真の恐怖は日常に潜む
…という訳で我々商店街の今年の秋祭りの協賛スポンサーになってくれる企業は今のところ2社だけで実際に参加してくれる商店も今年は恐らく昨年のぐらいに激減するというのが現状です。
やっぱり今年の秋祭りの開催は難しそうですね。
ああ。
やむをえないけど中止した方が得策ですね。
えっ?このままやったとしても満足なものはできそうにないしな。
ちょ…ちょっと待ってよみんな。
何言ってんだ。
やろうよ!おい立木。
お前はどう思う?俺も正直…無理だと思う。
何でだよ?…というかうちはもう今後一切参加できそうもない。
えっ?どういう事だよ?みんなにはそのうちちゃんと話そうと思っていたんだけどうち…店畳む事にした。
(2人)えっ?マジかよ!?いつですか?今月いっぱい。
そんな急に…。
おいうそだろ?この商店街から立木洋品店が無くなるのかよ!すまない!何かみんなの事裏切るような形になってしまって。
やっぱり今年は中止だな。
ちょっと待てよ!本当にそれでいいのか?この商店街の名物だぞ!だから無理なんだよもう!そんな訳ないよ。
やろうよできるって!50年…50年も前からずっと続いてきた伝統の祭りなんだぞ!俺らの代で終わらせちまっていいのか!?
この人は先週この町に越してきたばかりだ
できるって!力合わせれば!何だその死んだような目は!?
(拍手)さあ始まりました。
人生という名のコント番組「LIFE!」でございます。
(拍手)さあ内村さん今日の企画コーナーはですねこの「LIFE!」における熱い思い出をメンバーの皆さんに語って頂こうと思っております。
えっ最終回?違う。
違います。
違うんですけどいつもロケ企画VTRを見ているんですけども今日はコントについて語ろうじゃないかと。
そして語った上でまた更に番組に生かしていこうという…。
ちょうどいい走りは見なくていい?今日はございません。
はい分かりました。
これで終了と。
でも今年はなかなか見込みのある学生が来てくれてるようだね。
そうですね。
こうやって一人一人に会って話してみるとどの学生もいい子ばかりでみんな採用してあげたくなっちゃいますね。
それじゃあ面接官としては失格なんだけどね。
そうですね。
フフフッ…。
さてと早速2次面接の準備に移りますか。
そうですね。
キャ〜ッ!ええっ…な…何やってんの君は!?あなた誰なの?初めまして。
私本日こちらの採用面接を受けに来ました増田彦美です。
どうぞよろしくお願いします。
あ…あのねもう面接は終わったところなんだよ。
こちらの会社の社長さんですか?ああ…違うよ。
人事部の者だよ。
そしてその愛人の方ですか?違うわよ。
偏見がひどすぎるわよ。
今日出かける時にチョウネクタイの色を何にするか迷っているうちに遅れてしまいました。
今頃になってごめんなさい。
そんな理由で!?私は合格でしょうか?はっ?面接してないんだからそんなの分からないよ!志望動機は御社の御社らしい御社的なものに引かれまして御社で働きたいと弊社で…。
何言ってんの!?だから面接はもう終わりなの!キャ〜ッ!お兄ちゃん。
お…お兄ちゃん!?初めましてこんにちは。
彦美の兄増田彦介です。
妹がいつも大変お世話になっています。
何でドアから入ってこないの!?社長さんですか?違うよ!では愛人の方にお聞きします。
違うわよ!兄妹そろって何なの?決めつけないで!兄として妹に絶対合格してほしいと思いお守りを持ってきたのです。
でも今頃になって本当にごめんなさい。
それ届けに来ただけなの?お兄ちゃんわざわざありがとう。
うん。
これさえあれば絶対合格間違いなし。
はい!あっお兄ちゃんこれお煎餅だよ!えっ!もうしっかりしてよお兄ちゃん。
いや〜…。
(2人)うっかりうっかり!はあ!?ところで彦美は合格でしょうか?時間に遅れてくるような人間はまず無理だよ。
もう帰りなさい。
えっそんな事言わず面接して下さい。
(2人)お願えしますお願えします。
では質問お願いします。
あなたからどうぞ。
さあ彦美。
ああ分かったよ。
じゃあ形だけね。
はい!あなたがうちの会社を…。
ええええ!選んだ理由は何ですか?ええええ!なぜうちの会社で働きたいと思ったんですか?ええええ!それではこちらの方もお願いします。
ではあなたが仮に我が社に入れた場合…。
ええええ!あなたはどんな仕事をしたいですか?ええええ!自分だったらどんな仕事ができると…。
聞く気ないよね〜!?とにかく彦美はこちらのライフ・コーポレーションさんに就職したいんです。
お願いします!「ライフ・コーポレーション」?はい!うちはライフ・アソシエーションという名前だけど?えっ?ごめんお兄ちゃん!会社間違えちゃった!彦美!
(2人)いや〜うっかりうっかりうっかりうっかり!じゃあこんなとこにいても全然意味がないじゃないか!何だ君は!?こんな会社いても全然意味がないじゃないか!何を言うんだ君は!彦美今から早速本物の会社に行こう。
間に合うかな?急ぐぞ!張り切ってレッツゴー!え〜っ!彦美いいかい?面接がもし終わっていても頼み込めば大丈夫!
(2人)お願えしますお願えしますお願えします!何なんだあの兄妹は!おいおい!ライフ・コーポレーションさんに電話しなさい!はい!すごい…すごい2人が向かったと!え〜っ!…で6年生の時が2組で担任が山口先生でしょ。
それから中学が1年3組で篠崎先生。
2年4組上戸先生3年3組脇坂先生。
高校が1年D組今村先生でしょ。
2年F組松木先生。
3年A組で濱口先生。
すごい!真咲さんってすごい記憶力なんですね。
昔からね好きなんだよ覚えるの。
どうやって覚えてるんですか?コツがあるんだ。
それだけ分かれば誰だってできるんじゃないかな?いやいや私は絶対無理です。
いやそんな事ないよ。
すごいな真咲さんって。
ほかにも得意な事あるんですか?まああるといえばあるね。
えっ何ですか?実はアッチの方もすごいんだよ。
え?だから記憶力と同じぐらいアッチの方もね意外とすごいんだよね。
あっそうなんですか…。
どういう事?アッチってもしかしてやっぱりアッチって事?だとすれば最低な発言!え〜!でも昼間からそんな事言う人じゃないし…
あっすごいといえば料理もすごいよ。
料理?うん。
結構凝っていろんなの作るんだ。
へえ〜知らなかったです。
調理師の免許も持ってるし料理は自信ある。
すごい!それ本当にすごいじゃないですか。
でもまあアッチの方がもっと自信はあるんだけどね。
え?すごいのはアッチかな。
アッチ…。
あっちょうどいいや。
このあと時間ある?えっ?もし時間あるならさこれから俺んち行ってアッチのアレがどんなもんか見てみない?えっ?えっいや…。
いやいいじゃない。
1回試してみようよ。
ねっ行こう。
えっ?え…。
行こう行こう。
え〜?えっえっ…ええ〜っ?安達まこと君。
頑張れ〜!早速総理にお伺い致します。
先日某週刊誌で報じられました都内にある料亭でN氏なる人物から総理は3,000万もの政治献金を受け取ったとされる件。
これは事実か否か。
それから総理は地球人か否か。
以上2点お答え下さい。
小暮井総理大臣。
え〜調べましたところその記事にあった日確かに私は料亭におりました。
しかしですね同席していたのはこちらの小津議員と香取議員だけでございます。
我々のほかにN氏なる者それは記憶にございません。
それから私は地球人です。
うそつけ!いつまで続ける気だ!安達まこと君。
では同席されていました小津議員にお尋ね致します。
N氏はいましたか?いたとしたら総理は3,000万を受け取りましたか?正直にお答え下さい。
同じ地球人として。
小津科学担当大臣。
記憶にございません。
バカにするな〜!本当の事言いなさい!安達まこと君。
では香取議員はいかがですか?同じ質問です。
正直にお答え下さい。
同じ地球人として。
香取環境大臣。
え〜…記憶にございません。
いい加減にしろ!それで済むと思ってんのか!安達まこと君。
信じましょう。
お二人とも本当に記憶にないのだと思います。
目の前にいて3,000万もの大金を渡した人物の事を覚えていない。
一体なぜか。
それは総理!あなたが記憶を奪い去ってしまったからなんじゃありませんか?こちらをご覧下さい。
こちらは先日総理に罷免された藤島国土交通大臣の首元を撮影したものです。
ご覧下さい。
明らかに何かが埋め込まれている。
恐らくこれはマイクロチップです。
総理。
あなたはこれを埋め込む事で閣僚たちを操っている。
記憶から何から全てを!違いますか?小暮井総理大臣。
荒唐無稽な。
あなた自分で質問しといて恥ずかしくないんですか?ご指摘の藤島議員の首元は生まれつきでしょう。
生まれつきな訳ないだろ!そんな訳ないでしょ総理!低レベルな話ばっかりしてるからね地球はいつまでたっても太陽系止まりなんですよ!何を言ってんだよ!太陽系止まりなんだ!安達まこと君。
では小津議員と香取議員に今ここで総理に操られていないという証拠をお見せ下さい。
我々にそして国民の皆さんに今すぐ首元を見せて下さい。
何で見せられないんですか?見せて下さい。
何で隠すんですか?かく…あっ!
(超音波の音)
(はね返す音)いつまでもね何度も同じ手が通用すると思ったら大間違いですよ!勝ちましたよ皆さん!
(拍手)勝ちましたよ!やりましたよ!やりました!やりましたよ!安達まこと君の退席を命じます。
えっ?安達まこと君の退席を命じます。
委員長何を…。
退席を命じます。
まさかあなたにまでマイクロチップが!安達まこと君の退席を命じます。
誰だ?おい何だお前たちは!おい放せ!退席を命じます。
何するんだ放せ!まさか俺にまでマイクロチップを…!やめろ!やめてくれ!放せ!やめろ〜!「内村さんあのコント語らせて下さい」のコーナー!
(拍手)さあ来た。
はい。
やってまいりました。
今までこの番組でやったコントの中で「私のここを見てほしい」とか「実はここでこんな事しているんです」とか皆さんの思いそれぞれございますのでそれを発表していきたいと思っております。
最終回?違います。
最終回ではないです。
最終回によく見る光景だけど…。
最終回ではございません。
違うのね。
はいはい。
まずはですね…私。
ちょっと何なんだろうなあれというかちょっと気になるコントの気になるシーンがありまして「スポーツ番長」の杏奈ちゃんのテニス部の登場がいつも俺おかしくて…。
何で自分があれがおかしくて毎回はまるのかが分からないんですよね。
これっていう理由がちゃんと説明できひんねんけどいつもそこがツボなんですよ。
それで今回そのテニス部の杏奈ちゃんの登場を集めたVTR作ってくれてあるので何か分かれば解決したいなって思いもあるので見て下さい。
こちらですどうぞ。
今なら部員6〜7人に対して1人の割合でマネージャーがついてタオルとか渡してくれるよ。
バスケ部か…。
待ちなさい!誰だ?お前…テニス部女子!待ちなさいよ!その声は…!テニス部!
(塚地)集められたらすげえな!アハハハハ!バリエーション多いな。
お前はテニス部!
(塚地)肩とか…これ何なの?これテニスじゃないよね。
(塚地)すげえすげえ!すげえやん。
何なんかが分からへんねん。
テニスはちなみに…?
(石橋)やった事ないです。
ないよね?だからかな?できひん人のテニスの動きからなのか…。
だって納得してない時自分で止めてましたからね。
「すいませんもう一回やります」。
俺らからしてみれば全然大丈夫やと思うけど…。
あるんですね。
杏奈ちゃんの中で何かがね。
はい。
しっくりこなくて…。
しっくりこない…。
すげえな。
さあどんどんまいりましょう。
源君。
(星野)はい。
「『宇宙人総理』で…」。
はい。
あの「宇宙人総理」って実は皆さん出てるじゃないですか。
フルキャストですよ。
何か個人的にただ楽しくてやってるのは香取議員って役なんですけどだらしない議員にしたいんでその日の最初の収録の時はノーメークで寝癖をそのまま生かしてやったんです。
えっマジで!?うそ!役者だね。
楽しいんですよ。
ちょっとだけこうやって後ろで眠そうにしてる芝居とかがすごく楽しくて…。
あとエキストラの人っていうんですかね。
レギュラーメンバーじゃない人とかの威力がすごいんですよ。
(西田)すごいんですよね。
必ず名前の筒をパ〜ンって落とす人とかがいて勢い余ってパ〜ンって落として…。
もう気持ちがすごいみんな入ってて…。
(坪倉)だから僕も…ガヤも一応セリフがあるんですよ。
僕は大体塚本さんが言ったあとに僕が言うんです。
たまにほかの方が入って僕3番目とかになると2発目ぐらいでエキストラの方がガ〜っていっちゃうからもう入れないんですよ僕。
(塚本)本気で怒ってるから。
「俺のセリフあるんだからな!」って…。
塚っちゃんは塚っちゃんであるんよね。
僕はもうまさに本当に中学か高校ぐらいに見た人なんですよ。
その当時の…。
昭和の?はい。
僕は体の全ての力を抜いてます。
目から何から全部抜いて「小暮井総理大臣」って腹も使わず喉も使わず舌でしゃべってる感じ。
全部力抜いて…。
杏奈ちゃんは杏奈ちゃんで…。
私も…書記なんですけど本当に安達まこと君と総理大臣が言ってる事をちゃんと書いてるんですよ。
えっマジで!?
(石橋)テストの段階から毎回紙を替えて書いてます。
うわっすげえ!役者だな!みんなすげえな!山倉さん今日はありがとうございます。
すごく有意義なOB訪問になりました。
いいんだ。
自分の経験を伝える事は先に社会に出た者の義務だと思ってる。
働く事そしてお金を稼ぐという事がいかに大変なのか少しは分かった?はい分かりました。
いや分かっていないと思う。
えっ…?だがそれは当然。
なぜなら君はまだ未熟な学生だからね。
はあ…。
再来年の春に君がうちの会社に就職できるかどうかはこれからの頑張り次第。
まあしかし社会はそんなに甘くないけど頑張って。
ありがとうございます。
あれ?山倉くん何してるの?ああ望月くん。
実は僕の大学の就活生が…。
えっ?あなたが望月さんですか?そうだけど何か?あっ僕桜井拓巳っていいます。
僕前から望月さんに憧れてるんです!えっ?僕に?はい。
すごく仕事もできてすばらしい人格者だってうわさで聞いて…。
そんな褒めたって何にも出ないぞ。
はい100万円!え…?お車代みたいなもんだから…。
お車代?いえ…いやでも…。
それじゃ遠慮なく頂きます。
はい。
桜井くんだっけ?君絶対うちに入った方がいいよ。
望月さんというすばらしい人の部下として働ける経験は何事にも代え難いから。
はい頑張ります!ちょっとちょっとそれは言い過ぎだぞ。
はい100万円!どうも。
確かにうちは給料安いけど望月くんと一緒に働けるなら我慢できるかもね〜。
へえ〜。
もうみんなして僕を持ち上げて…はい100万円!ありがと。
そうそう望月くんのすごさは同期でありこれまで酸いも甘いも一緒に経験してきた一番の仲間である僕が保証する。
うん間違いない。
彼は本当にすばらしい人間なんだ。
うん間違いない。
うん。
はい48万円。
ありがとう。
あ…あのもしよろしければお名刺を頂けませんか?もちろん。
はい。
ありがとうございます。
一応僕も持ってるんですけれどももしよろしければ。
ありがとう。
はい100万円。
お車代みたいなもんだから。
いやでもさっき…。
はい頂きます。
就活つらいだろうけど頑張ってね!はいありがとうございます。
(2人)頑張ってね。
あっあの山倉さん。
一ついいですか?え?あ…何?何で山倉さんだけ48万円なんですか?えっ?そこって重要?ひょっとしてさ額の事気にしてんの?アッハハ違う違う。
そもそも僕はさ別に何かを得ようと思って望月くんとつきあってる訳じゃないんだ。
そういう意味で聞いたんじゃ…。
えっ何?同期の僕が48万円で初対面の就活生の君が僕の4倍以上もらってる。
自分の方が上だってそう言いたい訳?そういう訳じゃないです。
就活生としてその物差しってどうなんだろうな。
その物差し危険だと思うな。
いや…。
えっ何何?今回僕が話したお金を稼ぐ事の尊さ。
全然分かっていないよね?…っていうかさ僕の事バカにしてる?いえそんな事ないです。
すいませんでした。
その物差しどうなんだろうな〜。
就活生としては…。
あっ望月さん。
何何?何の話?いやあの〜今山倉さんが頂いた金額について…。
違うんだ望月くん。
彼にね社会に出る事の厳しさについて…。
そんな事どうだっていいや。
これからさみんなでランチに行くんだけど君も一緒にどう?行きたいです!いいんですか?もちろん。
行こう!行こう行こう。
行きましょう。
姉さん僕は多分あいつに嫌われています
「多分」じゃねえなもう。
バカにしてる?
引退を決めたレスラー
突然のリングでの引退宣言その真意をお願いします。
伝統を未来へ託す
今ここである男が4代目を襲名する。
萬田四郎だ!えっ?
しかし時代が立ちはだかる
継げ!これは命令だ!嫌です!何でだ!?ださいからです!謝れ!伝統のマスクに謝れ!やめて下さい!うわ〜!弱い!
マスクは誰の手に?
お母さん安心したわ。
四郎にこんなかわいらしい彼女がいると分かって…。
そんなお母様。
かわいらしいだなんて…。
結婚は?まあいつかは…。
だったらサラリーマンなんか辞めてさっさと地元に帰ってお父さんの店継いだらどう?ねえ?アンナさんもその方が安心でしょう?そうですね。
母さん。
俺まだ東京で自分の力を試したいんだ。
あんたいっつもそうやって…。
あら?お父さんからだわ。
はいもしもし。
そう。
今東京駅。
うん。
四郎と四郎の彼女とかいう女と一緒にね。
何かありがとうね。
何が?俺がプロレスやってる事黙っててくれて…。
ばれたら連れ戻されちゃうからさ。
…っていうかさっきの何?何が?地元帰ってお父さんの店継ぐとか何とか…。
ハハハ…言ってなかったっけ?私東京離れるのとか絶対無理だから。
田舎暮らしとかごめんだからね。
そうだよね。
分かる分かる。
東京は離れないから。
(鼻歌)お〜萬田じゃないか。
あっジャガーさん。
何してるんですか?うん今上の百貨店でなサイン会をやってたんだよ。
ああなるほど。
ねえ私もう帰っていい?あっ…駄目だよ。
母さん送りに来てるんだから。
母さん?何だ萬田の母さんが来てんのか。
はい。
ああ…ジャガーさん。
今ちょっとまずいんですよ。
帰ってもらってもいいですか?何でだよ。
俺は今来たばっかりだぞ。
ごめんなさいね。
あら?どちら様?お母様ですか?私…スーパージャガーマスク!シャ〜ッ!どうも初めまして。
変わったウエイターさんね。
じゃあお会計お願いしますね。
いやあのウエイターじゃなくてジャガーです。
お母さん。
私は萬田君の所属しているプロレス団体の…。
あ〜あ〜あ〜!母さんこの人お…俺の会社の上司なんだ。
ねっアンナ。
ねっアンナ。
まあそうね。
あらそうでしたか。
いつも四郎がお世話になっております。
私四郎の母でございます。
これはご丁寧に。
萬田ワールドライフ商店副社長ですか?副社長…?単に輸入雑貨を取り扱うだけの会社ですから…。
なるほど。
たかが年商300億の小さい会社ですんで…。
それはすごい!300億…!そんな会社のご子息を預からせて頂いていたとは…。
ただお母様。
萬田君は私が見てきた練習生の中でもプロレスの才能はピカイチでして…。
プロレス?あ〜あ〜!え〜っとジャガーさん。
え…ジャガ田さん…ジャガ太郎さん。
は?ちょっと一回外出てもらっていいですか?何でだよお前。
どうしたんだ?萬田。
何だジャガ太郎って…。
お母様!え…何何?この人お母様にうそついて東京でプロレスやってます!えっ?どういう事?四郎!ちょっとアンナちゃん!いや…え〜っとあの…。
ウッウッウッ…ウッウッウッ…。
四郎さんには「地元に帰って会社を継いでお母さんを安心させてあげてほしい。
私はどこへでもついていくよ」ってずっと言ってるのに…!四郎!あなた経営の勉強したいからって東京にいるんじゃないの!?母さん…プロレスなんて野蛮なまね絶対許しませんよ!ちょっといいですか?お母さん。
何ですか?どうやらお母さんはプロレスを誤解しているようだ。
確かにプロレスは危険なスポーツかもしれません。
ですがリングの向こうにはたくさんのファンがいる。
今日も私のサイン会に100人をも超えるちびっこが集まってくれました。
そのちびっこたちに夢を与えるためにも…。
夢で300億稼げるとでも?はっ…あ…そ…そ…そ…。
さあ四郎。
プロレスなんかやめてすぐにでも帰ってきなさい。
いいわね!?嫌だ!母さん。
俺は親の敷いたレールに乗るのは嫌なんだ。
四郎…。
今の団体に入って気付いたんだ。
自分の体一つで稼いでそして子どもたちに夢を与える。
これがどんなにすばらしい事か。
俺はプロレスをやめない!萬田…。
という事はお前4代目を…!それは別です。
あっそうなんすか…はい。
四郎様!「四郎様」?いつケガするか分かんない旦那様の帰りを待ってる生活なんて私もう嫌!今すぐ一緒に地元へ帰ろ。
300億でも400億でもいいから危険のない普通の仕事をしてほしいの!そうですよ四郎。
プロレスなんかやめてすぐにでも帰ってきなさい。
ちょっと待って下さい。
お母さんも彼女さんも少しは冷静になりましょう。
触んないでよ!関係ない人は黙ってて!アイテッ!え〜マジ〜?ジャガーさん!さあ行きましょう。
お父さんが待ってます。
はい!えっ…ちょっと母さん…アンナちゃん!ちょっと待ってよ!さすが4代目を継ぐ男の彼女と母親。
俺は…俺は…諦めんぞ〜!ああ…。
「内村さんあのコント見ませんか?」のコーナーです。
どういう事ですか?今日いろいろとコントについて話してまいりましたが塚本君の方から言いたい事があるという事なんで…。
以前にもここでお話しさせて頂いた僕とツボさんと杏奈ちゃんでやった「ゾンビライフ」という…。
長いねその話。
(塚本)これツイッターかな?何かで一般の人が…。
内村さんに相談したじゃないですか。
「こういう事があるんですか?」「あるね」って言われてそれに対してツイートされてた方が「やっぱり役者だからそういうふうにお蔵入りとかカットになったのってすごいショックなんだろうね。
是非見せてあげて下さい」みたいな事書かれてた人がいたんですよ。
「あのコント見ませんか?」という事で…。
見たいよね?塚本君的に…。
見たいというか何がいけなかったんだろうと。
あんなに面白かったのにね。
それも確かめたいし。
そうですよ!僕も見てほしいけどそんなにハードル上げちゃ駄目だよ。
絶対面白かったと思いますよ。
(坪倉)駄目駄目!面白いと思います。
杏奈ちゃんはだって誕生日を翌日に控えた…。
(石橋)そうです。
20歳最後の仕事だったんですよ。
(塚地)お蔵入りはかわいそうやな。
何でギリお蔵入りになったかっていう事を考えようよ。
ねっ。
内村さんどうしましょう?これ。
最終回?
(一同)アハハハ!違います違います!蔵出し一掃セールみたいになってるけど…。
ここですっきりさせてまた次のステップですから。
そうなのね。
はいはい。
いいよ。
おっいいんですか?見たい見たい見たい!ちょっとじゃ見てみましょうか。
塚本君の方からV振りの方お願いします。
超面白いコント「ゾンビライフ」どうぞ!
(坪倉)バカじゃねえの?
2030年新種のウイルスがまん延。
世界の人口の99%がゾンビとなった
もはや死者となって生きるしかないのか?
化け物め!やられてたまるか!ア〜!
(銃声)あっ…あ…あ…。
うわっ!あっあっ!うわ〜やめろ!あっあ…あ〜!あ〜!アンソニー。
おいアンソニー大丈夫か?おっ気付いたかアンソニー。
うわ〜っ!心配するなアンソニー。
俺だよ。
親友の顔忘れたのか?スティーブ…?ああそうだスティーブさ。
おめでとう。
今日からお前もゾンビの仲間入りだ。
えっ?うわ〜!なんて事だ!そうか。
ゾンビに囲まれて…。
おい殺してくれ!こんな化け物になるぐらいだったら死んだ方がマシだ!落ち着け落ち着けアンソニー!落ち着け。
最初は俺だってそう思ったさ。
でもそれがなってみたら意外にいいもんなんだ。
一体どこがいいっていうんだ。
そうだな。
まず風呂に入らなくていいだろ。
一日中はいかいしたって全然疲れないし眠くならない。
おまけに絶対に死なないんだ。
なっ最高だろ?そんな事言ったって所詮は人間を食う化け物じゃないか!
(せきこみ)ブレンダ水を。
どうぞ。
ありがとう。
妹のブレンダ。
小さい頃よく遊んだの覚えてないか?こんにちは。
ああ…。
心配するなアンソニー。
しばらくすればお前もゾンビである事を受け入れられるさ。
なあ。
あの子もゾンビなのか?そうだ。
一度ゾンビになったらもう二度と人間には戻れない。
キャ〜ッ!アアア〜…。
アアア〜…。
ア〜…。
ア〜!アアア〜!続くんだ。
oneweek…。
俺たちこのままどうなっちまうんだろうな。
ん?いや将来の事とか。
あんなに就職活動嫌がってたお前が将来の不安とはな。
いや俺だっていつかはちゃんと仕事しようと思ってたさ。
そしたらこんな事に。
俺はもうすぐこの町を出ようと思ってる。
本気かよスティーブ。
ああこんなちっぽけな町の田舎ゾンビで終わりたくないんだ。
どこに行くつもりだよ?ニューヨークさ。
ニューヨーク?ああ。
このあと特に笑いどころのない会話が2分ほど続く。
そしていろいろあってスティーブの妹にアンソニーの印象を聞く事に
ブレンダ。
お前アンソニーの事どう思ってる?ちょっとおいおいおい…。
えっ…何?突然。
いいからアンソニーの事どう思ってる?幼なじみでお兄ちゃんの親友で…。
そうじゃない。
男としてだ。
えっ?どうだ?アンソニーの事どう思う?そ…それは…。
(ドアが開く音)キャ〜ッ!
(2人)アアア〜!ウオ〜…。
はいはいはい…。
(拍手)ありがとうございました。
ハハハハ!浄化された。
やっと分かりました!分かった?分かったってどういう事なの?まず長い!
(一同)アハハハ!それとこの「人生に捧げるコントLIFE!」という番組にはそぐわない!
(一同)アハハハ!ありがとうございました!なるほどそう思った?ええ!俺も何かキャラおかしいもんな。
結構2人は普通にしゃべるから「あれ?俺だけ浮いてるな」と思って…。
多分原因俺。
個人的には非常に好きです。
ねえ!ワ〜って行くとことか…ねえ。
最優秀美術賞だね。
(塚地)いやすごかったですよね。
あと笑いどころが一緒っていう…。
結果こう…。
何度言えば分かってもらえるんですか?跳びます。
跳ばせてやって下さい。
これだけ言ってもまだ分からないか。
跳ぶなと言われても跳ぶ回る。
それがフィギュアスケーターなんです。
お願いします審査委員長。
悔いのないようやらせて下さい。
私だってもちろん存分に跳んでもらいたいよ。
しかし君たちが提出したこのプログラムの構成を見ているととてもそんな気持ちにはなれない。
6回転ジャンプってまともじゃないだろう!審査委員長!そのまともじゃない事にうちの柳生は挑戦しようってんですよ。
無謀だ。
無謀かどうか彼の演技を見て頂ければ…。
見るまでもない!いいか?5回転だってまだ跳べる選手がいないんだぞ?それをいきなり6回転だなんて…。
非常識にも程がある!うちの柳生を常識で語ってほしくありませんね。
ハッハッハ…。
どういう事だ?うちの柳生はね跳べるんですよ6回転が。
午前の練習で柳生は完璧に成功させました。
まさか…。
本当です。
柳生は手足がちぎれるかと思いました。
心配したぞ。
コーチ…。
いやいやいや…6回転なんて跳べる選手がいたら大騒ぎだ。
しかし一切そんな話は聞いていない。
一瞬の出来事でしたからね。
誰の目にも留まらなかったんでしょう。
じゃあ何か?たった一回偶然跳べたジャンプを本番で跳ぼうってのか?跳ぼうってんです!6回転跳ぶ以外優勝への道は開けない。
優勝するつもりなのか?何ですか?その質問は。
ショートプログラムで断トツで最下位の君が!?だからこその6回転なんですよ!もはや6回転を跳ぶ事しか頭にありません!事情はよく分かった。
堅実に跳べるジャンプに訂正しなさい。
ちっとも分かってないじゃないか!最下位からの優勝なんて無理だ!優勝も無理。
6回転も無理。
「無理」ばっかりか!君らが無理ばかり言うからだろ!もはや何を言っても無駄のようだ。
いいでしょう!では全て2回転に訂正します。
えっ?これなら満足でしょう。
なにもそこまで落とす事はない。
まだ納得いかないというんですか?4回転でいいじゃないか。
6回転跳べるんだったら4回転だって跳べるだろう?この点差でいくら4回転跳んだって優勝できない!アハ〜こうなったら玉砕覚悟で2回転を跳びに跳びに跳びまくってやる!落ち着きなさい!行くぞ柳生!はい。
待て分かった!そこまで言うのなら跳んでみなさい。
でも6回転なんて信じてないんでしょう?ああ。
しかし跳べるというのなら私も見てみたい。
跳びなさい6回転を!審査委員長…。
行くぞ柳生。
必ず決めてやれ!はい!柳生の頭にはもう6回転しかありません!
(拍手と歓声)あっ…!柳生!まだ…まだ…。
あああ〜!立て!諦めるな柳生〜!あ…あははは…あ〜!一体何の競技だこれは!止めないでくれ!スケートをしなさいスケートを!最後までやらせてくれ。
あいつの目はまだ死んじゃいない!あああ〜!柳生〜!立て…立つんだ柳生〜!あ…あ〜あ〜!柳生〜!柳生〜!コーチ!柳生〜!コーチ〜!
(ブーイング)柳生〜!コーチ!柳生〜!コーチ!失格!柳生〜!コーチ!2014/12/25(木) 01:55〜02:38
NHK総合1・神戸
LIFE!〜人生に捧げるコント〜[字][再]
▽宇宙人総理▽まっすぐ彦介▽ゾンビライフ▽マスクを継ぐ者▽山倉くんと望月くん▽ホントに恐い人劇場 ほか
詳細情報
番組内容
日本一の笑いの職人・内村光良が人生をテーマに送るコント番組。「人生」の悲喜こもごもを、さまざまな設定と爆笑キャラクターで描きます。▽野党議員の追求に…宇宙人総理政権の恐怖の真実が発覚!?▽今日もさく裂!大人気・彦介&彦美の強力コンビ▽塚本高史熱望・お蔵入り寸前ゾンビコントがついに公開!▽お久しぶりジャガーマスク、後継者問題が急展開!?
出演者
【出演】内村光良,田中直樹,西田尚美,星野源,坪倉由幸,石橋杏奈,ムロツヨシ,臼田あさ美,塚本高史,塚地武雅,【語り】江川央生
ジャンル :
バラエティ – お笑い・コメディ
バラエティ – トークバラエティ
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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