(2人)「貴族の道楽」お楽しみに。
(春日)食らわせるぜ!
(ナレーション)さあまいりましょう。
驚きに満ちた道楽の世界へ。
関西の皆さん春日サンタから笑いのプレゼントですよ。
ははははっ!「貴族の道楽」始まりました!よっ!
(拍手)しかしクリスマスに春日っていうのも気がめいりますよね。
なんでですか。
最高のプレゼントだろうが。
まあこの番組はですね古今東西の様々な道楽とその道楽にお金や時間全てをかける方々まあ「道楽貴族」をねご紹介する番組でございやす。
クリスマスイブ。
恋人たちが肩を寄せ合い愛を語らうこんな夜。
今夜は…。
ただ目の肥えた皆様は普通のクリスマスにはもう飽き飽きしていますよね。
毎年定番の七面鳥サンタの衣装にプレゼント。
決まりきった流れはもう十分。
七面鳥に代わる。
サンタの衣装に代わる。
私これねプレゼントの新定番に。
すごいじゃん!今宵特別な夜だからこそ普通じゃない道楽貴族たちの一風変わった道楽をお楽しみあれ。
大阪ってすげぇな。
春日さんってそういえばなんか俺にやたら道楽あるのかとか聞いてくるけど。
もちろん。
バカヤロー。
どれでいくんですか?私結構いろいろありますよ。
なんでしょう?まずゴルフか。
もうこれはほらたしなみでしょ。
大人のたしなみですよ。
まあ〜そうだね。
そうでしょ。
あとはこれやっぱり大人のたしなみ。
道楽中の道楽だ。
いちばんメインにやってんじゃないですか?そうよ。
行きつけのキャバクラでこれがやっぱいちばんだと。
今宵も前回に引き続き趣味のない残念な若林くんに春日様が用意してくださったのがこちらの道楽。
さあどこいきましょう?若林くん。
これだね。
「新たな自分に出会えるリボーン道楽」。
これいってみたい。
やっぱ気になる?気になる。
じゃあまいりましょうかね。
決まってんのね。
ヴィーティーアール…。
VTRでいいんだよ。
スター鬼瓦!いきにくいんだよね。
(岸)どうも皆さん。
あっ出た。
ジャック・バウアーです。
今日はご覧のとおりロサンゼルスに来ています。
いやいや思いっ切り日本だよ。
今回の道楽リポーターは大ヒットドラマ「24−TWENTYFOUR−」ジャック・バウアーのものまねで一瞬お茶の間をにぎわしたどきどきキャンプの岸。
今回私がご紹介するのは気になるよな。
とりあえず探してみましょう。
久々のテレビ出演という事で非常にテンションが高い岸。
ありがたい事だよ。
道楽貴族との待ち合わせ場所に指定された桂川で彼を待ち受ける道楽とは?あそこに人がいますね。
河原に下りてみると早速人影を発見。
なんかハンマーでたたいてます。
水辺でハンマーを振るう怪しすぎるこのシルエット。
こちらの男性が道楽貴族なのか。
近づいちゃいけない人なんじゃないですか?あれ。
恐る恐る声をかける岸。
ひょっとしていやいやあの…そんなふうに言う人もあるんですけれど。
はい。
さっぱりなんの道楽かが…。
なんの道楽なんですかね?ええ〜まあだから石道楽?そうこちらの方こそ自然にまつわる道楽貴族果たして彼が言う石道楽とは一体?石…石を集める道楽って事?うんそうですね。
一般の人になかなかね理解してもらえないんですよ。
理解は全くできないです。
まああの〜うちにそういう石がいっぱいありますからよければ是非うちへ。
石の話を聞きに行くんですか?無言のまま歩く高田さんについていく事20分。
やばいな。
興味ねぇな石。
(高田)こっちです。
こっちですか?
(高田)はいこっちです。
ちょっと高田さん!これですか?
(高田)ああこれです。
まあ小さい看板ですけど。
「高田クリスタルミュージアム」。
えっこれ高田さんとこですか?
(高田)はいそうです。
(高田)まあそんなに大したもんじゃないんですけどね。
はい。
まあどうぞ。
思わず息をのみ言葉を失う岸。
めっちゃお金持ってるじゃないですか。
石が…石…石御殿って事ですか。
(高田)まあまあまあそうですね。
すごい!ちょっと見ていいですか?
(高田)はいはいどうぞ。
ええっ。
(若林)家でなんか。
どうやって入ってくんだろう?っていうとこ。
お邪魔します。
(高田)どうぞ〜。
まあこんなとこです。
う〜わっ!石!岸の目の前に現れたものとは…。
石!石!石!すっごい数の石!
(高田)すごいでしょ。
すごいなんか見た事ない石ばっかじゃないですかこれ。
(高田)そうですね。
あんまり一般の人はねこういうのは目に触れる機会がないと思うんですけれども。
(若林)何なんだろうこれ。
えっ高田さんあの…。
(高田)大体ねここに展示してあるのが500個ぐらい。
500個!?4,0005,000!?はい。
あの〜整理した石がありまして。
合計でいったら5,000…5,000〜6,000ぐらいもあるって事?
(高田)そうですね。
それとまだ…。
高田様所有の石の数はなんとただ石を並べているようにお思いかもしれませんがこのコレクションの充実ぶりこそ立派な石道楽の証。
更になんとこちらのミュージアム自体も道楽の延長として建設。
自慢のコレクションを飾るためだけに作られたこの建物はさながら大きすぎるショーケース。
なんとちなみに休日は入館料200円で館内を開放しているそうですが…。
1,000万円の出費からすればまさに大赤字。
今はね。
果たして高田様をそこまでとりこにするなんでテンションが上がるんですか?テンションというかうわ!っていう。
(高田)例えばさっき割ってた河原で割ってた石はこれなんですけどね。
恐竜の化石の入ってる石なんです。
恐竜の化石入ってんですか!?これ。
えっどこに入ってんですか?これは入ってないですよ。
これ入ってないんですか。
(高田)いやでもね恐竜のねうんこかねおしっこがね…。
うんこいらないよ!いらないでしょ恐竜のうんこ…。
入ってる可能性あるんですよ。
石でありうんこであり…。
いらないでしょ。
恐竜が生きてた時代の石なんですよこれは。
更に。
これはね実はええ〜お月さんで最初に見つかった石なんですよ。
月の石?
(高田)月の石。
ほら万博で展示されたりしたでしょ。
月の石の中に見つかった鉱物なんですよ。
へえ〜っ!
(高田)それが実は日本で見つかったんです。
お宝なんですかこれ。
お宝なんです。
正直素人から見ると大体おんなじように…。
岸のような素人目からすればただの石ですが一見同じに見えるこちらの石でも道楽貴族の方にとってはその一つ一つが何億年もの地球の歴史を感じる事ができる奇跡の産物。
まさにでもこんだけ珍しい石がいっぱいあるって事はこれもうあれですけどいや〜どうでしょうね。
石道楽の方々にとっては非常に評価が高い貴重な逸品でも日本国民の99.9%にとってはどこまでいってもただの石。
宝石や貴重な金属でないかぎりその価値は…。
0円?また。
ビンと一緒で。
ちなみにどこまでこれ採りに行ったりしてるんですか?
(高田)そらもう北海道から鹿児島まで日本全国ねうろうろと。
いちばん遠いとこ行ったのはアメリカですかね。
価値が全くないとはいえ石のためなら海をも股にかける道楽貴族高田様。
更に驚くべき事に…。
(高田)交通費だけでもまあ1,000万とか1,500万…。
1,500万!?
(若林)道楽だよこれは。
石を採りに行くのに1,500万?
(高田)50年ぐらいやってますからね。
高田様が50年の道楽キャリアで巡った土地は累計でなんと…。
積もり積もった交通費も気付けばなんと…。
せっかくそんなお金…。
石以外に使いたくないですか?ええっ?
(高田)使いたくないですね。
ごはん食べずに?石に使います。
美味しいもん食べたくないですか?
(高田)そら美味しいもん食べたいと思いますけどね。
だってこんなこんな…。
そんな当たり前かのように言われても。
他の趣味には目もくれず石だけを追いかけてきた高田様。
これぞ道楽を極めし者の真の姿。
奥さんも石好きなんですか?
(高田)いや石全く興味ないです。
ちなみに奥さんはいないですか?
(高田)呼びましょか?あっすみません。
すみません。
どきどきキャンプの岸という者なんですけど。
はじめまして。
こちらは高田様の奥様全部石につぎ込んで怒んないんですか?うん。
嫌じゃないんですか?よく出来た妻です。
よく出来た奥さんですこんだけ。
(明子)家族旅行も全部この件。
えっ?
(明子)だから今日行かれたような所をね。
近くの遊び場とか海とか。
えっ家族旅行も石を採りに行くんですか?
(明子)例えば海に行こうと。
夏休みにね。
海に行くでしょ。
「ここで遊んどいてな」と言って…。
(若林)奥さんの協力がないと無理だよね。
そう家族旅行には出かけるもののその目的地は全て鉱石の採れる場所。
家族サービスと道楽を両立させる見事なまでのバランス感覚を発揮していた高田様。
しかしもちろん旅行中思い出の家族写真には高田様の姿はない。
お金がやっぱり1,500万ぐらいかかってるつってたんですよ。
ねえ。
1,500万ですよ奥さん。
(明子)現物を見た事ないからね1,500万って。
まあまあまあ。
(明子)だからあんまりそのそれに対してなんか別にね。
車は買わへんし別荘が欲しいわけでもなく。
広いよ心が。
(明子)でもあの…。
まさにここで実際に石を採りに行こうと岸を誘う高田様。
実際やったらやったで面白いかもしれませんし。
やりますやります。
まあまあまあでも1回やってみますよそれは。
(高田)それじゃね
(高田)是非是非じゃあはい。
(若林)ほんとだ楽しそう。
どっか行くんですか?はいお願いします。
という事で京都駅を出発しはるばる400km。
往復の交通費宿泊代合わせて実に1人4万円の大移動。
4万円!若林くんこの男のロマンそそるよね!いや男のロマンなのかな?昨日の夜中に到着していたのは新潟県糸魚川市。
ここはなんかあれなんですかなんかあるんですか?ここ。
(高田)あの〜ここはねヒスイ。
ヒスイ。
昔勾玉とかねそういうものでね有名な石…宝石なんですけどね。
古代より貴族たちの間で愛されてきた今なお人気の高い宝石の一種。
実は糸魚川市は世界的に有名な「ヒスイ採集の聖地」として知られここで採集されたヒスイが500万円以上の値が付いた事もあるんだそう。
(高田)あるという話は聞いたんですよ。
500万あるんですか?最近仕事が多いとはいえない岸。
ヒスイはどこですか?いやもうそろそろで。
大統領ヒスイは!?金に目がくらみ早くもやる気満々。
うわ〜。
ここはねラベンダービーチという所でしてね。
日本海ですか?
(高田)はいそうです。
この付近の海岸の中でもとってもヒスイがたくさん採れそうな所です。
そんな知る人ぞ知る果たして2人はヒスイを発見する事ができるのか?さあ着替え終わりました。
ははははは。
いよいよ準備万端ですね。
はいはいどうもどうも。
なんか簡単なヒスイの特徴みたいなの教えていただければ。
(高田)あのね白くてね少し透明感があって表面はすべすべしてるというね。
で最終的にはねこのルーペで見てピッピッピッピッとね針状のね結晶のようなものが見えればねもう間違いないんですよ。
そこに500万が。
探しましょう!探しましょう。
ただ実はヒスイ採集は見渡す限り一面に敷き詰められた石の中から1かけらのヒスイを拾い上げる途方もなく可能性の低いなんとも地味な作業。
そんな苦労を想像もしていない岸は…。
日本海もヒスイの色みたいになってきましたよ。
高田さん。
ヒスイの色…。
絶対あるぞ。
全然聞いてません。
あはっあははは…。
ひひっひひひひ…。
(若林)何やってんだ。
無邪気にはしゃいでいたのも初めの数分間。
そのあとはただひたすら…。
(若林)そんなにないもんなんだね。
(高田)全然違います。
くそぉ!
(若林)2時間探した。
くそぉ!
(高田)それはダメです。
いや〜見つからないか。
(若林)不思議な光景だな。
あはははは。
(若林)あはははは。
違いますか?
(高田)違います。
やはり
(若林)あるの?ほんとに。
名人である高田様にも全く当たりが来ない。
開始から6時間たっても発見に至らず誰もがあきらめようとした…。
(高田)おっなんかありましたか?高田さん。
ちょっとこれどうっすか?まさか開始から6時間たっても発見に至らず誰もがあきらめようとした…。
(高田)おっなんかありましたか?高田さん。
ちょっとこれどうっすか?まさかあっこれはねきたきたきた。
なんという幸運か。
一つだけ見つけ出したこのヒスイ。
果たしてプロの鑑定士に依頼したところなんと…。
ヒスイ見つけたよ。
高田さん!高田さん!よかったです。
いやいやよかった。
しかし喜びもつかの間
(斉藤)いやはっ?それもそのはず。
実際に販売されているヒスイと比べてみるとその輝きの差は歴然。
値打ちの付くような代物ではない。
芸人どきどきキャンプがいまひとつ突き抜けない引きの弱さが明るみに出る結果となってしまった。
がっくりと肩を落とす岸であった。
実際ねやってみたら確かに1個見つかった時めっちゃテンション上がりました。
わかりますよこの…。
採れないかもしれないけれども採れるまでやっぱりね楽しみながらうろうろ歩くというのがね。
それで採れた時の喜びを味わう。
今回は500万円のお宝は見つけられませんでしたが見よこの笑顔。
若林くんさあいかがでしょう?このね石道楽。
始めてみますか?ええ〜私若林はこの石道楽をははははは。
そうだろうね。
「はじめませ」で。
「せ」でもう大体わかったよ。
まあちょっとダメかこの石道楽は。
でもなんか高田さんの。
だって50年つってたっけ。
50年続くって事はなんか1回入っちゃったら抜けられない何かがあんだろうね。
う〜ん。
俺いっこもまだやりますって言ってない。
大丈夫かな。
まあまあまあ他にもありますから。
わかりました。
他ありますからね。
まいりましょう。
ヴィーティーアール…。
VTRね。
スター…。
もう普通でいいですよ春日さん。
スタート!
(田中)どうも〜アンガールズ・田中です。
なんで趣味の一つも持ってないんだよ。
ファンの人に若様若様ってはやしたてられて。
今あんまいねぇよ。
お前調子に乗ってんじゃねぇぞ。
のっけから少々怒り気味の田中だが。
でもいいよ。
入りはいいよ。
僕が行くのがですねという事でですねセイに目覚めたというまあエッチな感じになっちゃってますけど。
気持ち悪いな田中は。
落ちているエロ本を見てねその時に目覚めちゃいましたけど。
はははははは。
笑うな笑うな。
若林くんお答えなさい。
最初にセイに目覚めたの。
心弾ませながら道楽貴族さんを待つ田中。
あれっ!?ははははは。
黒髪の可愛い女性が来ました。
えっ?こんな方がセイに目覚めちゃったんですか?小林彩乃です23歳です。
小林さん。
はい。
くっくっくっ。
これはすごいエロ番組になるぞ。
ふふふふふ。
(若林)そういう事なの?今回の道楽貴族さんはこちらの美女。
もう汚いおっちゃんが来るより何倍も楽しいです。
早く行きましょうよ。
ヘラヘラするな。
好みの黒髪の美女が現れテンションの上がる田中。
厳しい?
(小林)ふふふ。
はははは。
小林様の行きつけの店に行けばわかるという事ですが。
趣味の場所があるんですか?
(小林)そうですねだいぶ近づいてます。
どこですか?たどりついたいや〜ちょっと待ってよ。
「爬虫類倶楽部」!?
(小林)はい「爬虫類倶楽部」。
いや〜ちょっとそういう系?そう小林様の行きつけはという事は?ちょっと待ってよ。
まとも…わぁ〜。
んっ?いっぱいいるカメ。
カメレオン早速いたよ。
(若林)この段階でカメレオン出てくるって結構な店だよ。
カメすげぇいるじゃん。
奥の方だろもっと。
(小林)いっぱいいますね。
上には。
うわっこれめっちゃ…。
かっこいい。
背中に苔がいっぱい付いてるよ。
ちょっとこれはいいなと思うね。
可愛いカメたちに囲まれ意外にも楽しんでいる様子の田中。
いい音出す。
ははは。
しかしここでいやうわぁ何してんのうわぁ!どうした田中何を見た?
(小林)いっぱい。
うわ〜っ!バカじゃないの?なんでそんな入れて…。
うわ〜っ!うわ〜コオロギだ。
いや〜もうこれ何?何用?いやバカじゃないの?小林様から出た言葉に嫌だ俺もうほんと。
帰るよもう。
(小林)ええ〜っ。
もうおわかりだとは思いますが…。
という事は小林さんの道楽はなんですか?
(若林)ええ〜っ!?もう〜なんで食べるの〜?そう小林様は昆虫を食べる食虫道楽の持ち主。
虫を食べる事で生きているという実感を味わえるんだそう。
つまりそれ何?何何?
(小林)マダガスカルゴキブリ。
よかったら。
(若林)なんだこれ!
(小林)これは美味しいです。
ナッツみたいな味がします。
うふふふ。
(若林)同じぐらい気持ち悪いけど田中さんの顔も。
フルーツ食べててもダメ。
もうそんな見た目じゃ。
(小林)うふふふ。
フルーツ食べててもダメ。
(小林)ダメですか?あのね普通のゴキブリがドブネズミならマダガスカルゴキブリはハムスターみたいなものだと思ってもらえたらわかりやすいかなと。
全然違うね。
ああちょっとだけはう〜ん…理解できる。
持ってみるが…。
いや〜!!田中は悲鳴をあげているが若林くん将来の食糧危機を救うといわれているほど世界では非常に注目度が高いのです。
ああ美味しそう。
ネギとね。
実際食べた事あるアフリカで。
また日本でも食虫は徐々に浸透してきており長寿が多いといわれる長野県では蜂の子やいなごなどが古くから食べられているそう。
いなごはあるよねつくだ煮ね。
ちなみにこちらは…。
ああ美味しそう。
それはやっぱもっと立心偏を
(小林)うふふふ。
そっちの性に目覚めなきゃ。
立心偏。
やめなさい。
ではお邪魔する事に。
なんで昆虫を食べる事になったんですか?
(小林)そもそもきっかけになったのがえ〜っと私が高校…。
(小林)私が高校生ぐらいの時って
(小林)「いのちの食べかた」とかああいう映画が。
知ってます?「ブタがいた教室」?そう。
「ブタがいた教室」ってああなんか農業もののみたいな?そうそうそう。
高校生の時豚を飼育したあと自分たちで食べるという食育や命の尊さをテーマにした映画を観てカルチャーショックを受けたという小林様。
(小林)私中野区生まれで中野区育ちなんですけど都会で生まれて都会で育ってでも生きてるものを食べてるんだよなって事を映画観た時に思って。
まあそうですね。
(小林)私が食べてる牛も豚も誰かが愛情を持って育ててそれがこうやって食卓に来てるんだなって。
でもね牛とか豚とかは無理だしこの家の中で育てるのは。
ってなった時にまあふふっ。
虫を買ってきて?獲ってきて?
(小林)最初私は内山さんだよ。
ああ〜なるほど。
会があったんだそういう。
当時高校2年生だった小林様は…。
みんな真剣に昆虫と向き合っているこの集まり。
ここで食虫の素晴らしさを学んだと言います。
ちなみに写真の真ん中におられるのが昆虫料理研究会主宰の内山昭一さん。
これまでどうすれば昆虫をより美味しく食べられるか味栄養こうして食虫道楽を始めた小林様。
いちばん最初に何を飼ったんですか?私はいきなりゴキブリいけんの?
(小林)ここにいる。
まだコオロギとかだったら。
いなごとか。
わっこれもう…。
でっかいのよまず。
最初から…。
いやっ出さないでよ!出すの?うわ〜!な〜んで〜!?うわ〜でっけぇ〜!いやでもゴキブリだな。
何?
(小林)折れてるから。
触角が折れてるからとか別にいいよ。
それ以外の部分…。
(小林)見栄えのいい方。
うわぁ!
(若林)はははは。
(小林)これをね最初…。
うあ〜!
(小林)つがいで飼い始めて。
それどうだった?初めて食べる時はやっぱりゴキブリってなつくの?うそだ。
お魚とかはさまだねエサやるってなったら近寄ってくるとかあるじゃん。
ないでしょ?さすがに。
でも近寄ってはきますよ。
エサあげるってなったら。
あっエサだと思う?うん多分。
うっそ〜。
(小林)だからすごい可愛くなっちゃって食べるってなった時も食べたくなくて。
うん。
(小林)やっぱはははは。
涙出たんだ。
涙出ましたね。
うそ〜。
そんで?名前だったんですけど。
(小林)ふふふふ。
ねえ可愛かったすごい。
そういう意味では私個人としては生きる実感っていうのを感じる事ができたっていう事に最初は価値を感じて。
確かに都会ではねそんなの絶対感じられないだろうから。
(小林)そうなんですよ。
更に。
いわれてますね最近。
(小林)なんていうかこう同じ大きさ同じグラムだったら昆虫の方が圧倒的にこうかかるあれが少ないんですよ。
食べ物とか場所とかもそうだし。
理屈で言ったら全然こう食べる食べれる。
効率がいい食べ物だっていうね。
(小林)そう。
まあまあまあなんとなくその
(小林)ああ〜ありがとうございます。
ギリギリよ。
ありがとうございます。
若林くんもはや既にだいぶ引き込まれているのでは?小林様の話を聞くかぎり食虫道楽はいい事ずくめ。
そんな
(小林)私あの〜昆虫料理を彼氏と一緒に食べるデートがしたいっていう。
ピクニックとかして一緒にね食虫デートがしたいなって夢なんですけど。
よかったらデートしてもらえませんか?ぐっ…食べるの?うわ〜いいよ若林に食べさせるから。
(若林)俺はちょっといいよ。
(小林)一緒に食べたいなという。
一緒に食虫デートをしてほしいという小林様。
田中どうする?俺
(小林)うん。
してないから。
難しい選択迫られてるな〜。
可愛い子とデートはしたい。
だが実際虫を食べるのは…。
揺れる胸中。
そして…。
ああ〜いやいやいやデート誘われる事なんかないだろ女子から。
という事で場所を近くの公園へ。
デートなので待ち合わせから。
まあまあねデートっていう事だけはもうほんとに僕も全然してないから。
ちょっとガンガン攻めていこうかなとは思ってるんですけど。
美味しいんであれば食べてみようかなとか。
最初のころより明らかに前向きな田中。
いいぞ〜。
とそこへ…。
あっ!へへへ。
あれ?なんだすごいちゃんとデート…。
いいじゃん。
するつもりで来てくれたんだね。
はい。
ワンピースは俺いちばん好きだから。
デートなので。
ふふふ。
格好は理想的こういうの持って。
ただ田中のためにおめかしまでしてくれた小林様。
こうやって公園でなんか食べるなんてね。
そうですね。
すごいデートっぽい。
デートっぽい。
俺が理想としてる…。
もうワクワクしますね。
うん。
一体どんな昆虫料理を作ってきてくれたのか!?うわぁ〜〜!頑張って作って…。
このあと食虫フルコース登場!気になるお味は?一体どんな昆虫料理を作ってきてくれたのか!?うわぁ〜〜!頑張って作って…。
すんげー虫じゃん!こちらが小林様手作りの昆虫料理の数々。
(小林)頑張って作りました。
オシャレ。
まずは…。
サラダ。
どれがメインかわかんないよ。
サラダから?えっタガメ!?タガメ。
フルーティー。
こちらはタガメのエキスをふんだんに使ったトッピングのタガメは飾りで食べないものなんだそう。
どんな味かというと…。
タガメの?タガメ自体からラ・フランスの味が出てくんの?うそだね。
食べてみてください。
恐る恐る顔に近づけてみると。
(小林)ラ・フランスあります?ふふふふっ。
これタガメの匂い?これタガメの匂いなんですよ。
マジで?梨かけたでしょ?いやタガメを開いて。
さあそのお味はいかに?う〜ん。
ふふっ…まああっ美味しいですか。
いいねいいねいいじゃない。
酸味のある…。
でもほんとに梨の味がする。
ニンジンと梨の味。
ふふふふっ。
よかった。
お次は
(小林)いなごのつくだ煮が入ってます。
(若林)これだったらいなごはいなごの方がいいわ。
いただきます。
(若林)気持ち悪いものを気持ち悪いやつが食べてるから。
うう〜っ!
(小林)食感も楽しんでいただいて。
(若林)食感楽しめるかこんなの。
どうなの?味は。
(若林)マジかよ〜!ほんと〜?ここまではさあ田中次はいよいよ小林様のいちばんの自信作。
わあ〜気持ち悪い!こん中で1個いくよ俺もう。
そんな全部嫌だから。
はははっ。
セミ食べるのあんまり見た事ないもんね。
どう食べんの?頭から?何?鯛焼き。
(小林)どっち派か?みたいな。
なんていうか頭派からなら頭から派なら頭からいっていただいて。
いただきます。
うわ〜。
うっふふふふうわ〜。
(小林)ちょっと冷めてる。
かむのね。
そこで1回。
カリッ!はははっ音はいいね。
おお〜っ!あはははは。
香ばしい。
香ばしいんかい!ちょっと香ばしい。
うふふふふっ。
味はいいんだよ。
よかった。
(若林)ほんと?あっ
(小林)ほんとだ。
虫食べたら。
(若林)ははははっ。
あはは〜んありがとう。
(若林)怖いよこの人。
若林くんこんないや〜変わってる子だな〜。
ちなみに今昆虫食はね衛生面・安全面を考慮して生では絶対に食べないというルールもありますと。
やっぱりダメなんだ生は。
生はやっぱり一応ね。
でもあれらしいね。
タコとか食べない方の国の人は日本人がタコ食べてるの見てもうびっくりするらしいね。
そうでしょ。
その感覚と同じよ。
だから若林さんは今の小林さんを見てほんとにイタリア人みたいな感覚になってると思うよ。
うわぁ〜じゃあ若林さんにやっぱねお値段の方気になるでしょ?うんうん。
ねっ。
VTR中のものであればコオロギは50匹で500円。
タガメは3匹で500円。
セミは無料。
あははは。
ははは。
夏場に獲ったものを冷凍してこの時期に食べてる。
ほら無料だから今まででいちばんお金かかんないんじゃない?交通費だってその辺の公園行ったらさセミなんかいるし都内でも。
草木も眠る丑三つ時。
こんな真夜中にも人知れず貴族たちは道楽にふけっている。
この怪しげなビルの中である道楽を持つ貴族がパーティーを開いていると聞きつけ番組スタッフが潜入を試みた。
(スタッフ)恐らくこちらのバーですね。
一体このあと衝撃の出会いが!この怪しげなビルの中である道楽を持つ貴族がパーティーを開いていると聞きつけ番組スタッフが潜入を試みた。
(スタッフ)恐らくこちらのバーですね。
一体
(スタッフ)あっなんかたくさんいますよ。
店内にいたのは異様な雰囲気を醸し出す謎の集団。
近寄ってみると…。
彼女たちは共通して光沢のある体にまとわりつくような素材の服に身を包んでいる。
果たして彼らの道楽とは一体。
(スタッフ)これ今そう彼らの正体はゴムで出来た洋服に身を包んだ
(若林)ラバー道楽。
確かに近くで見るとどれもこれもピッタリ張り付くゴム素材。
皮膚呼吸できないでしょこれ。
実はこのラバーファッションあのセレブだからそりゃやるでしょこれぐらいは。
このなまめかしい装束に彼らはなぜ魅了されるんでしょうか?こういう感じのなるほど。
着た者にしかわからない感覚があるようです。
ちなみにこちらの彼女の場合ラバー衣装のほとんどはイギリスから輸入されているそうです。
光沢これです。
光沢により質感を高め見るものを魅了する。
道楽のためには努力を惜しまない。
さすが貴族。
他にもこのラバーファッション
(スタッフ)ああなるほど。
なんと着用するごとに肌にもオイルを塗っているんです。
そして全身ゴムで覆われているため冬でも大量の汗が出てしまいます。
洗う時もひと筋縄ではいきません。
様々な努力が実を結び初めてこの衣装を着る事ができる。
なるほど確かに貴族の道楽である。
ここでスタッフはある疑問を抱く。
誘われるがままスタッフは彼女の後ろをついていく。
聞くところによるとなんと彼女
(スタッフ)このお店?はいここになります。
(スタッフ)「猫柳」。
はい。
どうぞ〜。
意を決し中へ潜入するとそこには…。
店内を埋め尽くさんばかりのラバー製品の数々。
これちょっと安い…トップスなんですけど。
これで11,900円とかです。
(スタッフ)結構リーズナブル。
そうですね。
人それぞれ
(若林)TPOなんかあるんだ。
ここで「猫柳」がおすすめするなるほどね。
そうだね1回着てみよう。
果たしてどのような変貌を遂げるのかいや〜お年頃だ。
似合うんじゃないか。
いやオシャレ。
いいんじゃない。
あの名曲にのせて最先端ファッションをお届け!ここで「猫柳」がおすすめするなるほどね。
そうだね1回着てみよう。
果たしてどのような変貌を遂げるのか。
いや〜お年頃だ。
似合うんじゃないか。
まずはカジュアルシーンで使えるラバーファッション。
(若林)よく着たなおい。
可愛いミリタリーのお洋服。
帽子もセットでついてくるのでお得です。
わあ〜これはいいわ。
ワンポイントで黒のラバー手袋を着用。
ラバー初心者でも手軽に出来るコーデです。
乳でかいな。
続いてはデートに最適なラバーファッション。
これうれしいな着てこられたら。
赤いバラのように全身を男を魅了する赤で統一し華麗で凛とした女性を演出。
胸の横のフリフリは可愛いサクランボ柄。
これでデート相手のハートをわしづかみ。
わあ〜これはうれしい。
更にパーティーシーンで使えるこんなラバーも。
エレガントかつ大胆。
セレブな大人の女性を演出。
気品あふれるヘッドドレスをはじめパーティーシーンで他人の目を引く様々なラバー製品を着用。
(若林)いや胸がすげぇんだよ。
だから。
これでパーティーも華やかな気分で楽しめる事間違いなし。
いやオシャレ。
いいんじゃない。
ファッショナブルかつセンシティブ。
ふだんはさえない若林くんもラバー衣装に身を包むと新しい自分を発見できるのでは?なぜゴムがいいのかは。
あっそうですか?私なんか非常によくわかりますけどね。
今これはいこれつけさせていただきました私ね。
随分なんか汗かいてるじゃないすかおでこに。
いや結構やっぱつけるのに…。
ひと苦労?ちょっとね苦労しますけどもつけた感じこの締めつけ?みたいな。
それこそ。
あっそう。
なんだろうな気合いが入るというか。
ふ〜ん。
楽しいつけてて。
暑いけど。
すんごい時間かかるつってたじゃない。
着るのに。
で結構高いし。
であれみんなで着てそれで終わりですか?だからそのねああいうゴムを着てその〜何かをするわけじゃないんですよ。
はははは。
私これね全然ほんと…。
ゴムの。
パッツパツ。
気持ち悪ぃ〜。
下に白いの着てその上にピンク着てパツパツ?なんだったらもうワイシャツとネクタイとか全部描いたいよいよ客席が悲鳴に包まれますよ。
まだまだほんとにこの世の中には道楽ありますから。
いやでもははははは。
ははははは。
ねっ。
すてきなプレゼントになりました。
ははははは。
あははははは。
まあまあとにかくまだまだありますからね道楽は。
2週にわたって放送しました「貴族の道楽」いかがでしたでしょうか?個性派貴族たちのあっと驚く道楽の数々。
ただ全ての道楽に共通していたのは最高の笑顔を届けてくれるという事。
ここでお時間のようです。
またここでお会いしましょう。
2014/12/24(水) 23:53〜00:59
MBS毎日放送
貴族の道楽[字]【笑いを届ける春日サンタがよりディープな道楽を今宵、貴方に・・】
「新たな自分に出会えるリボーン道楽」「世界に一つだけ!神秘の結晶道楽」「ドキッ!セイに目覚めた〇〇道楽」…先週よりもディープ!▼アンガ田中が訳あり美女とデート…
詳細情報
お知らせ
「道楽」とは本業以外のことに熱中して楽しむこと、またはその楽しみ。
そう、それは仕事や家庭以外にあなたが夢中になれる「人生を豊かにするエッセンス!」
先週に引き続き、オードリー春日が古今東西の道楽の世界をご案内。「趣味はこれといって見つからない。」と話すオードリー若林に『人生を豊かにするエッセンス!』を見つけ出すことは出来るのか!?
番組内容
●「新たな自分に出会えるリボーン道楽」…ADが見どころを作るまさかの展開!
●「世界に一つだけ!神秘の結晶道楽」…どきどきキャンプ岸が高価な鉱石を探しに新潟県へ!果たして8時間かけた結果は!?
●「ドキッ!セイに目覚めた〇〇道楽」…アンガールズ田中が美女とふたりっきりでピクニックデート。しかし聞こえてくるのは悲鳴!一体田中の身に何が?
「これが大阪か…すげーな」オードリーが口を揃えて言った理由は?
出演者
【MC】
オードリー(若林正恭・春日俊彰)
【リポーター】
どきどきキャンプ岸
アンガールズ田中
ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
バラエティ – お笑い・コメディ
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32722(0x7FD2)
TransportStreamID:32722(0x7FD2)
ServiceID:2064(0x0810)
EventID:2417(0x0971)