11時になりました。
ニュースをお伝えします。
中国でノーベル平和賞受賞者の劉暁波氏が有罪判決を受けてから5年になるのに合わせて、アメリカのケリー国務長官が声明を出し、今なお収監を続ける中国政府に懸念を示すとともに、釈放するよう求めました。
中国の作家の劉暁波氏は、共産党の一党支配を批判し、民主化を求める文章を、インターネット上で発表したなどとして、国家の転覆をあおった罪に問われ、中国の裁判所は、2009年12月懲役11年の判決を言い渡しました。
劉氏は、翌年の2010年には中国人として初めてノーベル平和賞を受賞しましたが、中国政府は式典への出席を許しませんでした。
判決から5年になるのに合わせて、24日、アメリカのケリー国務長官が声明を出し、中国政府が、劉氏の投獄を続け、妻の劉霞さんも自宅軟禁の状態に置いていることを、深く懸念するとして、劉氏の釈放と妻に対するすべての制限を解くことを求めています。
さらに、平和的にみずからの意見を表明したことを巡って拘束されているすべての人の釈放を求めるとして、人権派弁護士の浦志強氏や、ウイグル族の研究者のイリハム・トフティ氏らの名前も挙げています。
ケリー長官は、中国が国際社会で存在感を高めていくうえで、人権問題は、その妨げとなりうる重要な問題だと指摘し、習近平国家主席など、指導者と会談する際には、必ず取り上げるとしています。
クリスマスイブの24日、イラク北部では、イスラム過激派組織イスラム国の迫害から逃れた避難民のキリスト教徒たちが、平和を願って、教会で祈りをささげました。
イラク北部のモスルなどではことし6月以降、イスラム国が異端視するキリスト教徒など、少数派の人々を殺害したり追放したりして、キリスト教徒だけでも数万人がクルド人自治区の中心都市、アルビルなどに逃れています。
クリスマスイブの24日、アルビルにある教会ではミサが行われ、避難生活を送る人たちなどが、集まって、祈りをささげました。
キリスト教徒の避難民は、避難民キャンプなどで暮らしていて、モスルなどでは、イスラム国の強固な支配が続いているため、故郷に戻れる見通しは全く立っていません。
全国の天気、雲の様子です。
日本海には寒気の吹き出しに伴う筋状の雲が広がってきています。
日本海側の地方では、雪や雨の所が多くなっています。
街なかを縦横無尽に走る台車。
2014/12/25(木) 11:00〜11:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]
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ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
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