大阪都構想:担当局、府市で6人削減
毎日新聞 2014年12月26日 02時30分
大阪府と大阪市が、大阪都構想の実務を担う「府市大都市局」から担当課長代理2人と担当係長4人の計6人を来年1月1日付で異動させることが分かった。府市関係者によると、補充はなく、事実上の減員になる。
都構想の協定書(設計図)議案は府市両議会で10月末に否決されており、一部を除いて仕事が減少。来年4月の定期人事異動で更に態勢を縮小するか維持するか内部で議論が続いている。
大都市局は昨年4月に府職員51人、市職員49人の100人で発足した。橋下徹市長が「エース級」と評する精鋭を集め、協定書を作ったが、議案は否決され、現在は98人が所属している。【山下貴史、重石岳史】