「人と一緒が楽しい?」っていう高橋さんからの質問。
みんなならどう答える?高橋さんの考えは番組ホームページで。
子育てを終え退職をした今快適に過ごすために重要なのが住環境の見直しです。
皆さん…NHKネットクラブで住まいに関するアンケートを行ったところおよそ1,600件の回答が寄せられました。
中にはさまざまな悩みの声がありました。
今回番組では今後の暮らし方を考え取り組んでいる人たちを取材。
そのヒントを探ります。
こちらの家は老後に備え早い段階でリフォームを行いました。
一方でこれまで暮らしてきた地域から知らない街に移り住む決断をした人もいます。
眺めもいいし温泉があるという事も良かったので。
また老後の不安を解消するためにサービス付き高齢者向け住宅への住み替えを選択した人もいました。
将来的に…そこで今回は住み続けるか?住み替えるか?60代からの住まいについて考えていきます。
司会風吹ジュンです。
国井雅比古です。
この先の老後をどうするかさまざまなテーマで考えてきましたが今日は住まいについて考えます。
そうですねこれまでお墓の事や離れて暮らす親の介護なんて扱ってきましたけども国井さんこれからどうしたいですか?田舎で暮らしたい自然豊かな。
あ〜。
ただ家族の意向もあってなかなか難しいですよね。
風吹さんは?結構大変そうですもんね。
私も住み替えたい気はします。
やっぱり子供が小さかったのが大きくなって家を出ていくじゃないですか。
やっぱり1人の生活をイメージしますね。
…とか思うんですけども。
それではゲストの方をご紹介します。
奈美悦子さんです。
こんにちは。
今回もよろしくお願い致します。
奈美さんは今お住まいはマンション?いえ一軒家です。
一軒家ですか。
ご主人とお二人ですか?はい大きな犬がいるので一軒家で住んでますけど。
2人と1匹。
2人と1匹。
今のまま住みたいとかどっか替えるとか?もうすごい考えてます。
この大きなワンちゃんが亡くなったらそんな広いおうちもお庭も要らないのでどっかもう少し便利な都心にもっと便利な所に2人でマンションを買って住むか…。
あ〜そう。
それは一応計画は立てておいて。
立ててます。
そのとおりいくかどうか分からないけど計画は立ててます。
そうですか。
じゃ今日のテーマ関心ありますね。
すごくあります。
ちょっとこれをご覧頂きたい。
これ内閣府の調査なんですが団塊世代のおよそ86%が家を持ってる。
すごいですね。
皆さん頑張っておうちを買われて。
とっても高いですよ。
そのうちのですね持っている方の81%が今住んでいる家に住み続けたい。
これどうですか?ちょっと意外でしたね。
住み心地がいいんでしょうね。
愛着があるんでしょうね。
では住み続けるか住み替えるかそれぞれ選択した方を取材しました。
ご覧下さい。
リタイア後の住まいそれは2つのスタイルに分けられます。
その一つは若い時に建てた家や親から譲り受けた家に住み続ける「かたつむり型」。
この場合家族構成などの変化によりこれまでの家が生活に適さなくなります。
リフォームを行ったり同じ土地に新しく家を建て替えたりするという方法があります。
もう一つが「やどかり型」。
リタイア後のライフプランに合わせて持ち家を離れ引っ越しをしながら住み替えていく方法です。
それではこの2つの暮らしぶりを具体的に見ていきましょう。
まずはかたつむり型の住まいを紹介。
2年前に番組で取材に訪れた三鷹市にあるこちらの家です。
2人の息子さんと暮らす家をリフォームしました。
以前は廊下に面して3人にそれぞれ同じような大きさの個室がありました。
こちらがリフォーム後。
将来子供たちが家を出ていく事を考え長男次男の部屋を小さく変えて共同スペースを新たに設けました。
この共同スペースを作る事によって家族が集うようになりました。
息子たちそれぞれの部屋のリフォーム代は各自で負担しました。
そうする事により親子という関係から家をシェアする対等な立場の同居人という新たな関係を築いたと言います。
こんにちはお久しぶりです。
前回の取材から丸2年。
再び淺沼さんを訪ねました。
何か変化はありましたか?淺沼さんは空いている次男匡さんの部屋を若い人に短期で貸したいと考えています。
淺沼さんはその時の状況に合わせてリフォームをしながらこれからもこの家に住み続けたいと願っています。
続いてはやどかり型の住まい。
番組で以前訪れた横浜市にある賃貸住宅です。
ここに夫婦2人で暮らしています。
この10年間で…ここがそうです。
長嶋さんが案内してくれたのはかつて暮らしていた家。
また坂道にある立地条件も体が弱った時の事を考え住み替える方が良いと判断したのです。
そこで住みやすさを求め横浜市郊外のマンションに移ります。
自己資金1,000万円と一戸建ての売却費を合わせて購入しました。
しかし…管理費が高い事や娘が住む家が遠いためです。
そこで資産価値が下がる前に手放す事に決めました。
現在4LDK家賃12万円の住宅に住んでいる長嶋さん。
今の暮らしをどのように思っているのでしょうか?できる訳ね。
それは絶対的な事としては言えませんけども。
マンションを処分して老後の資金を得た長嶋さん。
将来の安心を得る事ができたと言います。
「かたつむり型」と「やどかり型」。
これからの住まいあなたならどちらを選びますか?それぞれですね。
でもどちらの言い分もすごく納得しちゃいましたね。
そうですね。
お二人とも状況の変化に応じてリフォームをしたり。
よその人入れるとか考えたり。
長嶋さんの方は次から次へと先も考えて。
既にその先まで考えて。
合理的ですもんね。
すごいすごい。
さてここからはVTRにも出てきました「かたつむり型」と「やどかり型」という言葉の名付け親でいらっしゃいます園田眞理子さんに来て頂きました。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今回住まいについて一緒に考えてくれるのは高齢者住宅などの研究をしている…。
あの「やどかり」「かたつむり」。
あれはどういうきっかけで考えられたんですか?実は私たち人生がすごく長くなって子育て後に30年以上もの実はボーナスをもらったんですね。
ですけれどもそこをどういうふうにどこでどういうふうに住まうかというのが大問題。
そういう事から考えつきました。
これを見て頂きたいんですがそれぞれのメリットデメリットあると思うんですがこのかたつむり型という場合どういう事?やっぱり住み続けるという事は何ものにも代えがたい安心感なのでそういう意味では非常にいい住み方だと思うんですが30年ぐらいたつと実は殻の住まいの部分と中身の部分が合わなくなってるんですね。
ですからそれをまだ30年以上ある訳ですからそれに合わせるために例えばリフォームをするとかあるいは建て替えるというそういう事が必要になってくる。
費用がかかってくる。
そうですねある程度は。
次のもう一つの型でありますやどかり型を見ていきたいと思うんですが…。
これはもう家は家中身は中身で自分のそれぞれの状況に合わせて家を住み替えていこうって。
実はすごく新しい住み方で団塊世代がこれから作るような住み方だと思うんですけれども…。
さっきの長嶋さんの住み方ってあんまり土地とか雰囲気にこだわらないで次々に。
だからものすごくポジティブに積極的な方にはピッタリという住まい方ですね。
やどかり型だな。
これはですねまず行き先の方で自分のこれからの住まい方にピッタリこれはいいと思うところが見つけられるかどうかという行き先の問題ともう一つは今まで住んでた家をどうするのか。
売るのか貸すのかという問題がありますね。
ですからその両方の面を考えて次々に行動を起こしていかなきゃいけないというのがこのやどかり型の住み方です。
風吹さんはいかが?今の。
私はやっぱり仕事をしていく事を考えるとやっぱり今の環境からあまり遠くに出たくないという…。
交通の便もあります。
自分で動く車にしても電車で考えてもちょっと都心の方がいいかなって思うので。
田舎でゆっくりというのがちょっとイメージできないですね。
私も全然それはイメージできない。
そうかなあ。
住まいのあり方で基本的に考えておかなきゃまずい点は総合的に考えた場合にどんな事を…?住まい方のセルフチェックの項目を考えてみました。
4点あるんですが一つずつその意味を説明していきますと実は正確には1981年昭和56年の6月以降に建築確認を受けた住宅でないと今の耐震性に合致してるかどうかが分からない。
地震に強いかどうかという事ですね?そうなんです。
そうすると自分が住み続ける時にはもちろんそうですしこれからは家を売るにしても貸すにしてもその家が耐震性があるかどうかというのがまずチェックポイントです。
2つ目が今の所にずっと住んでもいいかどうか。
これは分かりやすいですね。
ええ。
一つは防災面で最近のように地震の問題とか火事の問題それから2つ目はお買い物の便とかあるいは掛かりつけのお医者さんに近いかどうか。
3つ目は知り合いが多くてですね子供が近くにいるというような所だったらすごく安心なんですけれどもそうじゃない違うなって思うんだったらここで住み替えを決断するというのがポイントですね。
難しいところがあるんですね。
知人と全く離れてしまって1人だけポツンと遠くへ行ってしまうのは寂しい。
ええ。
でもまあいろいろ昔仲の良かったとかあるいは出身地に戻るとか。
逆にそうか。
戻るとかね。
いろいろ選択肢はあると思いますけど。
じゃあ住み続けようと思った時に「バリアフリー」なんですね。
これは段差がないとか手すりがついてるかなんですけれども団塊世代にとってはまだまだ先で「転ばぬ先のつえ」というところで早めにお手当しておくといいでしょうと。
それがけがとか病気の予防にもなりますよね。
それから最後「温熱環境」と「省エネ」なんですけど実は目に見えないところで健康寿命が全然違ってくるんです。
ですから暖かいかどうかとか風通しがいいか日当たりがいいかという事はとっても重要です。
そうですね。
健康寿命が影響してくるんですね環境って。
ただこのバリアフリーにしても温熱環境省エネですね自分の計画ではこうなんだけどやっぱりこれ要らなかったとか。
あのですね子育てと違うのは老後って実は予定どおりとか誰も大体このとおりには進まないんですね。
なのでちょっと早めにちょっとぜいたくかなぐらいの余裕を持った対応をしておく事がポイントではないかと思います。
あら大変。
結構お金かかりそう。
ですよね。
お金なかったらどうしましょう?それでお金ってとっても重要なんですけれども特に家はリフォームするにしても住み替えるにしてもお金がかかるんですけど特に今日ご紹介してるようなバリアフリーとかそれから省エネとかそれからもちろん耐震改修についても今国全体で特にシニア世代のそういう住宅改修を応援していこうという事で促進税制みたいな形で条件はいろいろなんですけれども工事の金額に応じて所得税から控除するという仕組みがあって。
先ほどの内閣府の調査では住み続けたいという方が圧倒的に多かったんですけど住み替える人の中にはある何か地域的特徴と言いますか生まれてきてるようですね。
はいちょっとこれをご覧下さい。
今見て頂いているこの地図は都道府県別にですねその県に引っ越してきた人「転入」って言うんですけれどそれからその県から引っ越していった人「転出」って言うんですけれどもその差を見たものなんですね。
実はこの赤い部分という所は大都市東京とかあるいは愛知大阪ですね。
ここが赤い部分というのは実は移ってきた人が多い所。
増加してるんですね。
差し引きでね。
青い所は転出してる人が多い所なんですね。
全世代ですねこれ。
ええ。
ところがこれをご覧下さい。
これ55歳から74歳の人がじゃあ転出と転入がどうかというとこの右側の地図とは全く反対に実は大都市から地方に向かっている人たちの方が多いというそういう傾向が…。
分かりやすい。
ホントに驚きましたねこれは。
これちょっとね真逆ですもんね。
結構動いてますね。
(奈美)動いてますね皆さん。
さてこういう流れ団塊世代の人たちを取り込もうと地方でもいろいろな取り組みが始まっています。
訪れたのは福岡県朝倉市。
自然に囲まれたのどかな住宅街のようですが…。
18年前市が所有していた土地を地域振興のための用途を条件に不動産会社に売却。
全国のシニアに向けて移住しやすい街づくりが行われました。
この街に移り住んだ人を訪ねました。
この5月に夫婦で引っ越してきた…名古屋にあった持ち家を売却しその資金で36坪2階建てのこの家を購入したのです。
こちらに引っ越してきた理由は何ですか?いろいろ探したんですけどいいところが見つかって。
趣味でガーデニングを楽しみながらスローライフを送っている山本さん。
これからの暮らしに期待しています。
他にもセカンドハウスや会社の保有地などに使われています。
移住した人たちは自分たちの力で街を活気づけようと地域活動に積極的です。
我々もいつ災害が起きるか分からんと。
この日防災対策の会議が行われていました。
いざという時に備え住民それぞれの役割分担を決めます。
更に同じ趣味の人同士が集えるサークル活動にも積極的です。
テニスなどのスポーツから書道教室などおよそ35のサークルが市民によって自主運営されています。
他にも街の清掃活動や講習会なども自主的に行っています。
努力していくと。
街を良くするために社会福祉の活動に励んでいる方を訪ねました。
10年前に愛知県江南市から夫婦で引っ越してきた…坂倉さんはこの街の暮らしに満足しているもののこれから先住み続けるには課題もあると言います。
自分たちで街を…。
つくろうというね。
でも皆さんすごく…すごいですね団結力がね。
どうやったら住みやすくなるかって事をやっぱり皆さんすごい考えてらして。
かなり意欲的な試みですね。
そうですね。
日本でこういうリタイアした人が中心になって自分たちで街をつくっていこうというのはまあまだまだユニークで…。
ですよね。
非常にフロンティア精神にあふれた方たちだと思いますね。
ただ一方で課題もあるっておっしゃってましたね。
そうですね今おっしゃってたように買い物に困ってるとかそういう事新しい街をつくる時にもありますしでも気が付いてみたら日本の郊外住宅地って全部ご主人が車の運転ができなくなると「ちょっと困るな」なんていう事は結構誰にも降りかかるみたいですね。
ですから移動販売車とかですね。
移動でね。
あるいは宅配とか…そういうのを待ってるんじゃなくて自分たちでいろんなところに働きかけて自分たちの生活をもっと快適なものにしようとか。
それからやっぱり最後まで住めるようにという事なので最後の介護とかそういう事も街の中にそういう利用できる施設とか…。
施設が必要ですよね。
絶対必要ですよね。
サービスがあればホントに最後まで。
終の住みかでそこでずっと。
これから住み替えしたいという人が事前に考えておく必要があるものどんな事があります?まず住み替える先として自分の思いがかなうところがあるのかどうかという事でそれはいろいろな情報を集めてですね自分でやっぱり納得できるまで探してみる必要があると思います。
ただ今いろいろな自治体がですね「こういう所がありますよ」という情報を提供するサイトを作ってたりあるいは相談窓口を作っていたり助成金を用意するなどのそういう事もございますので自分でちゃんと正確な情報をきちっと判断して住み替え先を見つけるという事が重要だと思います。
いろいろ考えてイメージを固めた方がいい訳ですね。
更に「住み替えたいけど持ち家を手放したくない」という方に適した制度もあります。
「移住・住みかえ支援機構」が行っているシニアを対象にしたサポートです。
その名も…。
原則50歳以上で家を貸したい人が耐震のチェックなどを受けると利用できます。
一度家を貸す事ができれば家が使える限り終身で借家契約を結ぶ事もできます。
万が一借り手がいない場合でも最低賃料が国の基金などによって保障されるのです。
これまでいろんな話してきましたけれども一番アンケートなんかで多かったのが介護が必要になった段階でどうしたらいいかという…。
いや一応そこも入ってる。
なるべく考えたくないですけど考えとかなきゃいけないなとは思っています。
そうした時には住んでいるマンションまた今度売って何か介護付きの所に入る施設に入るしかないのかな。
でもどうすればいいのかなという段階です。
「いずれは」みたいに思ってしまうんですけども。
そこでアンケートに答えてくれた人の中で実際に高齢者向けの住宅に住み替えをした人を取材しました。
横浜市にある賃貸のマンション。
こちらに住む…2年前に30年住んでいた持ち家を売り夫婦でここへ引っ越してきました。
将来的に…北村さんの住まいは1LDKのサービス付き高齢者向け住宅です。
バリアフリーの他に安否確認や生活相談のサービスが付いているのが特徴です。
北村さんのお宅は寝室トイレ浴室に非常ボタンが設置されもしもの時には24時間係員が駆けつけてくれます。
他にもマンションの1階には介護やリハビリが行えるデイサービスセンターがあります。
ここのスタッフが定期的に訪れ安否の確認をしています。
今日安否確認に来たんですけどもお変わりは特別ありませんか?別にないですね。
お体の方も大丈夫ですね。
サービス付き高齢者向け住宅では専門家が少なくとも日中建物に常駐してこうしたサービスの提供を行っています。
安心な老後を手に入れた北村さん。
しかし持ち家を売り賃貸に変わった事で新たな不安もあると言います。
ですよね「何年もつか分からない」っておっしゃったけどそうですよね。
これから先あと10年なのか15年なのか。
自分で決める訳にはいかないから。
いかないから。
払い続けられるかという今度不安が出てきますよね。
北村さんは老後の…まあ今の方ですが安心のために移られてるんですが一般的にサービス付き高齢者向け住宅というのはどういうようになった場合に入る人が多いんですか?例えばですねご夫婦だとどちらか一方の方が虚弱になった時にはやっぱり先々の事が心配になる。
そういう時にはこの住み替わり先として今出てきたサービス付き高齢者向け住宅なんていうのは重要な選択肢の一つですね。
いろいろな見守りと日常的な相談以外のサービスは外側から提供される形なのでまあご夫婦そろって生活も。
(奈美)一緒にいられるって事ですね。
この高齢者向けの住宅…サービス付きのですね最近できたものなんですか?そうなんです。
2011年の秋からスタートしてすごく増えてるんですけど確かにいろいろなものがあるのでまだ発展途上というところもありますので。
まだ3年ぐらいだからどんどん変わってきますよね。
ですからこれからどういうふうにいい使いやすいものになっていくのかどうか。
高齢者向けの住宅っていろんなものがあって私はよく分からないんですけどちょっと整理して頂けますかね。
これは縦がですね経済的な負担がどのぐらいか。
それから横が元気な時から入れるかかなり重くなってからという事なんですが例えば有料老人ホームこれ一番費用がかかるという事になってますが実はかなり最近はそうでもないものもあるんですが。
基本的にはサービス食事とかですね生活のいろいろな支援を受けるという事がまず約束された住まい方ですね。
今紹介したその次ですねサービス付きは?これはですから住宅は住宅サービスはサービスという事できちっとした借家契約で住むという権利はすごく守られてるんですね。
経済的負担は中くらいのところ。
中くらいです。
下にあるのが?このケアハウスも特別養護老人ホームもこれはいわゆる「老人ホーム」という分類に該当するものなんですけれどもあまり費用がかからないというものですね。
介護が必要になってからケアハウスって入れないんでしょ?あまり重くなってからだとちょっとケアハウスに入るのは難しい。
難しいと。
でよく聞く特別養護老人ホームが一応下にありますがなかなか何年も待ってるような…。
実は特別養護老人ホームというのはほとんど建物は税金を使って建てられたので実際に使う時の利用料はそれほど高くないんですね。
ですからみんなそこがいいという事で殺到してる面もあるんですがでもこれは本来的にはかなり重度の介護を必要とする人ための選択肢という事で考えられたので…。
でもこれが満員だというのはこれから増えていくんですかね?こういうものは…。
今の大きな考え方としては高齢者を支える仕組みを今大きく変えようという動きが起きてまして地域包括ケアシステムって言うんですけれども本格的には来年の4月からなんですが実はそれってこういう高齢者住宅に対して言うと今まで全国一律だったんですけれどもその考え方が。
来年からは地域地域で創意工夫を凝らして考えて下さい。
だからすごく良くなる地域もあると思うんですけど。
(奈美)でも逆もありますよね。
そうです。
意識で全然変わってきますよね。
地域の状況とかいろんな条件がありますから。
でも良くなるといいですね。
(奈美)良くなってほしいですよ。
すごいいろんなパターンがあるじゃないですか。
それであくまでも自分が健康で介護とか必要がなく死んでいくつもりでいましたけどその介護が必要になるパターンも考えとかなきゃいけないなってまた思います。
いや全然想像してなかったですからホントいいきっかけにはなりますよね。
確かに住まいでいろいろ考え方が変わっていくしたぶん自分も変えていけるだろうから住まいってすごく大きい。
(奈美)大きいですよね。
きっかけにはなりますよね。
だから今動ける時に動くって事はとても大事な事なんだなというふうに思いました。
ホントに例えばリフォームされた方はそれがきっかけになって人生全体が見違えるようになったとかやっぱりおうちというのは環境なので自分がどこにいるかというとお二人ともいろいろお芝居とか出られてまず舞台が変わると人間振る舞い方も違ってきますよね。
ですからとっても重要なので。
その辺はちょっと男性と感じが違って女性は生活に非常に敏感ですけども。
そうなんですだって長生きするのは女性ですから。
とうとうそこへ…。
あとは女性に全て任せる事に。
(奈美)いえいえそこは協力して頂かないとね。
男性もすてきな奥様のためにとかすてきな彼女のために実は最後まで責任を持って。
ですから是非一緒に。
すてきな彼女のためにお願いします。
よろしくどうぞ。
今日は奈美さん園田さんありがとうございました。
ありがとうございました。
さて今日のお茶は何でしょうか?今日のお茶は黒豆茶です。
あこれ黒豆?はい。
黒豆を煎って。
いい色に出てますね。
ホントだ黒豆をね煮た時のような。
そうですね。
紫がかった色ですね。
どうでしょう?いかがでしょう?では頂きます。
はい。
どうぞ。
もういい香りが。
香ばしい。
ねえ。
香ばしいですよね香りがね。
今日のお豆は丹波の…。
有名ですね丹波の。
黒豆です。
おいしくて甘くて。
何か冬になってくると懐かしい感じがしますよね。
あ〜そうですかこれから寒くなってくると。
わずかに甘みがありますね。
黒豆の味もしますわ。
続いては視聴者の皆さんからの投稿をご紹介する…今日はVTRでご覧下さい。
(太鼓の音)趣味の和太鼓に熱中している…。
和太鼓の魅力は何ですか?岡部さんは保育園の園長を長年務めてきました。
和太鼓との出会いは20年ほど前。
太鼓の体験講座や地域のお祭りに参加するようになり和太鼓にすっかり魅せられました。
岡部さんはこの3月に保育園を退職。
時間にゆとりもでき和太鼓のインストラクターを始めました。
保育園の園長だった岡部さん。
子供たちを楽しませながら教えるのはお手のものです。
はいもう一回いきます!3つね。
はいいくよ。
子供たちも楽しそうに岡部さんのレッスンを受けています。
岡部さんが太鼓を教えていたのは教室の子供だけではありませんでした。
息子が幼い時に一緒に和太鼓をたたきその魅力を教えていました。
今元輝君が18歳になり情熱を燃やしているのが…。
ドラムです。
プロのミュージシャンを目指し練習に励んでいます。
自分と同じように打楽器に熱中する元輝さん。
母から息子へそして子供たちへ。
岡部さんの太鼓への情熱は受け継がれています。
さすが園長先生ですね。
子供とのつきあい方が全然違いますね。
やっぱり引っ張るのがうまいというか…。
子供たちがたたかないで踊ってる。
でも息子さんが身長が超えてて大きいのに…いい親子ですね。
ちょっとシャイな元輝君。
2人で太鼓とドラムで共演したら…。
すごい迫力でしょうね。
「私の団塊スタイル」では皆さんから写真とお便りを募集しています。
趣味や仕事など打ち込んでいる輝いている姿を是非ご投稿下さい。
皆様からのご投稿お待ちしています。
さて今日のテーマは「住まい」ですね老後の。
ホントに住み替えは私もちょっと考えてはいます。
やっぱり子供が大きくなってこれから一人でどうなっていくのかなって考えた時もうちょっと自分のわがままな環境にしたいとかいろんな事思いますよね。
私は夢としては田舎暮らしみたいなものがあって現実的ではないと自分でも分かってるんです。
ただ今日いろんな人を見て積極果敢に住み替えてるというのは…。
環境が随分変わって自分自身も変わるという園田さんの話だったんでちょっと考えていかなきゃと…。
結構住み替えって勇気要りますよね。
実はきっとそう思うんですけど皆さんやってらっしゃるんですねいろいろ。
2014/12/05(金) 20:00〜20:45
NHKEテレ1大阪
団塊スタイル「どうする?60代からの住まい」[解][字]
今回は、“住み替えるか” “住み続けるか”をテーマに、団塊の世代の住まいについて考える。それぞれのメリットやデメリットなどを伝え、よりよい暮らしの提案をする。
詳細情報
番組内容
今回は、“住み替えるか” “住み続けるか”をテーマに、住まいについて考える。「ひとりになった時が不安」「老後の生活費のために、家を売ろうと考えている」など、さまざまな課題もある。リフォームして住み続ける決意をした人や思い切って知らない県に住み替えた人を通じて、メリットやデメリットなどを伝え、よりよい暮らし方について考えていく。他にも、介護が必要になった時を考えた老後の住まいについても伝える。
出演者
【ゲスト】奈美悦子,【解説】明治大学教授…園田眞理子,【司会】風吹ジュン,国井雅比古,【語り】町田政則
ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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日本語
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2/0モード(ステレオ)
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