学ぼうBOSAI 東日本大震災 被災者に学ぶ「看護師〜宮城・女川町〜」 2014.12.25


えっ?
(みんな)せ〜の!いやいやいやみんな…!いやいやいや!いやいやいやいやいや!なんでみんなもってるの!とれるわけないじゃん!宮城県女川町にやって来ました。
あちらに見えるのは女川町地域医療センターです。
東日本大震災が起きた時あそこに多くの人が避難してきたそうです。
いったいどんな状況だったのでしょうか?「学ぼうBOSAI被災者に学ぶ」。
今回は東日本大震災が発生したとき病院でけんめいに被災者たちをささえ続けた看護師さんにお話をうかがいます。
初めにぼくが向かったのは震災前は街の中心だった場所。
こちらが震災前の女川町です。
銀行やホテル数多くのお店が建ちならんでいましたが全て津波に流されてしまいました
こんにちは。
お願いします。
よろしくお願いします。
お会いしたのは木村寛美さん。
女川町の病院で働く看護師さんです
街には建物が横倒しになったまま今も残っていました。
その日木村さんは仕事の帰りちょうどこの辺りで大きな揺れにおそわれました
…と思いました。
3人の子どもとくらしている木村さん。
ほ育所にいる子どもをむかえに行き自宅にもどると長男も無事に帰ってきました。
木村さんの自宅は海岸からおよそ2キロ離れた高台にあったため津波の被害をまぬがれましたがそこで不安な一夜をすごします。
そしてよく朝病院の看護師のリーダーだった木村さんはある行動に出ます。
職員は病院に集まることをあらかじめ決めていました。
看護師でありそして母親でもある自分。
かっとうをかかえながらも木村さんは看護師の使命から病院を目ざします。
子どもたちはおばふうふにあずけました。
津波で街は変わり果てていました。
一面ガレキでうめつくされた中を歩いて病院へ向かいます。
ふだんは車で5分の道のりでしたが50分かかってようやく病院にたどりつきました。
柱にきざんであるんですね。
病院は海抜16mの高台にありますが1階の天じょう近くまで津波が達していました。
そして病院は避難所に指定されていたため職員や入院していた人に加えたくさんの避難してきた人であふれていました。
さらに1階に保管してあった食料や薬などは津波によってほとんどが流されてしまいました。
病院の電気やガス水道は止まった状態。
だんぼうもきかずみんな寒さにふるえていました。
このたいへんな状況に…こごえるような寒さ。
しかし布団や毛布は足りません。
そこでタオルやシーツさらにカーテンまで使えそうな布をかき集めて体を温めました。
この時病院には…しかし病院に残された食料はわずか。
木村さんはどう対応したのでしょう?人数が多かったので当日は…そうですね。
想ぞうつかないですね。
木村さんは救援物資が届くまで一日あめ玉1個ですごしたそうです。
さらに薬もほとんど流されてしまっていました。
1人の患者さんに何十じょうもあげると病院のお薬が無くなってしまいますのでとりあえずは…最初は考えたと思います。
食料や衣料品などの物資は残りわずか。
大勢には行きわたりません。
そう考えた木村さんたちはある決断をします。
じむの方とか…木村さんたちは避難してきた人の中で…「移ってください」だけではなくってそれまでの期間その人が…余震が続く状況で移動にこう議する声も上がりました。
しかしていねいに説得し病院の職員が付きそいながら別の避難所に移ってもらいました。
当時木村さんは…
そんなお母さんをお子さんはどう思っていたのでしょうか?その当時小学4年生だった長男の朋寛くんにお話を聞きました
お母さんがいない状況でさびしいっていうのはあったのかな?ありました。
災害の真っただ中で看護師として働いた木村さん。
…でもあるかなってこの震災を通して思いましたしつねに自分が仕事のできるかんきょうはやっぱり家族だったりとか友だちだったりとか職場の人たちだったりとかそういった人たちの上で成り立っているんだなってつうかんします。
みなさんもやはり…
看護師さんはふだんから病院で体の弱った人や病気の人を助けている大切な仕事です。
そして今回木村さんのお話を聞いて看護師さんは大きな災害の時には大勢の街の人たちをささえる心強いそんざいなのだと感じました
2014/12/25(木) 09:50〜10:00
NHKEテレ1大阪
学ぼうBOSAI 東日本大震災 被災者に学ぶ「看護師〜宮城・女川町〜」[解][字]

東日本大震災の被災地で震災経験者の話を聞くシリーズ「東日本大震災 被災者に学ぶ」。中学生の子供リポーターとして俳優の濱田龍臣さんが宮城県女川町を訪ね、話を聞く。

詳細情報
番組内容
東日本大震災の被災地を訪ね、震災を経験した人の話を聞く「東日本大震災 被災者に学ぶ」シリーズ。大災害のとき、地域住民はどのように判断し、いかに行動したのか…。小中学生の子供たちが自分で判断し行動するためのヒントを提供する。宮城県女川町の医療センターで、医療品や食料が津波で流され、多数の避難者が押し寄せた事態に看護師はどう対応したか。中学生の子供リポーター、俳優の濱田龍臣さんが被災地を訪ね話を聞く。
出演者
【リポーター】濱田龍臣

ジャンル :
趣味/教育 – 幼児・小学生
趣味/教育 – 中学生・高校生
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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