めないというもの
1977年アメリカとソ連が相次いで自国の200海里を設定
日本のサケマス漁は大幅に制限され大打撃を受けた
それは個人にはどうすることもできない
減船の対象となった船の一部は魚の住みかにするため海に沈められたものもあった
…あれでしょうけどね
船を降りた漁師たちは地元の水産加工工場や土木・建築の仕事に流れていった
寺田さんもその一人
漁師として生きる道を諦めた
当時まだ19歳
生きていくにはそれしか道がなかった
1979年寺田さんは漁師時代の先輩に誘われるまますじこの加工工場で働くためアラスカ・アンカレッジ近くの町へ
(渡辺)やっぱ漁師大変ですもんね
寺田さんはその後カナダやフランスにあるすじこ加工の工場を転々とし1980年21歳の時ここダッチハーバーへとやって来た
まぁどちらかというとこうアーユーフリートゥナイト?
23歳の時同じ職場で働く1歳年下のバーバラさんと出会い交際1年24歳の時に結婚
92年には長男98年には次男と子宝にも恵まれた
実は同じような年頃の娘を持つリーダー
ますます親近感が湧いたようで…
なんと寺田さん現在バツイチの独身
22歳の長男・エブンさんは大学を卒業し大都市・シアトルで就職
今は高校1年の次男・ケイドさんと二人暮らしだ
男二人その生活は一体どんなものなのか?
職場から歩いて5分の社宅
家賃・光熱費は会社持ち
これがリビングですねへぇ〜
(渡辺)ここに座るんですかいつも
結婚当初からずっとここに住んでいる
親子それぞれの部屋とダイニングキッチン
2人で住む今3LDKはちょっと広い
よわい55働く父として…
息子の面倒をみる主夫として一人二役
忙しい日々
冷蔵庫の中は…
ほらシャケの頭
作るのは元漁師ならでは男の料理
この日は
そしてズワイガニでだしを取った味噌汁
さらに焼き魚も
いつもは次男と一緒の夕食だがこの日は学校行事でアンカレッジにいるためリーダーと2人で
(渡辺)へぇ〜
何年たっても忘れない日本の味
日本への想い
もともと永住する気はなかったという寺田さん
にもかかわらず34年
その原動力は?
今思うこと
50歳を過ぎ寺田さんが今思うこと
そういうのがありますから
あらがいようのない時代の波に飲み込まれたどり着いたこの地で34年
今55歳
働き続けてきた男の船旅は一つの区切りを迎えようとしている
そうなんだよね〜「パパもうダメかもしんない…」とかそしたら「そんなことないよ!」っていうふうにメールで元気づけてくれるいや女の子だからじゃない
同世代のおやじ2人話は尽きることなく夜を徹して続いた
そして翌朝
はい
息子さんが帰ってきたので再びお宅に伺ったが…
アラスカ・アリューシャン列島ウナラスカ島にあるダッチハーバー
そこには…
リーダー同世代すごいいい旅でしたね明るかったですもんね基本ね明るいんだよね次男の方が独り立ちされるまで高1ですからこっから高校で大学であと6年ぐらいは働いてそこからもしかしたらもう帰ってこられるかもわかんないですね日本にやっぱりだからね向こうに骨をうずめるのかなって思ってたんですよそしたら…っていう意志をちゃんと持ってるからああそうなんだと思って
そこへ降り立ったのは…
これはええ感じや!
次週こんにちはいくつ?
なんと
親元を離れ一人で異国暮らし
一体彼女は何のために?
いえいえ
彼女と出会いせいじは…
2014/11/21(金) 21:00〜21:54
ABCテレビ1
世界の村で発見!こんなところに日本人[字] 北太平洋の未知の秘島にニッポンの親父が!!

日本から14000キロ…北太平洋最果ての島…アラスカ州アリューシャン列島ウナラスカ…圧倒的な大自然の中で、34年働き続けてきたニッポンの親父が!日本に戻りたい、でも…

詳細情報
◇みどころ
世界には「一体なぜこんなところに?」と首を傾げたくなるような場所に住む日本人が多数いる。旅人となった芸能人が、自力で世界の僻地にいる日本人に会いに行き、そこにあるたった一つの人生ドラマをひもとく。
◇出演者
【司会】千原ジュニア
【旅人】渡辺正行
【パネラー】篠田麻里子、千原せいじ、森泉
【データマン】大野拓朗
◇番組内容1
渡辺リーダーが日本から飛行機を乗り継ぎやっと辿り着いたアメリカ最果ての島。極寒カニ漁の寄港地としてのみ知られるアリューシャン列島ウナラスカ島。高給取りの花形漁師を辞め、この地で34年、「日本に戻りたい」
という気持ちを秘めながら働き続けてきたニッポンの親父がいた!
◇おしらせ
☆『お願い!せいじおじさん』は
 番組HP
 http://asahi.co.jp/konnatokoroni/

ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32723(0x7FD3)
TransportStreamID:32723(0x7FD3)
ServiceID:2072(0x0818)
EventID:15153(0x3B31)

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: | 投稿者: