こんにちは。VENTURE UNITEDの丸山です。
2014年も残すところあと数日というところまできました。今年のIPOについてはもう振り返っているので、振り返るというよりも締めくくるという方向でこれを今年最後の更新にしたいと思います。
ちなみに2012年は「そろそろ「合成の誤謬」の話をしよう~2012年の締めくくりにかえて~」という内容で〆ています。
そして昨年(2013年)は「正解らしきものが溢れる世の中で生きるには~2013年の締めくくりに変えて~」という内容で〆てます。
合成の誤謬はいつも意識していることで、みんなが合理的な判断を下すことで、世の中がなぜか非合理になってしまうみたいなことってよくあることではあるのでなかなか難しい問題だなって思ったりしています。
さて、2014年を振り返ると後半からFBページの運用をはじめたこともあって、1エントリあたりのPVなどは上昇傾向にあったり、バズりやすくなっていたりっていうところが今年の特徴だったかなと思います。
また、IPOが多かったこともあり、このブログとしては有価証券届出書に関するエントリがよく読まれてました。
IPO以外にも大型調達もちらほらとあったりしたので、なんとなく日本のインターネット関連のベンチャー業界では次はどこがIPOだとか、次はどこが大きく調達するとかっていうようななんかそういう話がたくさん飛び交っているような気がしておりまして、なんか既視感にあふれているなーっていうのが、この業界になんとなく長く浸っているものからすると感じるわけであります。
私はシード~アーリーステージの企業への投資がお仕事なので、そういったこともあるからかもしれませんが、どこが大きく調達しそうとか、どこかIPOできそうとかっていう噂話に時間を費やすくらいなら、インターネットの可能性や未来の話に時間を費やしたいなって思っていたりします。
もちろん、投資先企業の経営戦略を練るうえでは、同業他社の状況や資金調達環境や資本市場の状況などを把握しておく必要はあるわけですが、それ以上にどこが上場しそうとか、あそこは伸びてるからアレだよねとかって話をしても、本質的な意味はないと思ってます。
それよりかは、インターネットの可能性でどこまで世界は変わるのかっていうことをグローバルな視点で語ったり、その先にある未来について語りたいなと。
ボクが投資というものに初めて触れたのは大学時代のゼミの教官からでした。
その先生はとにかく将来どう大きく社会が変わるのかというメガトレンドを読み解くことが投資家にとっては一番重要だという話をし、1年に渡って「メガトレンド・アジア」と「資本主義の未来」を読み解くということをしていました。
そうした中で、大きな変化の潮流(メガトレンド)をとらえることが重要だし、そのうねりのような潮流は、実は小さな点がたくさん積み重なっていくことで生じているということを知ったわけです。時を同じくしてインターネットの普及も進んだわけで、それも一つのメガトレンドであったといえるわけです。
私は紆余曲折を経つつもなぜか金融(というか資本市場)とインターネット業界の双方を行ったり来たりしながら仕事を続けているわけですが、どちらも大きな変化があったし、それ以外にも社会が大きく変わるということを実体験として感じているし、90年代後半や2000年代前半に思い描いていた未来と現在ってけっこう大きく違ってきているなーっていうのが正直な印象だったりするわけです。
インターネットって、情報の伝達コストが大きく下がり、素早くなったという利点があるし、だれもが情報発信できるという点や、概ね場所を選ばずに情報の送受信ができるという点があって、こうした点はスマートフォンの普及によって、もっと社会に大きな変化を起こしていくんじゃないかと。
そもそも金融分野なんて、そもそも情報のやり取りに現物が介在していたんだけど、現物が電子化されてしまうと本当に情報をやり取りするビジネスになるわけで、最近の日本のオンライン証券会社は米国や中国、東南アジアなどの世界の株式だって買えちゃったりするんだから、なんかすごい世の中になっているなって。
銀行だってネットバンキングが普及しているんだけど、決済分野はまだまだイノベーションが起こる可能性があるし、海外送金なんていう分野はまだまだ非効率だったりするから、海外ではこの分野でのスタートアップがたくさん出てきているなーっていう気がするし、そうなると、銀行って最後になにが残るんだろうって考えると、個人的には間接金融としての基本の業務で、人が介在する必要がある業務である与信をしっかりやれるかどうかなんじゃないかとかって思ったりするわけですが。そこをスコアリング化して、業務効率をあげ、だれがやっても同じ結果となるようにするのは、なんとなく違うんじゃないかなって思うわけで。
クラウドファンディングはまだまだオルタナティブな存在(そのあたりはそのうちまとめたいところではありますが)であり、資金を融通する主流は今後も資本市場と銀行なんじゃないかって思っているわけで、そこにはしっかりとリスクを分析して、リスクをとってリターンを得るというシンプルであり根源的なプロフェッショナルな金融ビジネスこそがインターネットに駆逐されないためには必要なことなんじゃないかって思ったり。
ほかには、東南アジアなどでは銀行口座やクレジットカードは普及してないからこそ、一足飛びにスマートフォン上で使える新たな仕組みが一気に普及できる可能性を秘めていたりするから面白いし、日本ではいろいろと普及してしまっているからこそ、そうした新しいものっていうのは難しいなって思ったり。でも、いろいろ普及していることで可能となるビジネスもあるわけだから、その国にあったビジネスやインターネットサービスって何かを考えるのもやっぱり楽しいわけで。
ただ、単純にアメリカで流行ってるからとか、欧州ではトレンドにとか、東南アジアでイケてるのでとかでなく、戦っている市場でなぜ受け入れられているのかっていうところは、結局のところユーザー(消費者)ひとりひとりがどういう暮らしをしているかに尽きるわけだから、やっぱりそこに対しての理解を深めたり、そこに対しての話をすることは投資家としては、未来を考えるうえでは非常に楽しいわけであったりと。
とりとめのないことを書いていますが、私はまだまだインターネットが世界をそして日本を変える可能性を秘めていると思うし、そうすることによって豊かな未来が作られると信じているわけですが、2014年も素晴らしい起業家の方々とたくさん出会えて、そのうちの数名の方には投資してともに戦っていくことになったわけですが、2015年もさらに素晴らしい起業家の方々と出会えて、インターネットの可能性を信じて、日本や世界の素晴らしい未来を創っていくべくともに戦っていければなと思っています。
もっともっとインターネットの可能性や未来について熱く大いに語ろうではないか
では、よいお年を。
2014年も残すところあと数日というところまできました。今年のIPOについてはもう振り返っているので、振り返るというよりも締めくくるという方向でこれを今年最後の更新にしたいと思います。
ちなみに2012年は「そろそろ「合成の誤謬」の話をしよう~2012年の締めくくりにかえて~」という内容で〆ています。
そして昨年(2013年)は「正解らしきものが溢れる世の中で生きるには~2013年の締めくくりに変えて~」という内容で〆てます。
合成の誤謬はいつも意識していることで、みんなが合理的な判断を下すことで、世の中がなぜか非合理になってしまうみたいなことってよくあることではあるのでなかなか難しい問題だなって思ったりしています。
さて、2014年を振り返ると後半からFBページの運用をはじめたこともあって、1エントリあたりのPVなどは上昇傾向にあったり、バズりやすくなっていたりっていうところが今年の特徴だったかなと思います。
また、IPOが多かったこともあり、このブログとしては有価証券届出書に関するエントリがよく読まれてました。
IPO以外にも大型調達もちらほらとあったりしたので、なんとなく日本のインターネット関連のベンチャー業界では次はどこがIPOだとか、次はどこが大きく調達するとかっていうようななんかそういう話がたくさん飛び交っているような気がしておりまして、なんか既視感にあふれているなーっていうのが、この業界になんとなく長く浸っているものからすると感じるわけであります。
私はシード~アーリーステージの企業への投資がお仕事なので、そういったこともあるからかもしれませんが、どこが大きく調達しそうとか、どこかIPOできそうとかっていう噂話に時間を費やすくらいなら、インターネットの可能性や未来の話に時間を費やしたいなって思っていたりします。
もちろん、投資先企業の経営戦略を練るうえでは、同業他社の状況や資金調達環境や資本市場の状況などを把握しておく必要はあるわけですが、それ以上にどこが上場しそうとか、あそこは伸びてるからアレだよねとかって話をしても、本質的な意味はないと思ってます。
それよりかは、インターネットの可能性でどこまで世界は変わるのかっていうことをグローバルな視点で語ったり、その先にある未来について語りたいなと。
ボクが投資というものに初めて触れたのは大学時代のゼミの教官からでした。
その先生はとにかく将来どう大きく社会が変わるのかというメガトレンドを読み解くことが投資家にとっては一番重要だという話をし、1年に渡って「メガトレンド・アジア」と「資本主義の未来」を読み解くということをしていました。
そうした中で、大きな変化の潮流(メガトレンド)をとらえることが重要だし、そのうねりのような潮流は、実は小さな点がたくさん積み重なっていくことで生じているということを知ったわけです。時を同じくしてインターネットの普及も進んだわけで、それも一つのメガトレンドであったといえるわけです。
私は紆余曲折を経つつもなぜか金融(というか資本市場)とインターネット業界の双方を行ったり来たりしながら仕事を続けているわけですが、どちらも大きな変化があったし、それ以外にも社会が大きく変わるということを実体験として感じているし、90年代後半や2000年代前半に思い描いていた未来と現在ってけっこう大きく違ってきているなーっていうのが正直な印象だったりするわけです。
インターネットって、情報の伝達コストが大きく下がり、素早くなったという利点があるし、だれもが情報発信できるという点や、概ね場所を選ばずに情報の送受信ができるという点があって、こうした点はスマートフォンの普及によって、もっと社会に大きな変化を起こしていくんじゃないかと。
そもそも金融分野なんて、そもそも情報のやり取りに現物が介在していたんだけど、現物が電子化されてしまうと本当に情報をやり取りするビジネスになるわけで、最近の日本のオンライン証券会社は米国や中国、東南アジアなどの世界の株式だって買えちゃったりするんだから、なんかすごい世の中になっているなって。
銀行だってネットバンキングが普及しているんだけど、決済分野はまだまだイノベーションが起こる可能性があるし、海外送金なんていう分野はまだまだ非効率だったりするから、海外ではこの分野でのスタートアップがたくさん出てきているなーっていう気がするし、そうなると、銀行って最後になにが残るんだろうって考えると、個人的には間接金融としての基本の業務で、人が介在する必要がある業務である与信をしっかりやれるかどうかなんじゃないかとかって思ったりするわけですが。そこをスコアリング化して、業務効率をあげ、だれがやっても同じ結果となるようにするのは、なんとなく違うんじゃないかなって思うわけで。
クラウドファンディングはまだまだオルタナティブな存在(そのあたりはそのうちまとめたいところではありますが)であり、資金を融通する主流は今後も資本市場と銀行なんじゃないかって思っているわけで、そこにはしっかりとリスクを分析して、リスクをとってリターンを得るというシンプルであり根源的なプロフェッショナルな金融ビジネスこそがインターネットに駆逐されないためには必要なことなんじゃないかって思ったり。
ほかには、東南アジアなどでは銀行口座やクレジットカードは普及してないからこそ、一足飛びにスマートフォン上で使える新たな仕組みが一気に普及できる可能性を秘めていたりするから面白いし、日本ではいろいろと普及してしまっているからこそ、そうした新しいものっていうのは難しいなって思ったり。でも、いろいろ普及していることで可能となるビジネスもあるわけだから、その国にあったビジネスやインターネットサービスって何かを考えるのもやっぱり楽しいわけで。
ただ、単純にアメリカで流行ってるからとか、欧州ではトレンドにとか、東南アジアでイケてるのでとかでなく、戦っている市場でなぜ受け入れられているのかっていうところは、結局のところユーザー(消費者)ひとりひとりがどういう暮らしをしているかに尽きるわけだから、やっぱりそこに対しての理解を深めたり、そこに対しての話をすることは投資家としては、未来を考えるうえでは非常に楽しいわけであったりと。
とりとめのないことを書いていますが、私はまだまだインターネットが世界をそして日本を変える可能性を秘めていると思うし、そうすることによって豊かな未来が作られると信じているわけですが、2014年も素晴らしい起業家の方々とたくさん出会えて、そのうちの数名の方には投資してともに戦っていくことになったわけですが、2015年もさらに素晴らしい起業家の方々と出会えて、インターネットの可能性を信じて、日本や世界の素晴らしい未来を創っていくべくともに戦っていければなと思っています。
もっともっとインターネットの可能性や未来について熱く大いに語ろうではないか
では、よいお年を。