ハートネットTV 公開すこやか長寿「山形県・河北町」 2014.11.20


皆さんこんにちは。
こんにちは。
ハートネットTV「公開すこやか長寿」今回は山田邦子さんと山形県河北町やって参りました。
初めてやって参りました。
(2人)よろしくお願いします。
この番組はNHK山形放送局NHK厚生文化事業団そして地元自治体の河北町が共同制作しているイベントの会場からお送りしてまいります。
河北町といいますと山形県の大体真ん中辺りにあるんですよね。
大体っていう言い方が分からないですけれども。
まあ真ん中という事でね。
かつては江戸時代辺りはべに花。
あのお花の?こんな黄色のきれいなべに花。
ちょっと下の方が紅がさしてくるという。
べに花が盛んだったんですね栽培が。
こんな色の。
紅を着物を染めたりあと口紅として使われたという非常に高級なものだったんですけれどもそれが最上川を伝いまして日本海に出てなんと京都に運ばれてた。
うえっ?え〜!?遠いよ京都って。
そうなんですよ。
それでは「公開すこやか長寿」早速始めてまいります。

(拍手)ちょっと野菜って言ったってきれいですね。
これ今本当に旬の野菜なんですけれどちょっと色が…。
外国っぽくない?高級なレストランで出てくるようなお野菜でしょ?特にイタリアンレストランで出てくるイタリア系の野菜なんですね。
この河北町といいますと北イタリアの寒さが厳しくて寒暖の差が激しいっていう所に似てますのでここでイタリア野菜を育てるというのが最近ですね非常に…。
でも私やっぱり枝豆だと思うのよね。
これはこんなに長いんだ。
ちょうど今が旬でこれ朝取れたばっかりで。
特にここは「秘伝」という。
ん?「秘伝」。
…っていう名前なの?「秘伝」という枝豆なんですよ。
大きいんです。
粒もしっかりと。
へえ〜。
「秘伝」ですからね。
「秘伝」っていったらすごい秘伝なんでしょ?さあそれではどんな方が現れるんでしょうか?1組目のおしどりご長寿ご夫妻に登場頂きます。

(拍手)よろしくお願い致します。
よろしくお願い致します。
どうぞどうぞ。
河北町西里にお住まいの後藤誠雄さん知子さんご夫妻です。
よろしくお願い致します。
座りました。
さあ早速ですけれども後藤誠雄さんからまず生年月日とお年をお願いします。
86歳!
(拍手)ご長寿ですね。
共に80越えております。
(拍手)農業一筋60年余りの誠雄さんと知子さん。
秋は枝豆「秘伝」の収穫に大忙しです。
息子夫婦孫と共に6人でにぎやかに暮らすお二人。
収穫から選別洗浄袋詰めまで。
朝5時から家族総出で行っています。
家族を送り出してほっと一息つくのが朝8時。
二人三脚で歩む長寿の秘けつを伺います。
枝豆ですか?後藤さん。
実は朝持ってきて下さった。
あれもそうなの?どうもありがとう…。
あれ?今日はだけど本番だからさすがに…。
今日も行ってきたんですか?今日も。
ありがとうございます。
早速ですけれども長寿の秘けつキーワードご紹介します。
「うない」と書いてあります。
間違えたんじゃない?うなじとかうなぎうな丼…。
それはうなぎですけどね。
うない?何?これはうないっていう事はこの辺の方言でございまして田んぼを耕す畑を耕すって事を…畑うない行くって言うの?
(誠雄)今日は畑うない行く。
実際は耕すっていう事を意味してるんですが。
畑耕しに行く。
「うんうん」って言ってる。
(誠雄)みんなそうでしょそれは。
乗ってんですか?うない。
春先になると田んぼや畑でうなってるんですよ。
それが…こうして頑張って働いている事が健康長寿の秘けつじゃないかと思ってます。
私たちは。
体を動かしてね。
じゃあ今「うんうん」って言った方も今日朝うない?
(笑い声)ここ来る前に。
すてきですねそれ。
そんな事で子育ても終わり…。
縫い物。
いい人と一緒になりましたね。
着物の時代でもなくなってきたしね。
何をするにも…いい奥さんだ。
(拍手)恋愛で結婚されたんですか?え?恋愛で?違いますよ。
お見合いで?当時は見合いですよそれは。
じゃ誰が来るか分かんなかったでしょ?その時に…
(笑い声)いいなと思ったんでしょ?いやでも大当たりでしょう。
(笑い声)知子さんケンカとかしないんですか?しますよね?63年間いたら。
(笑い声)じき直りますよ。
もう毎日の事ですから。
今日は野菜作りの方は俺の。
家内は…だからいいコンビなんでしょうね。
それがね。
どっちかばっかりが威張ってるんじゃないから。
(拍手と笑い声)63年目にしてね。
頭が下がります。
ちょっと枝豆食べたいと思いません?当たり前ですよ!もうかなり口が枝豆になってます。
持ってきてもらいます。
いや〜うれしい。
JAさがえ西村山の渡部恵嗣さんです。
まあゆでて下さった。
(拍手)よろしくお願い致します。
実は誠雄さんが「この枝豆を広める頑張っている一番の若手は?」と言ったら渡部さん。
ご紹介頂いたの?大先輩でしょ?やりづらいでしょ?
(渡部)いえいえ。
見ないでいいから。
誠雄さんどういう方ですか?だからもうこれの神様みたいな。
(渡部)そうですね。
すばらしいな。
しかしいい匂いがするわ。
青いこの枝豆の香りが本当に。
う〜ん!
(渡部)おいしいですよね?1回じゃ分からないから。
(笑い声)
(笑い声)
(誠雄)おいしい?すごいおいしい。
すごいおいしいです。
(拍手)やりますね〜。
さすが。
今頑張って売ってもらってます。
気に入ってるみたいですよ。
(渡部)ありがとうございます。
これはうちの嫁さんがこういうようなずんだにして今日作って持ってきた。
どういう事なんですか?これは。
甘〜い。
枝豆で作ったあんこですかね?そうそう。
初めて食べました。
非常においしいです。
おいしい。
皆さんやっぱりこうされて食べるんですか?ずんだ食べる?うなずいてらっしゃいます…。
地元JAの渡部恵嗣さんでした。
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
渡部さんすみません。
(拍手)どうでしょうか?まだ80歳という言い方もできますからこの先90100と。
それの希望は持ってます。
お二人でね。
お二人でいられればね。
そうそう。
そう言ってますけど知子さんどうでしょう?後藤さんご夫妻でした。
どうもありがとうございました。
(拍手)さあそれでは次のおしどりご長寿ご夫妻に登場頂きましょう。
どうぞ。

(拍手)こんにちは。
よろしくお願い致します。
どうぞどうぞお座り下さい。
よろしくお願い致します。
河北町谷地にお住まいの矢作春樹さん文さんのご夫妻です。
どうぞよろしくお願い致します。
何かちゃんとしてる。
(拍手)まず春樹さんから生年月日と年齢をお願いします。
やはり80越えてました。
昭和1桁です。
80越えましたね。
(拍手)紅色のネクタイとジャケットを着込み文さんの運転で出かけた先は地元河北町の歴史と文化を学べる…教師を退職してから春樹さんはここでガイドをしています。
一方同じく教師だった文さんも今は趣味の写経や手芸などを楽しむ日々。
春樹さんは今も山形弁の研究を続ける生き生きご長寿です。
さて今日はどんなお話が伺えるでしょうか。
早速ですが矢作さんの長寿の秘けつをご紹介致しましょう。
こちらです。
何でしょう?「おしぇる」。
お猿さん?「おしぇるのかごやだホイサッサ」。
「おしぇるのかごや」…なるほど。
(春樹)教える。
あ〜っ先生だ!教える。
それがちょっと「え」だけちっちゃくなると。
これは山形弁ですか?
(春樹)そうですね。
これがもう少し北の方に行きますとおへる。
(笑い声)何か臭いそうなね…。
少し変わってきます。
春樹さんどうして方言の道に入ろうと思ったんですか?英語も駄目数学も駄目理科も駄目…。
何をやるかっていうと…この研究は奥様も一緒にやられてるんですか?私は別にしません。
(笑い声)しません。
はい。
ただ同じふるさとなんで…「こういう言葉言ってた?」。
「小さい時使ってた」って言うのね。
という事で山形弁講座開講致します。
じゃあ春樹さん。
はい。
けろず。
合ってます?
(拍手とチャイム)あっチャイム。
懐かしいですねこのチャイムの音。
さあまずは…私も分かります。
これは有名でしょ?「どさ?」。
「ゆさ」。
(笑い声)先生合ってますか?
(拍手)合ってますよね。
さあそしてこれも同じ。
とうとう1文字になっちゃった。
食べます?食べる。
(笑い声)そうか!食えか。
食え。
食いなさい。
食べなさい。
け?う〜ん難しい。
だんだん難しくなってきますよ。
まだまだ初級ですから。
これ中級です。
(笑い声)とうとう分かんなくなってきた。
ワラワラ。
ママケハー。
ママケハー。
ワッラワ〜ラママケハー。
カメハメハ!そんな感じです。
急いでごはんを食べなさいという意味ですね。
は!?
(笑い声)ママ…。
あっまんま。
け?
(春樹)まんま…。
食う。
あっ食うだね。
「け」食べろだから。
「ハー」はまあ感動詞と言っていいでしょうかね。
(笑い声)皆分かるんですか?これ。
ワラワラママケハー。
早く食べちゃいなさいって。
どんどんいきますよ。
若いのに分かってんの?うそ!?「あべはー!」来ました。
アッハッハッハ!「あべはー!」?もうね上級編難しすぎて一気に解説してもらいます。
(笑い声)見て下さい。
「あべはー!」。
「かーうー」。
「やばつぇ!」。
もう場内盛り上がってきました。
(笑い声)いや全然分かんないわこれ。
「あべはー!」というのは歩めに「は」がついたんですね。
歩め。
歩けっていう事?歩け。
え〜?歩きなさい。
そう。
後藤さん何笑ってるんですか?後藤さん。
「あべはー!」って分かる?全然普通に使います?使うよ。
あべはー!「あべはー!」って。
あべはー!お前あべはー!ワラワラあべはー!
(拍手と笑い声)「かーうー」です。
かーうーは買うんですよ。
何か物を。
物を買う。
これは商店お店に入って物を買う。
そん時に「こんにちは」なんて言うのは挨拶でなくて直接今から自分がやりたいものを言ってんですね。
かーうー。
(笑い声)丁寧に言う時はこれに「す」をつける。
(笑い声)かうっすー。
(拍手と笑い声)え〜?意味はどういう事?頂戴な。
頂戴なっていう感じ?はい。
だから入っていく時に丁寧にお願いしますって言う時はかーうーすー。
(春樹)そうそう。
(笑い声)本当ですか?本当言うんだよ。
困ったもんだね。
かなり面白いです。
いや面白いな。
すてきじゃない?なかなかやっぱり文化が入ってますよね言葉の中に。
いやびっくりしたな。
はいすいません。
どうもありがとうございました。
(拍手)さあここでお孫さんからお手紙のプレゼントがありますので特別に上がってきて頂きましょう。
小熊実香さんですどうぞ。
(拍手)お孫さんですか。
へえ〜。
おじいちゃんおばあちゃんお久しぶりです。
お元気そうで何よりです。
(笑い声)先生だから。
先生になっちゃいました。
大きい声ではい。
おお〜。
ありがとうございました。
(拍手)ないしょだったの?これ。
あらもうびっくりしちゃった。
じゃあおじいちゃんおばあちゃんに。
わざわざ忙しいとこありがとうございました。
(拍手)どうもありがとうございました。
小熊実香さんでした。
どうもありがとうございます。
どうもありがとう。
(拍手)うれしいですね。
本当にありがとうございます。
お孫さんからの手紙もありました。
矢作さんご夫妻でした。
どうもありがとうございました。
(拍手)ここまで「ご長寿の秘けつ」をお送り致しました。
ここでちょっとブレーク。
河北町最大の祭りどんが祭りに潜入取材。
どんなご長寿に出会えるでしょうか。
あ〜やっさかやっさ!ふるさとのやっぱり誇りです。
私たちのちょっと一年に一度の生きがいですね。
私ほかからお嫁に来たんですけどこんなに盛大なお祭りだとは思いませんでした。
楽しい。
いろんな料理作るのが楽しいの。
昔からね納豆大根おろしというのが食べるんだね。
あとやっぱり秋だから芋子汁。
祭りの中心は谷地八幡宮。
ここにおしどりご長寿を見つけました。
神主を退いた今も神社の行事を見守っています。
妻のせつさんもふだんは家事を優先させていますが祭りになると裏方として活躍。
お二人で代々続く林家の伝統を守り続けています。
大変よくやってると思いますよ。
もう本当に尊敬します。
さてここからは会場の皆さんそして視聴者の皆さんと一緒に体を動かして健やか長寿を目指したいと思います。
「すこやかダンスタイム」です。
先生をお呼び致します。
流石組の皆さんです。
どうぞ。

(拍手)決まった!南流石と流石組ひろこみゆでお送りします。
イン河北町。
(拍手)「おしりかじり虫」の振り付けなどでおなじみのダンスナビゲーターの南流石さんです。
どうもこんにちは。
0歳から100歳までが踊れる創作ダンスをライフワークにしているという事です…。
大人気ですよ。
ありがとうございます。
今日はどんなダンスを?皆さんと一緒にやりたいのがココロからダンスというダンスで実はお医者さんと一緒に作った運動プログラムです。
特徴は座ったまま簡単にできるというものです。
何と言っても一番気持ちいいのここです。
わきの下。
「ぞうさん」や「故郷」などなじみの音楽に乗せて心と体を動かすココロからダンス。
楽しみながら取り組む事で脳を活性化させる効果があるといわれています。
「公開すこやか長寿」ではこれにご当地ダンスとして地元ならではの曲で会場を沸かせます。
ストレッチからご当地ダンスまでホームページでココロからダンスを公開していますから皆さんも是非チャレンジしてみて下さいね。
さて今回のご当地ダンスは…。
今回は何と言っても河北町はべに花がとっても有名ですよね。
なので「べに花かほく音頭」この曲でダンス作りました。
ご当地ダンスは楽しく踊るだけでなくこの地域の方々のコミュニケーション交流の場としたいんですね。
なので私がお手を拝借と言いましたら皆さん両隣の方と手をつないでそして河北町バンザ〜イ!はい下ろす。
もういっちょう。
バンザイ。
2回目のバンザイのあとはももトントン。
ここから歌です。
ただここからは本番にいく前に地元の強力なゲストをご紹介したいと思います。
松若囃子屋台の皆さんです。
どうぞ。
イエ〜イ!
(拍手)あ〜かわいい。
イエ〜イ!あ〜かわいい!お化粧で来た。
あら〜みんな本番です。
リーダーとして河北中3年堀米ひな姫さんにちょっとお話を伺います。
いよいよ本番でございますよ。
どうですか?緊張してる?はい。
大丈夫ですか?大丈夫です。
何年生から何年生までいるんですか?太鼓の人が小学校の3年生から6年生で笛の人は中学校1年生から高校生までいます。
うわ〜本番だからドキドキ。
ふだんはどういうとこで活動するんでしょう?公民館があってそこで集まってやっています。
何かお祭りではやる事になってますか?はいやってます。
ああそう。
今日は精いっぱい頑張るので皆さん聴いて下さい。
よろしくお願いします。
(拍手)頑張ってね。
わ〜かわいいわね。
では流石さんよろしくお願いします。
せ〜の!
(子どもたち)よいや〜はっ!はい!手拍子よろしく。
はい!
(手拍子)それ!
(子どもたち)やっさかやっさ!
(子どもたち)あ〜やっさかやっさ!イエ〜イ!
(拍手)ミュージックスタート。
さあそれでは皆さんお手を拝借。
いきますよ。
はいバンザ〜イ!下ろす。
バンザ〜イ!トントン。
はい下から上。
夢もいっぱい種をまく。
それ!ラスト。
せ〜の!べに花。
(拍手)という事で「公開すこやか長寿」お送りしてまいりましたけれど邦子さんいかがでしたか?いや〜すばらしい。
やはり現役という言葉が今日はドキッとしました。
すばらしいと思いました。
今日のダンスのもようハートネットTV「公開すこやか長寿」のホームページで動画が見られるようになっています。
視聴者の皆さんも是非動画を見ながら繰り返し体を動かして長寿になるように挑戦してみて下さい。
今日は山形県河北町から「公開すこやか長寿」お送り致しました。
どうもありがとうございました。
さようなら。
さようなら。
(拍手)2014/11/20(木) 13:05〜13:35
NHKEテレ1大阪
ハートネットTV 公開すこやか長寿「山形県・河北町」[字][再]

山形県河北町に暮らすご長寿2組が登場。農業振興と方言保存で80歳を過ぎた今も地域貢献をけん引している。更にステージと会場が一体となって「ココロからダンス」に挑戦

詳細情報
番組内容
山形県河北町に暮らすご長寿夫婦2組に長寿の秘けつをうかがう。1組目は夫婦そろって農業一筋。いまや河北町の主力農作物になった「秘伝豆」を広めた。2組目のご長寿は「方言」は「宝言」と語る山形弁研究一筋。番組後半では秋祭りにはかかせない「子供囃子」とともに「べに花かほく音頭」で、ダンスナビゲーターの南流石さんが、医師と開発した健康体操「ココロからダンス」を紹介。心と体を動かしステージと会場が一体となる。
出演者
【ゲスト】山田邦子,【講師】振り付け師…南流石,【司会】長野亮

ジャンル :
福祉 – その他
福祉 – 高齢者
福祉 – 障害者

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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