ニュース・気象情報 2014.12.25


これでこの時間の体操を終わります。
このあともどうぞお元気にお過ごし下さい。
10時になりました。
ニュースをお伝えします。
パキスタンで、イスラム過激派組織が軍事作戦への報復として学校を襲撃し、150人が死亡した事件を受け、パキスタン政府は、テロの抑止策として、軍による特別法廷を新たに設置し、テロに関与した人物の裁判と刑の執行を迅速に進めると発表しました。
今月16日、パキスタン北西部のペシャワルで、イスラム過激派組織パキスタン・タリバン運動が軍事作戦への報復として、軍が運営する学校を襲撃し、生徒を中心に150人が死亡しました。
事件を受け、パキスタンのシャリフ首相はきのう、各政党の代表や軍のトップを招集して会議を開き、今後のテロ対策について話し合いました。
会議のあと、シャリフ首相が国営テレビを通じて演説し、この事件でパキスタンは変わった。
この国をテロリストには使わせないと述べたうえで、テロの抑止策として、軍による特別法廷を、2年間の期限付きで新たに設置し、テロに関与した人物の裁判と刑の執行を迅速に進めることを明らかにしました。
こうした動きは、時間がかかる通常の裁判が、テロの抑止力になっていないとして不満を持つ軍の意向が強く反映されたもので、今月19日には、これまで停止していたテロ事件に関与した死刑囚への刑の執行が再開されています。
これに対し、パキスタン・タリバン運動は、新たな報復を宣言していて、さらなるテロや襲撃への懸念が高まっています。
ウクライナ東部で、停戦に合意したあとも戦闘を続けるウクライナ政府と親ロシア派が、停戦合意の実現に向けた協議を再開し、双方が歩み寄ることができるかどうかが焦点となっています。
協議は、ベラルーシの首都ミンスクで、ウクライナ政府と親ロシア派のほか、ロシアやOSCE・ヨーロッパ安全保障協力機構の代表が加わって始まりました。
ウクライナ政府と親ロシア派は、9月の停戦合意で、捕虜の交換や兵器の撤収、親ロシア派が掌握する地域での自治権の拡大などを進めていくことで一致しました。
しかし、その後も戦闘は続き、親ロシア派が独自の占拠を行ったことに、ウクライナ政府が反発を強め、停戦合意は事実上、破綻した状態となっています。
今回の協議は、こうした状況を打開するため、ロシアやフランス、ドイツなど、関係国の呼びかけで決まりました。
初日の協議では、攻撃の停止や捕虜の交換などをどのように実現させていくかを話し合ったものと見られます。
ただ協議を前に、ウクライナの議会が23日、NATO・北大西洋条約機構への加盟を目指す法案を可決したことに、ロシアが強く反発していて、協議の先行きへの懸念も出ています。
協議は26日も行われる予定で、原油安とルーブル安で経済が苦境に立たされているロシアが、事態打開に協力する姿勢を見せるかどうかも焦点になっています。
では全国の天気、まず雲の様子です。
日本海には寒気の吹き出しに伴う筋状の雲が広がってきています。
日本海側の地方では、雪や雨の所が多くなっています。
きょうの天気です。
2014/12/25(木) 10:00〜10:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気

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