(佳代子)《皆さんあの終わったらこれ召し上がってくださいね》
(一茂)《ちょっと待ってその前にちょっと写真撮ろう》
(佳代子)《あっはい》
(業者)《写真撮らしてもらいます》《じゃ撮りますよ》
(一茂)《ピースかよ》
(業者)《はい》
(シャッター音)
(佳代子)《沼田佳代子昭和43年3月8日生まれA型》
(佳代子)《父の言いなりでした》《「箱入り娘」と言えば聞こえはいいですが…》《要するに世間知らずだった私は父に勧められるがままに取引先の社員だった主人とお付き合いをし結婚しました》《しかし父は不祥事を起こして裏切った主人をあっさりと見限りました》
(佳代子)《主人は家庭を顧みるタイプではなかったので2人の子供の面倒は私が見てきました》
(佳代子)《子供は私にとって生きがいであり情熱の全てを注ぎました》
(佳代子)《それが…》《思春期を迎えると子供たちは私を遠ざけ必要としなくなりました》
(佳代子)《シゲちゃんご飯できたわよ》
(茂之)《勝手に入ってくんなよ!出てけ!》
(佳代子)《理解しようと努力したものの…》
(慎一)《ただいま》
(佳代子)《あっおかえり》《ご飯できてるから》
(慎一)《ごめん外で食べてきた》
(佳代子)《誰にも相談できずどんどん気がめいっていきました》
(佳代子)《孤独だったんです》
(佳代子)《そんなときでした。
吉本先生に出会ったのは》《初めはその暴力的な態度を嫌悪していました》《けれどたくましく成長していく茂之と共に…》
(茂之)《僕と…付き合ってください》
(佳代子)《いつしか私も先生を信頼するようになりました》《主人の浮気を教えてくださったのも株の損失を内緒にしてもう一度家族と向き合うよう進言してくださったのも先生です》
(京香)《IT系のハーバーブリッジ社。
来週大手企業と…》
(佳代子)《でもやっぱり…》《私は世間知らずでした》《ホントに上がるの?》
(紗枝)《もちろん!》
(佳代子)《たまたま運が悪かっただけ》《今度はうまくいく》《そう思ってしまったのですから》必ず上がる。
・
(吉本)よし特訓だ!・ちょちょちょっ…無理に決まってるじゃないですか。
・
(吉本)えっ?だってうまくなりたいんでしょ?え〜?どうしたんですか?
(吉本)茂之君が「サッカーの特訓したい」って言うんで。
何でボウリングの球蹴んなきゃいけないんですか。
(吉本)えっ?ほら見て。
(吉本)日向小次郎だってネオ・タイガーショット生みだすために黒い鉛みたいなボールで特訓してるでしょ。
漫画だし。
じゃあ吉本先生が蹴ってみてくださいよ〜。
やだよ痛いもん。
はっ?「はっ?」じゃないよ。
いくぞほい!うわっ!うわっ…。
ほ〜い!うわっうわっ!・危ないですよ〜!危ないって…。
《それをどう使ってもらっても構わない》《煮るなり焼くなり好きにしていいから》
(バイブレーターの音)
(慎一)ごめん急用ができた。
(飛鳥)えっ?中学のときの同級生が事故に遭ったらしい。
ホント?嘘ついてもしょうがないでしょ。
(飛鳥)分かった。
また夜電話する。
(飛鳥)うん。
(慎一)どうしたの?急に。
(真希)ちょっと付き合ってくれる?あっねえねえねえこれは?えっピンク?
(真希)ピンクやだ?あっじゃあねこっち。
(慎一)これ?
(真希)うん似合ってる。
これ下さい。
(慎一)えっ?何で?いいからいいから!プレゼント。
(真希)楽しかった。
カラオケ2人で5時間は初めてだよ。
しかも歌ってたのほとんど私だし。
それも応援ソングばっか。
俺を励ますために。
分かりやすいな。
いや〜慣れないことしちゃ駄目だね。
でもうれしかった。
ほら何かタイミングとかってあるじゃん。
その相手に励まされても「今でしょ」「えっ今なの?」みたいな。
何か…何かう〜んそういうんじゃなくて。
うん…素直に「ありがとう」って思えた。
そっか。
私も今素直に「よかった」って思えた。
(シャッター音)5分遅刻〜。
すいませんでした。
ヘヘヘ!すっかりいい子になっちゃったねえ。
物足りないですか?物足りないねえ。
あんなことがあったっていうのにさ。
《先生を信じよう》《おかしいだろ》《何で息子の言ってることが信じられないんだよ》
(慎一のため息)先生は教えてくれたんですよね。
家族だからって相手を敬う気持ちがなければ信頼関係は築けないって。
さすが優等生。
よく分かってらっしゃる。
俺が君に教えるのは勉強じゃない。
う〜んじゃ何を教えてくれるんですか?挫折だよ。
君にはもっと試練を与えないとな。
俺は屈しませんよ。
いいねえ!あっそ。
いいねえ。
アハハハ!あっごめん。
・何やってんだよ。
・どこ蹴ってんだよ!
(山尾)何してんだよ。
(園田)お前と一緒にいても楽しくねえんだと。
(山尾)雑魚は黙ってろ。
(三井)そういうとこだよ。
お前のそういう態度が嫌なんだよ。
はっ?てめえ…。
もう俺たちに関わらないでよ。
あっ…。
殴るなら殴れよ。
もう怖くない。
もう逃げない!本当に遺書使わせてやっかんな。
(園田)カッコつけやがって。
漏れそうになった。
お前が言っても笑えねえよ。
(市原・三井)ハハハハ!っていうか漏らしてんじゃね?
(市原)えっ嘘!?ちょっと出た。
(3人)うわ〜!
(市原)またくそ漏らしかよ!嘘だよ。
冗談だよ冗談冗談。
ねえ冗談だって。
ねえ冗談だって。
冗談だよもうさ〜。
俺は面白かったかな。
まあでもまああれはあれでありかな〜みたいな。
どうしたの?私…。
お父さんに会ってみようと思って。
(真希)吉本のことちゃんと話してみる。
何言っても無駄だよ。
でもこのまま吉本が家に居座ったら家族は間違いなく崩壊するんだよ?いやそうかもしんないけどさ…。
親父が真希さんにその気があったら…。
そんな心配しないでよ。
大丈夫だから。
えっ?見つかったの?ええ。
そのうち連絡来ると思います。
そう。
うれしそうですね。
そんなことないよ。
ホントに別れる気あるんですか?当たり前だろ。
ホントですか?ホントだよ。
ホントですか?ホントだよ。
ホントですか!?ホントだよしつこいな。
お母さんホントだと思いますか?無駄に話広げるんじゃないよ。
元気ですか!何言ってんの。
(バイブレーターの音)お〜おかえり〜。
(慎一)ただいま。
(佳代子)あっおかえり。
(慎一)ただいま。
(一茂)先生先生!先生先生!彼女からメール来たよ。
今度会うことになった。
よかったですねえ。
(一茂)元気ですよ。
これも俺への試練ですか?どうだろうねえ。
こんにちは。
困りますよあんなことされたら。
(多恵)何の話ですか?慎一に教頭のこと紹介したでしょう。
危うく家庭教師首になるとこでしたよ。
(多恵)何のことだかさっぱり…。
何してるんですか!?お母さん。
僕は真剣に彼らと向き合ってるんですよ。
(多恵)ただ壊してるだけじゃないですか。
あなたは教育者なんかじゃない。
人を不幸に陥れる快楽主義者です。
よく分かってるじゃないですか。
そのとおり。
吉本荒野はそういう人間なんですよ。
もうすぐフィナーレです。
おとなしくしていてください。
(荒野)《何ですか?話って》
(雄大)《真田宗多のことです》《ああ父親の家庭内暴力に遭っている…》《いいえ父親は暴力など振るっていません》《真田に暴力振るっているのは…》《あなたですよね?》
(アナウンサー)次のニュースです。
ソーシャルネットワークのハーバーブリッジ社が2,000億円の負債を抱えて事実上の倒産に追い込まれました。
ハーバーブリッジ社は一部上場のソーシャルネットワーキングサービスSNSを運営する大手企業です。
買ったんですか。
ハーバーブリッジの株。
お母さん。
お母さん。
幾ら買ったんですか?500万で信用取引…。
定期を全額下ろして…。
「絶対上がる」って言うから。
来週には大手メーカーと提携…。
もう懲りたんじゃなかったんですか!?家族と向き合ってくれるんじゃなかったんですか?変わりたかったんです。
今までの自分から抜け出したかったんです。
抜け出し…抜け出して…。
そんなことで変われるならみんな株やってますよ。
(ため息)損失は1,000万円を超えると思います。
1,000万…。
ご主人の会社から借りられないですか?たぶん無理です。
前に不祥事を起こしてるので。
だったらご実家に頼るしかないんじゃないですか?それも無理です。
もうメンツがどうとか言ってる場合じゃないんですよ!そういうのじゃないんです。
父にはもう縁を切られてるんです。
この家を援助してもらった直後の話です。
主人には内緒にしてますけど。
たぶん顔も見たくないと思います。
でも他に手はありませんよ。
(一茂のいびき)
(泰彦)《パシフィック電機がうちに水増し請求をしていた》《一茂君がうちの会社の金を使い込んでいたんだ》《嘘…》
(泰彦)《失望したよ》《営業部にもいられなくなるだろう》《あの男と別れなさい》《慎一と茂之は私が面倒見る》《この先あんな男といてもろくなことはない》《別れるつもりはありません》
(泰彦)《佳代子》《きっと何かの間違いです》
(泰彦)《気持ちは分かるがこれは事実だ》《一茂君は私を裏切った》《それでも彼を選ぶというなら…》《分かってるな?》
(佳代子)ご無沙汰しております。
(泰彦)何の用だ?お金を貸していただけませんか?幾らだ?1,000万。
あの男か。
いえ私がつくった借金です。
くだらん嘘はやめろ。
本当です。
たとえそうだとしても原因は彼なんだろ?悪いが親子でもないお前に渡す金は一銭もない。
1,000万程度ならあの家を売ればいい。
もともとお前たちには不釣り合いの家だったんだからな。
(バイブレーターの音)
(飛鳥)「マキ」って誰?ああ友達。
(飛鳥)そう。
あしたカラオケ行かない?
(慎一)ごめん用事ある。
ホントに行かない?
(慎一)だから用事なんだって。
・
(一茂の鼻歌)
(一茂)どうした?電気もつけないで。
具合でも悪いのか?あっ飯俺作るから心配すんな。
・
(一茂の鼻歌)まずっ。
そんなこと言うなよお前。
一生懸命作ったんだからさ。
うんまずいな。
おう飯あるぞ。
(慎一)先生は?ああ…まだ帰ってきてない。
(一茂)慎一俺は何もな東大が全てだって言ってるわけじゃない。
他の大学だってお前がやりたいことがしっかりあるんだったら…。
何?その当たり障りのない言葉。
やっと分かったよ。
俺たちろくな会話をしてこなかったんだね。
よし。
(佳代子)おはようございます。
(一茂)もういいのか?ええ。
そうか。
(勝野)いやですからあのじゅうぶん検討した上で…。
(社員)納得できないって言ってるんだよ。
どうして俺がリストラされなきゃいけないんだよ!
(勝野)えっとですねあの…その…。
もうこの辺で手を打っておいたらどうですか?あの件が公になれば退職金どころじゃなくなりますよ。
何だよ「あの件」って。
(一茂)私が知らないとでも?「あの件」って?うちの営業なら後ろめたいことの1つや2つあるもんさ。
さすが元営業…。
さすが…。
それで左遷された人間は違うか?えっ?
(勝野)すいません。
(一茂)いつまでも半人前じゃ困るんだよ。
お前の首なんかないつでも切れるんだぞ。
あっ。
お久しぶりです。
どうぞ。
ずいぶんと雰囲気変わったね。
それともこっちがホントの君なのかな。
総務に君と同じ名前の子がいてね。
訪ねたら別人だったよ。
だましてたの?すまない。
君を問い詰めるつもりも過去を詮索するつもりもないんだ。
こうしてまた会えただけでも…。
(バーテンダー)いらっしゃいませ。
ホントの名前は?真希です。
立花真希。
真希…。
そう。
(真希)今日お話ししたいのは…。
妻とはもう駄目かもしれない。
(真希)えっ?修復できそうにないんだ。
私のせいで?
(一茂)いや。
あれはきっかけにすぎない。
もっともっと前からずっと冷めきってたんだ。
また会えないかな。
もっと君のこと知りたいんだ。
でも…。
(一茂)頼むよ。
(慎一)何やってんだよ。
最低だな。
(一茂)何でお前が…。
彼女は父さんが好きで近づいたわけじゃない。
俺たち家族を守るために接触したんだよ。
(一茂)どういうことだ?まあ話しても信じてくれないだろうけど。
行こ。
(一茂)ちょちょっ…ちょっと待て。
ちゃんと説明しろ。
(慎一)何を?お前たち…。
その…何だ…。
付き合ってんのか?だったら何?ホントなのか?ハァ〜もういいよ。
まだ話は終わってない。
(慎一)何だよ放せ。
みっともないんだよ!あっすいません。
(店員)大丈夫ですか?ええお構いなく。
ごめん。
私はいいけどあなたが…。
もういいんだ。
俺家を出る。
(真希)えっ?高校辞めて働く。
いやちょっと待ってよ。
もう止められないんだよ。
慎一君。
イェ〜イ!
(市原)嘘でしょ!ちょっと待って嘘でしょ!
(三井)じゃあ次沼田な。
あっ…ねえそろそろ帰んない?
(市原)えっ?ちょっともう1回ぐらいやろうぜなっ?
(三井)やろうよもう1回。
うん。
(園田)お前勉強あるんだろ?うんまあ。
何かあっという間に追い抜かれちゃったよな。
成邦館目指してるんだ。
マジで!?それ無茶だろ。
(市原)おい。
(竹下)悪かった。
許してくんねえかな?いいよ。
よし。
これで山尾も1人になったな。
あっ夏休み終わったらさあいつのことはぶんねえ?えっ?
(市原)クラス全員で無視すんの。
(三井)お〜。
でも…。
お前悔しくねえのかよ。
散々いじめられてさ。
やり返してやろうぜ。
なっ?ただいま〜。
(一茂)おかえり。
一緒にどう?お母さんは?
(一茂)さあ?それよりさ聞きたいことがあるんだけど。
慎一と浅海君の…。
何やってるんですか。
(佳代子)もういいんです。
そうですか。
だったら…。
お母さんが死ぬ前に僕が死にます。
何で?初めから決めていたんで。
こうなってしまったらこうするって。
何してるの!?僕の生命保険の受取人もご主人になっています。
だから…。
どうしても死にたいのなら代わりに死なせてください。
お母さんには生きていてほしいから。
慎一と茂之のために…。
生きてほしいんです。
生きていればまだ変われます。
(佳代子の泣き声)何してるんだ?自殺しようとしたんですよ。
お母さんが。
株で借金したんです。
1,000万円。
1,000万?これから全てをお話しします。
お母さんは借金を工面するために実家のお父さんに会いに行きました。
でもお母さんは実家には帰れない理由がありました。
その原因はあなたです。
あなたがパシフィック電機の子会社である実家の会社に水増し請求をしていたから。
あなたはそのお金を交際費として使い込んでいた。
実家のお父さんはあなたを会社の跡取りにも考えていたから余計に許せなかったんでしょう。
お母さんに離婚するよう勧めました。
でもお母さんは…。
ちょっと待ってくれ。
でもお母さんはそれでもあなたを信じました。
他にも何か理由があるはずだって。
結局お母さんは親子の縁を切られました。
でも背に腹は代えられず今回恥を忍んで実家を訪れたんです。
当然「お金なんか貸せない」と言われました。
「家を売って借金を払え」と言われました。
でもそれだけはしたくなかった。
お母さんはこの家が全てだったから。
誰かの手に渡るくらいなら自分の生命保険で払おう。
そう思ってかみそりで手首を切ろうとしたんです。
以上。
(佳代子)どうしてそこまで知ってるんですか?早口で何が何だかさっぱり分かんないよ。
いったい何の話してるんだ。
そうです。
「何が何だかさっぱり分かんない」それが正解なんですよ!お父さん。
あなたが家族を顧みなかったせいで何も気付いてあげなかったせいで…。
ここまでいろんなことが悪化したんですよ。
(佳代子の泣き声)んっ?どうしたの?
(一茂)いや何でもない。
何だ?ああ…何かおじいちゃんとおばあちゃんが来てんだけど。
そうか。
どうしたの?「外に出てろ」って。
(泰彦)これで借金を返しなさい。
(佳代子)どうして…。
(光子)吉本さんが説得してくれたのよ。
会社や自宅へ来てお父さんに何度も頭下げて。
(泰彦)勘違いするな。
君を許したわけじゃない。
あれだけ面倒を見てやったのに使い込みなんてバカなことを…。
だが私にも責任はある。
君を紹介しなければ娘はこんな不幸にならずに済んだんだからな。
(一茂)お返しします。
これは家族の問題です。
お帰りください。
あなた…。
(一茂)お前は黙ってろ。
この借金は私が何とかしてみせます。
そんな方法何もないじゃないですか。
うるさい!俺に任せろと言ってんだ。
(泰彦)分かった。
好きにしなさい。
あれは水増し請求じゃない。
必要経費だ。
あんなことぐらいうちの会社だったら誰だってやってる。
君は何も変わってないな。
あんな父親を持ってかわいそうに。
ねえ借金って?外に出てろ。
(佳代子)どうしてあんなこと言ったんですか?先生がせっかく説得してくれたのに。
あれで全て解決できたのに!そう思うなら両親に土下座してでも小切手取り返せばよかったじゃないですか。
もう終わったことだ。
俺が何とかする。
だったら具体的な返済方法教えてください。
他に当てがないから向こうのお父さんに掛け合ったんです。
このままだと路頭に迷いますよ。
(一茂)君に関係ないだろ!俺たち夫婦のことに口を出すんじゃないよ!確かに僕が受け持ったのは慎一と茂之です。
あなたたち夫婦の教育じゃない。
(一茂)当たり前だろ。
ふざけたこと言ってんじゃない!だったら家族ごっこはもうやめろよ!そうやって見えを張ってうわべだけの家族を演じてきた結果がこの状況を招いたんだろ。
慎一や茂之のことだってそうだ。
全部あんたたちが悪いんだよ。
決して社会や時代のせいじゃない。
親が子供に向き合ってやらないからしつけてやらないから子供が大人になれないんだよ。
いいかげん気付けよ!家庭教師の分際で偉そうに。
その家庭教師にここまで身ぐるみ剥がされたんだよ。
あんたたちは。
何もかも失いかけてるんだよ。
悔しかったらちゃんと家族になってみろよ。
沼田家の崩壊は…。
もう誰にも止められませんよ。
(一茂)フッ何が崩壊だ。
大げさなんだよ。
先生のあんな顔初めて見た。
まだ先生のこと悪いやつだと思ってる?・・
(『ラジオ体操第1』)
(一茂)いってきます。
・・
(『ラジオ体操第1』)
(飛鳥)えっ?
(慎一)好きな人ができた。
だからごめん。
(飛鳥)嫌だよ別れたくないよ!
(慎一)ホントにごめん。
先生。
(教師)おうどうした?
(店員)いらっしゃいませ。
(真希)フフフフ。
はいそうなんですよ。
あっなので今度行ってみようと思うんです。
いいねえ。
(一茂)《沼田一茂昭和40年9月10日生まれ》2014/12/25(木) 15:55〜16:54
関西テレビ1
家族ゲーム #07[再][字]
沼田家崩壊の兆しは3年前から始まっていた!子どもたちも知らない沼田夫妻の過去が明らかに…!ネット株で1千万の損害を負った母・佳代子は誰に助けを求めるか
詳細情報
番組内容
 吉本荒野(櫻井翔)は、長男・慎一(神木隆之介)からの激しい反撃をかわし、何とか家庭教師解雇の危機を逃れた。対して慎一の代償は大きく、完全に家族から孤立してしまう。結果、慎一は同じ境遇の立花真希(忽那汐里)へとどんどん傾倒し、逆に恋人の最上飛鳥(北原里英)への態度は冷たくなった。飛鳥の手に吉本から渡された万引きの証拠写真があることも知らずに。そんな独りよがりな慎一に、吉本は「君にはもっと試練を与え
番組内容2
てあげないとな」と言い放つ。
 ある日、慎一が真希と映画館でデートをしていると、突然、吉本が現れた。吉本は、真希に父・一茂(板尾創路)が会いたがっていると伝える。「今更、会えるわけない!」と慎一が拒否するのも聞かず、吉本は「夫婦の仲を悪くした責任があるだろ」と真希を追いつめる。一方、母・佳代子(鈴木保奈美)は株で失敗した自分が情けなく、「自分を変えたい」と願うようになっていた。友達も増え、みるみる
番組内容3
変わっていく次男・茂之(浦上晟周)の姿を見て、その想いは募るばかりだった。しかし、あろうことか佳代子は再び株で大損をしてしまう。それも今回は1000万円を超える莫大な損失。吉本は佳代子に実家に頼るしかないとアドバイスするが、佳代子は「できない」と断る。実は、佳代子は一茂のことが原因で実家から縁を切られていたのだ。しかし、背に腹は変えられず、思い切って父を訪ねる佳代子だったが、冷たく断られてしまう…
出演者
櫻井翔 
神木隆之介 
忽那汐里 
浦上晟周 
北原里英
 ・ 
板尾創路 
鈴木保奈美
スタッフ
【原作】
本間洋平「家族ゲーム」(集英社文庫刊) 
【脚本】
武藤将吾 
【演出】
佐藤祐市 
【音楽】
本多俊之 
【制作】
フジテレビ 
【制作著作】
共同テレビ
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
ドラマ – その他
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32724(0x7FD4)
TransportStreamID:32724(0x7FD4)
ServiceID:2080(0x0820)
EventID:21360(0x5370)