この時間は午後6時15分まで字幕放送をお送りします。
安倍総理大臣があす、衆議院を解散するのを前に、各党は選挙戦に向けた動きを加速させています。
立候補予定者たちも、地元選挙区で、選挙戦の準備に追われていました。
けさ8時過ぎ。
衆議院の東京3区、品川区の西大井駅前にいるのは、自民党の石原宏高議員。
大義のない選挙というふうに野党は、批判をされますけれども、この経済政策をしっかりとした安定的な政権の下で継続をしていくために。
あすに迫った解散を前に、選挙戦への準備に追われていました。
今回、解散してから公示日までの期間が短いんですね。
選挙前もかなり、政治活動ができるので、それがちょっと、短いのが気になります。
ここは激戦区なんで。
石原議員が激戦区と表現した東京3区。
その石原氏が意識する相手は、同じころ、五反田駅前にいました。
民主党の松原仁議員。
石原議員とは、これまでも東京3区で激突してきました。
アベノミクスの効果というものは、まさに極めて極めて極めて極めて極めて限定的であり、ほとんどの国民にとっては、全く違う世界の話である。
今シーズン一番の寒さとなったけさの東京。
寒いからねぇ、これを手に持つんだよ。
寒いですよね、きょうは。
多くの有権者は戸惑っている感じですね。
争点が分からないと。
松原議員の事務所を訪ねてみると。
選挙戦を前に、確認作業に追われていました。
印刷物とかですね、あと、そういう作り物ですかね、ポスターとかですね、びらの作成とか、そういったところで時間がかかりますので。
東京3区では、このほか、共産党の香西克介氏も、立候補する予定です。
それは突貫工事で準備しました。
間に合ってますか?
きのうポスター出来上がって、張り始めていまして。
お店も会社も、もう続けられない、今、こうした悲鳴がたくさん上がっています。
このうえ、消費税を10%にしてしまったら、一体どんなことになるんでしょうか。
一方、各党は選挙戦に向けた動きを加速させています。
与党側は今回の総選挙で、2009年以来となる自民、公明両党の共通公約を作ることにしています。
食料品など、生活必需品の消費税率を低く抑える、軽減税率制度については、2017年度からの導入を目指すことで先週、両党が合意していましたが、共通公約にも盛り込む方針です。
全員、当選を目指して、しっかり勝ち抜いていきたいと思います。
きのう、解党が決まったみんなの党。
2人の議員が、きょう、離党届を提出し、民主党への入党を申し入れました。
今ある政党の中で、一番自分に近いのは民主党だと思って、今回はお世話になります。
お2人の民主党への参加を、心から歓迎をいたします。
民主党は、野党各党との候補者調整を進めていますが。
維新の党は維新の党として戦う、これが基本方針です。
このほか、次世代の党や生活の党、社民党など、野党各党も選挙戦の準備を急いでいます。
あす国会では、午後、衆議院が解散されます。
京都府向日市で、夫に毒物を飲ませて殺害したとして、妻の筧千佐子容疑者が逮捕された事件で、千佐子容疑者の関係先から、青酸化合物が押収されていたことが新たに分かりました。
警察は、この青酸化合物と夫の遺体から検出された青酸化合物の成分が同じかどうか、調べを進めています。
ーごご1時です。
筧容疑者の身柄が検察庁に送られます。
きのう、殺人の疑いで逮捕された無職の筧千佐子容疑者。
去年12月、京都府向日市で死亡した男性の遺体から、青酸化合物が検出された事件で、警察はこれまでに、千佐子容疑者の関係先から青酸化合物を押収していたことが分かりました。
男性の遺体から検出されたものと同一かどうか、慎重に調べているといいます。
また昨夜から、千佐子容疑者の結婚暦などについて、詳しく話を聴いていますが、千佐子容疑者は取り乱すこともなく、素直に応じ、殺害に関しては殺していないと、容疑を否認しているということです。
ここで転がってました。
どこら辺ですか?
ここで頭をぶつけたような形で、ここで。
事の発端は、去年の12月28日。
京都府向日市の民家で、この家に住む筧勇夫さんが倒れていると、妻の千佐子容疑者が119番通報しました。
勇夫さんは救急搬送されるも、まもなく死亡が確認されました。
定年退職したあと、趣味のゴルフなどを満喫しながら、向日市の自宅で1人暮しをしていた勇夫さん。
そこに現れたのが、千佐子容疑者だったのです。
千佐子容疑者によりますと、2人は、去年の初めに、結婚相談所を通じて知り合い、6月ごろから交際を始めたといいます。
もう70になったらね、そんな再婚してくれるって人もないし、自分もそんな馬力起きませんよ。
もうこの人で最後ですよっていう、それぐらいの安心感のある人でしたよね。
その後、勇夫さんの遺体を司法解剖したところ、猛毒の青酸化合物が検出され、千佐子容疑者は連日、警察の取り調べを受けることになりました。
もしもそんなもの置いてたら、警察に取られてるよ。
100%、1000%、そういうものは一切置いていない。
だから私、なんにも悪びれてない。
警察が取っていったり調べたりしたことに対して、なんにも全く、0%。
千佐子容疑者は以前、取材に対し、事件への関与をはっきりと否定していました。
1946年、福岡・北九州市で生まれ、地元の進学校に通っていた千佐子容疑者。
おとなしい性格でしたが、勉強はよくできたといいます。
真面目やったと思うよ。
頭がよかったと思う。
この地元じゃね、本当、優秀やったと思う。
ただそんなことするような女性には、もう全然感じられんけどね。
高校時代は手芸部だったという千佐子容疑者。
卒業アルバムには、開拓の文字をつづっていました。
その後、大手の銀行で働き始め、1970年ごろに、最初の夫と結婚。
2人の子どもに恵まれます。
1994年に、初婚の夫が病死すると、この10年間で、5人の男性と、結婚、交際、そして死別を繰り返します。
その相手のほとんどは、結婚相談所で知り合ったといいます。
婚活について、逮捕前の取材でこう話していました。
なんでそんな、婚活しようと思ったの?
婚活ということばはちょっと私、気にいらんのやけど、やっぱし老後をやっぱり、穏やかに、金策して走り回らんと、それなりにちゃんとした人に頼って、生きていける生活をやっぱり望みたいよね。
私はもうこの年まで生きたら、別に入籍せんでもええやんって思ってましたし、年金も減るからね、彼と入籍したら。
だから私はあんまり、望んでなかったんだけど、彼がすごい、ものすごい熱心に、それは言いましたからね。
それで私がそれを拒んだら、ほんなら、あんた、あんまり僕のことあれなんかって、思われるし、そういう私の思いはありますよね。
そうじゃないのに、そんなふうに思われるのもあれやしなと思って。
真面目やから、だますような人じゃないし、いいかっていうのは、ありましたよね。
さらに、みずからの性格や男性観についても、事細かに話し始めました。
私もそんな暇人じゃないし、私もなんやかんや習いもの行ったり、女友達多いからね、おつきあい忙しいから、そこまで男の人、好きじゃないから、男好きでもないから。
女の人でも男好きの人って、ありますやんか。
私は結構、たくさん結婚してるから、あんたたちが男好きと思ってるかもしれんけど、あんまり男好きじゃないですよ、さっぱりしてますから、私。
千佐子容疑者が結婚相談所を通じて知り合った男性の相次ぐ死。
2人の体からは青酸化合物が検出されていて、千佐子容疑者は夫に青酸化合物を飲ませて、中毒死させた疑いが持たれています。
知らないところで、毒のようなものを、彼が、これはあなたの体にいいんだよというふうに、例えばですよ、そういうので与えられて飲むしか、自分で毒を飲むような人じゃないし。
千佐子容疑者の関係先からも押収された青酸化合物。
千佐子容疑者が否認を続ける中、入手ルートの解明が急がれます。
宮城県と山形県の境にあり、ことし8月以降、火山活動がやや活発となっている蔵王山で、昨夜、比較的規模の大きい火山性微動が発生しました。
仙台管区気象台によりますと、蔵王山ではきのう午後9時49分ごろから、およそ7分半にわたり、これまでに観測された中では、比較的振幅の規模が大きい火山性微動が観測されました。
またその後、1時間ほどの間に、小さな火山性微動が2回発生しました。
これに伴い、山頂南側の地面が、僅かに盛り上がる変化が見られたものの、その後の望遠カメラなどでの観測では、異常は認められていないということです。
蔵王山では、ことし8月以降、火山性微動や地震など、火山活動の高まりが見られていて、気象台では、登山などで火口に近づく際は、十分注意するよう呼びかけています。
山口県下関市できょう、ある魚の漁獲高の減少を食い止めるための会議が開かれました。
その魚とは、これから冬の間、漁のピークを迎えるトラフグです。
ふぐ刺しやふぐちりなどの高級食材として知られていますが、冬の味覚の王様に、今、何が起きているんでしょうか。
いよいよ冬本番。
これから旬を迎えるのが、トラフグです。
刺身、から揚げ。
あったかい鍋は、これからの季節にぴったりです。
しかし。
年々、もう手に入れるのが難しくなりますね。
今、フグの数が減っているというのです。
中でも、絶滅の危機にひんしている種類があるといいます。
私たちは、日本有数のフグの産地、山口県下関市へ。
展示しているフグの種類が日本一という水族館を訪ねました。
世界でフグは大体400種類くらいいるんですけれども、そのうち、約100種類を展示しております。
100種類?
ただし、今回お話のあった、カラスというのは、うちでは今、展示していないんですよ。
絶滅の危機にひんしているのは、カラスフグという種類。
今は展示していないということで、3年前に展示していたころの写真を見せてもらいました。
背中のほうにまずこの1つの大きな斑紋は、トラフグもあるんですけれども、カラスの場合は、この1つの斑紋しかないことですね。
あとは背中が全部鳥のカラスのように黒っぽいことですね。
今月17日、国際自然保護連合・IUCNは、カラスフグを絶滅危惧種に指定。
乱獲によって、過去40年で個体数が99.9%減少したとしています。
漁獲量の減少は、高級食材として扱われるフグの王様、トラフグにも。
これが日本海側で取れた、天然のトラフグです。
この日、下関の漁港に水揚げされていたのは、5キロサイズのトラフグ。
トラフグ漁は12月からピークを迎え、3月まで行われますが。
わりと大きなね、10キロ近くまで12月、1月になると、そんなの取れますけどね。
ちょっとね、ことしの場合は魚痩せてますよね、これ。
例年に比べると小さく、水揚げされる量も少ないといいます。
水産庁によりますと、トラフグの主要な漁場である日本海や、瀬戸内海などでは、昨年までの11年間で、
漁獲量が減少傾向にあるというトラフグ。
都内で、天然トラフグを扱うお店を訪ねました。
こちらが天然のトラフグを3日間締めて、熟成させたものでございます。
3日間熟成させることで、余分な水分がなくなり、身が締まり、うまみが増すといいます。
これから、まさに旬を迎えるフグ。
ふぐ刺しや鍋がおいしい時期になりますが、その仕入れ値は、年々上がっているといいます。
出始めのころよりは、4割ぐらいは今、高くなっていますね。
これからもっと上がると思います。
年々、もう、手に入れるのが難しくなりますね。
なぜ、トラフグの数が減っているのでしょうか。
毎年、漁獲されているトラフグの年齢を調べると、0歳のトラフグと1歳のトラフグで大体7割ぐらいを占めています。
卵を産む前の小さなフグを多く取っていることが、影響しているのではないかということです。
こうした現状を打開しようと、きょう、山口県下関市で、トラフグの資源管理について会議が行われました。
今後、漁業者と行政が一体となった対策を進める方針です。
東京外国為替市場で、円安ドル高が進み、およそ7年3か月ぶりに、1ドル118円台後半をつけました。
アメリカで長期金利が上昇し、日米の金利差が拡大するとの見方から、円を売ってドルを買う動きが進みました。
近く1ドル120円まで下落する可能性もあると指摘する市場関係者もいます。
74人の命を奪った広島市の土砂災害からきょうで3か月です。
土石流に襲われた被災地では、朝から遺族や住民が花を手向けて祈りをささげました。
応急の復旧工事はほぼ完了し、避難勧告はきょう、2014/11/20(木) 17:53〜18:15
読売テレビ1
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藤井貴彦、陣内貴美子が伝えます。わかりやすいニュースをいち早く…スポーツ芸能そしてお得な生活情報も▽番組テーマはミンナが生きやすく。
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