(館内)ヨイショ!
(館内)ヨイショ!夏場所横綱に上がって横綱として初優勝がない鶴竜です。
舞の海さん、きょう結び2敗の稀勢の里戦です。
この1年は鶴竜のほうが4対2でリードしています。
トータルで見ると稀勢の里がリードしています。
25対13です。
鶴竜はここまで取りこぼさずにきましたけれどこれからが本当の勝負ですね。
特に、きょうですよね。
そうですね、大事な大事な一番です。
いよいよきょうから横綱大関との対戦となる鶴竜です。
場内アナウンス
東方より横綱日馬富士土俵入りであります。
今度は日馬富士です。
休場明け、三日目四日目と連敗したときは状態も心配されました。
そこから6連勝できのう勝ち越しを決めました。
8勝2敗です。
ですから全勝の鶴竜と1敗の白鵬2人を追いかける展開です。
(館内)ヨイショ!
拍手
舞の海さん、きのうの稀勢の里戦見事でしたね。
特に立ち合いが鋭かったですよね。
稀勢の里が先に手をついたにもかかわらず立ち遅れましたね。
それだけで日馬富士の立ち合いのスピードが鋭かったんですね。
横綱という地位ですからもちろんもっと上の成績が求められますけれど不安を抱えての出場で横綱本人も支度部屋では正直ほっとしたと、土俵感覚も戻りつつあると手応えを口にしていました。
2敗、ぎりぎり優勝争いに残っているという感じでしょうかね。
そうですね、まだまだチャンスはあります。
いい展開に持っていくにはもちろん勝ち続けるしかありません、きょう日馬富士は碧山と対戦します。
そしてここから第一人者の白鵬登場です。
今場所の優勝争いという点では勝ちっぱなしの鶴竜を星1つの差で白鵬が追いかけているというこの構図が優勝争いを興味深いものにしていますね。
そうですね。
前半戦で白鵬が黒星を喫する、これは珍しいことですよね。
前半戦で星を落としても白鵬が優勝したのは振り返ると4年前の九州場所です。
豊ノ島と優勝決定戦を行いました。
豊ノ島に優勝を止められた九州場所以来前半で星を落としたことはありません。
今場所は32回目の優勝ということで、そして1年の締めくくりの場所ですからやはり、本人はおそらく全勝で32回目の優勝を決めたかったと思うんですよね。
最高の締めくくりをねらったんですね。
ただ1敗はしましたけれどもまだまだ優勝への意欲というのはものすごく強いものがあると思うんです。
鶴竜に対して引きずり下ろして終わってみれば自分が優勝しているという気持ちでしょうね。
直接対決は恐らく千秋楽となると思います。
(館内)ヨイショ!
(館内)ヨイショ!
(館内)ヨイショ!白鵬がきょう3連敗中の豪栄道と対戦です。
そうですね。
4連敗するわけにはいかないと思います。
その気持ちは強いと思いますよ。
強い横綱の過去の対戦成績の連敗を見ると近いところでは日馬富士に2回、3連敗を喫しています。
それよりも前、朝青龍にかつて5連敗がありました。
新入幕のころに若の里に6連敗がありました。
それ以外はありません。
そうですね。
もちろん、ここで落とすと鶴竜との差が広がってしまいます。
ニュースをお伝えします。
地方創生の基本理念を盛り込んだまち・ひと・しごと創生法案など、地方創生の関連法案は参議院の特別委員会で民主党などが欠席する中、採決が行われ、自民公明両党と次世代の党の賛成で可決されました。
地方創生の関連法案を審議している参議院の特別委員会は、安倍総理大臣も出席して、きょう午後、質疑を行うことで与野党が合意していましたが、安倍総理大臣がきのう衆議院を解散する意向を表明したことに民主党、みんなの党、維新の党共産党が反発し委員会を欠席しました。
そして出席した自民公明両党と次世代の党が質疑を行いました。
このあと委員会では、質疑の終局と採決を求める動議が可決されたのを受けて、採決が行われ、まち・ひと・しごと創生法案など、地方創生の関連法案は自民公明両党と次世代の党の賛成で可決されました。
地方創生の関連法案は、あさって衆議院が解散される前に開かれる参議院本会議で採決が行われ可決成立する見通しです。
今、字幕でもお伝えしていますがみんなの党は両院議員総会を開き党の路線を巡る党内の意見の隔たりが大きく、衆議院選挙に向けて一致した行動をとるのは難しいとして解党することを決めました。
みんなの党は両院議員総会を開き、党の路線を巡る党内の意見の隔たりが大きく、衆議院選挙に向けて、一致した行動をとるのは難しいとして、解党することを決めました。
次です。
原発事故で全域が避難区域に指定されている福島県浪江町で、事故後初めて試験的に作付けされ収穫されたコメが、環境省などが入る東京の合同庁舎の食堂できょうから提供されることになり、望月環境大臣が試食して、安全性をPRしました。
原発事故で全域が避難区域に指定され、すべての住民の避難が続く福島県浪江町では、ことし除染が行われた一部の田んぼで原発事故後初めて、試験的にコメが作付けされました。
収穫された新米は、放射性物質の検査で、すべて基準値を下回りました。
きょうから東京千代田区の環境省などが入る合同庁舎の3つの食堂で提供されることになり、望月環境大臣や浪江町の馬場有町長らが新米で作ったおにぎりなどを試食しました。
九州場所十一日目の福岡国際センター。
ちょうど幕内前半戦の勝負審判5人が、入場してきたところです。
きょうから残り5日間の優勝争い。
幕内は鶴竜がただ1人10戦10勝です。
1敗は白鵬です。
2敗は4人です。
舞の海さん優勝争いは2敗までぎりぎりかな3敗は厳しい感じですね。
舞の海⇒そうですね。
全勝、1敗の2人の残り5日間の今後の対戦予想もご覧いただいています。
きょうとあすは、すでに発表になっています。
13日以降は、あくまで予想です。
勝ちっぱなしの鶴竜のほうがこれから分の悪い相手ですね。
白鵬は、やはり過去の実績がものをいうように大きくリードしている相手と対戦ですね。
本当におもしろい展開になりましたね。
鶴竜には、大変失礼なんですけれども両横綱ですね実績から何から、相撲の幅からやはり白鵬が上だと思うんですよね。
その白鵬が1敗で追いかける。
鶴竜は全勝。
でもこのあとの対戦相手を見ると鶴竜のほうが、かなりいばらの道だなという気がしますね。
白鵬はきょうの山を乗り越えるとこのまま1敗でいくかもしれませんね。
それぞれ見ていきます。
勝ちっぱなしの鶴竜は、きょう稀勢の里との対戦です。
過去の対戦はかなり分が悪いです。
この1年は、リードしています。
それぞれが勝った相撲夏場所と秋場所の相撲です。
実況
突き上げた離れている。
まだ残っている。
押し出し。
稀勢の里、勝ちました。
実況
巻き替えをねらって突き落とし鶴竜の勝ち。
太田⇒勝った相撲をご覧いただきました。
どんな相撲になりますかね。
まずお互いに、突っ張りもありますし四つでもいけますから離れるのか組み合うのか。
ポイントはまず、ここですね。
最近は左四つになっても、鶴竜が右を巻き替えてという動きもありますね。
このあたりも含めてどんな展開になるか。
ただ、組むと鶴竜のほうがうまさを発揮すると思うんですよね。
ですから稀勢の里からすると突っ張り合いでパワーで勝負したいというところかもしれませんね。
鶴竜は突かれると苦しくなるので右でも左でも、まわしを早く取りたいところだと思います。
向正面は元関脇麒麟児の北陣親方です。
北陣⇒よろしくお願いします。
土俵は時間になりました。
また北陣親方には後ほどお話を伺います。
九州場所十一日目、幕内最初の相撲が時間になっています。
3勝7敗どうしです。
敗れたほうが負け越し厳しい一番です。
新入幕の阿夢露と栃乃若です。
阿夢露、いい形で寄り切り。
阿夢露の勝ちです。
阿夢露が勝って踏みとどまりました。
7敗目から連勝で4勝7敗です。
栃乃若は負け越しです。
向正面の北陣さんからよく見えていたと思います。
前まわしが速かったですね。
速かったです。
きのうの松鳳山との一番も左前みつが速かったですね。
左前まわしを取って背は大きいんですけれども抱きつくようにして相手に力を出させないようにするのがよかったですね。
ロシアからやって来て苦労して幕内の座をつかんだ阿夢露。
2勝7敗から連勝で4勝7敗としました。
栃乃若は、番付が後ろ一枚というところで負け越しが決まりました。
きょう楽しみな相撲は、鶴竜稀勢の里そしてもう一番あります。
1敗の白鵬と豪栄道です。
豪栄道は今場所4勝6敗とやや精彩を欠いています。
なんといってもこの1年特にこの3場所、豪栄道が白鵬に対して3連勝中です。
白鵬が勝った春場所以降の相撲を4番続けてご覧いただきます。
実況
小手に振る。
押し出して白鵬の勝ち。
実況
いなしました。
豪栄道、押し出し
実況
豪栄道の寄り。
寄り倒し。
豪栄道の勝ち。
実況
豪栄道の勝ち。
どんな組み手になっても豪栄道が先に仕掛けていますね。
それと、今の相撲を見ていて白鵬戦で豪栄道がものすごく、引き付けの強さを発揮して白鵬を苦しめるんですよね。
果たして今場所、ここまで4勝6敗ではある豪栄道ですけれどもその相撲を豪栄道が、きょう取れるかどうかですね。
これは、両者にとって白鵬も横綱として同じ相手に、4連敗するわけにはいかない。
優勝も懸かっていますしね。
豪栄道としても過去に3連勝していますけれども、今場所の成績はもう6敗して、これ以上負けるわけにはいかないんですよね。
このあと鶴竜戦も残っていて稀勢の里戦も残っています。
ですから白鵬だけではなくて豪栄道にとっても、本当に大事な一番なんですよね。
ただ大事に大事に相撲を取ると体が動かなくなります。
6敗でかなり苦しい状況です。
豪栄道は開き直って捨て身でいったほうがいいと思います。
きょうの2番を含め日馬富士も碧山戦が組まれています。
日一日と、状況が変わっていきそうです。
土俵上は貴ノ岩と旭秀鵬です。
貴ノ岩にとっては敗れれば負け越しという厳しい状況です。
下手投げ。
旭秀鵬の勝ち。
相手が出てくるところをうまく利用したような投げです。
旭秀鵬が勝って6勝5敗。
貴ノ岩は、3勝8敗負け越しが決まりました。
今場所東の13枚目貴ノ岩です。
貴ノ岩はいつも思いますが相撲が大きいですね。
決まり手は下手投げです。
映像で解説してもらいます。
先に上手は取りましたね。
左四つに渡り合いました。
あたって左を差します。
ただ、相手にも左を差されてしまいます。
絞らずにすぐに右の上手を取りにいきます。
頭をつけていませんし身長差がありますから寄っていってもやはり、旭秀鵬は苦しくないんです。
しかも、上手は一枚まわし。
これだと力は出ません。
そのあたりも先ほど、貴ノ岩についてご指摘になったんですね。
右四つがお互いに得意です。
左四つになったのはどうなんですか?意識したわけではないんですけれどもあたったときにそうなってしまったんでしょうね。
左をすっと差してしまったんでしょうね。
まわしをしっかり取り直すのか絞るのか。
あるいは頭をつけるのか。
貴ノ岩は身長が低いので常に頭をつけて、前みつをねらうようなもっと緻密な相撲を取っていかなければなかなか勝っていけないと思います。
幕内通算5場所目です。
勝ち越しは春場所の入幕2場所目の10番です。
それ以外は負け越しということになっています。
すでに勝ち越しを決めている栃ノ心と旭天鵬との対戦が楽しみです。
注目の逸ノ城、5勝5敗できました。
1敗白鵬に豪栄道2敗日馬富士、登場して碧山。
結びの一番は2敗稀勢の里に1010戦10勝の鶴竜です。
大翔山の追手風親方が体調を崩してきのうから休場。
同じ一門の魁皇の浅香山親方が代わりに審判を務めています。
荒鷲はこの一番に勝ち越しがかかります。
幕内では初めての対戦です。
幕下時代も含めると4回対戦。
いずれも誉富士が勝っています。
まわしが欲しい荒鷲なかなかつかまえられないつかまえたとしても土俵際で突き落とされるという荒鷲にとっては嫌な対戦です。
きのうは三役経験者、隠岐の海を下手投げで破りました。
攻められても土俵際で体がうまくいれかわりますね。
あたりの強い誉富士を相手にまわしが取れるかどうかですね。
軽量なだけに早い段階でまわしを取りたいですね。
長く突っ張り続けられると自分も体力を消耗しますから。
制限時間いっぱいです。
誉富士、きのう勝って星を五分に戻してきょうからの終盤戦です。
行司は木村元基。
軍配は荒鷲、勝ち越しを決めましたがここで物言い。
魁皇の浅香山親方が手を上げました。
あるいは回り込んだときに土俵の外に荒鷲の足が出ていたか。
最後は俵の中に足があったように思いましたが軍配は荒鷲に上がりました。
荒鷲の右のかかとも踏み越しているようにも見えます。
荒鷲の右のかかとが踏み越した瞬間に誉富士の体が流れていますね。
ただいまの協議について説明します、軍配は荒鷲に上がりましたが荒鷲のかかとが先についており軍配差し違えで誉富士の勝ちといたします。
旭富士の伊勢ヶ濱親方の説明がありました。
荒鷲きょうの勝ち越しはなりません。
誉富士が勝ちました。
かかとのほうが早く出ました。
体が飛んでいたとすれば取り直しくらいにはなるかなと思いましたがかかとが先に出ていたという判断です。
きょうも攻め込まれてまわしが取れませんでしたね。
そうですね。
腕を手繰ろうとするんですが手繰れませんでした、右を差そうとしても差せません。
左の前みつも取れませんでした。
手よりも先にかかとが出てしまいました。
荒鷲とすれば、もったいなかったですね。
もう少しなんですがね。
荒鷲は7勝4敗と変わりました。
誉富士勝って6勝5敗。
白星先行となりました。
新入幕の去年の夏場所以来幕内に戻ってきた誉富士です。
押し相撲どうし、千代丸と玉鷲が土俵に上がりました。
千代丸への歓声が福岡国際センターに響いています。
地元九州鹿児島の出身です。
弟の千代鳳を追いかけてことしの春場所が新入幕そこから幕内5場所務めてご当所の九州場所。
今場所はもろ手突きからの得意の引き技も白星につながっている印象があります。
向正面は現役時代、突き押しで活躍された麒麟児の北陣さんです。
千代丸にとってはご当所でここまでの動き、どうでしょう?そうですね、前半はよかったんですがきのう、おととい栃ノ心、妙義龍に連敗しました。
あたってからは低いような癖があるんですね。
その癖に相手が乗ってきますね。
相手もあたってから突き放してそれからすぐにはたきますのでそれを頭に入れてきますからね。
はたいたところを懐に入られてしまうんですね。
徹底して突いたほうがいいですか。
本来は、それがいいと思うんですがね。
制限時間いっぱいになりました。
千代丸は西の16枚目幕尻です。
6勝4敗。
玉鷲は西の10枚目、4勝6敗。
ただこの2場所負け越して番付をやや下げての本場所。
押し出し、玉鷲の勝ち。
今場所も押し勝ちました、玉鷲5勝6敗。
千代丸は6勝5敗と変わりました。
向正面北陣さん、きょうはまともにいくという感じで引きではありませんでしたが、攻め込まれましたね千代丸は。
きょうは玉鷲を褒めてあげなくてはいけないですね。
千代丸は胸を出していきますから頭からいくような力士ではないので、玉鷲はどーんと頭からいきます。
突っ張りやすい、的が大きいということがありますからね、下から上に押し上げるようにして押しています。
それがよかったですね。
最後は、おなかまでどーんといきました。
玉鷲が玉鷲らしい相撲を出して5勝6敗としました。
千代丸は頭であたっていって前傾姿勢で相撲を取るとせり出たおなかが重くて前に倒れてしまうと思うんですね。
私の想像ですがですから体を起こして相撲を取るしかないのかなと。
確かにせり出していますね。
互いの体の角度は確かに違いましたね。
玉鷲のほうが前傾姿勢でいきます。
千代丸のほうが身長が低いんですが上体が立っていると。
土俵上の千代大龍はパワーが印象的な力士です。
この相撲も押し相撲どうしの対戦。
6勝4敗どうしの対戦千代大龍と琴勇輝です。
先場所、右のひざを痛めて休場明けの千代大龍。
きのうは見ているほうからすればおもしろい相撲でした、珍しい決まり手が出ました。
蒼国来戦です。
きのうは手を出していきましたが千代大龍がはたいて墓穴を掘ったかと思いました。
なんと残って決まり手は、最後は相手の差し手を両手で引っ張ったということで網打ちでした。
苦し紛れのはたきでしたがうまく蒼国来の左手があったんですね。
本人も、たまたまですという話でした。
決まり手といえば舞の海さんですが網打ちはどうでしたか。
やらなかったと思いますよ。
幕内で31種類の決まり手を決めてらっしゃいますが、なかったということですね。
ぎりぎりの逆転技、ねらって出すような技ではないと思いますが。
腕をすぐに手繰って体を入れ替えるあたりは千代大龍の反応のよさですね。
この力士はそれがありますね。
きょうは攻める相撲、千代大龍が取れるかどうか。
対戦相手は通算出場400回の節目を迎えました琴勇輝です。
押し相撲どうしということで北陣さんに伺います。
同じ押し相撲ですがタイプの違う2人ですね。
押し相撲うんぬんよりも私は琴勇輝がここで大きなけがをしました。
1年ぶりにここに上がってきたということすごくうれしいですね。
去年の九州場所の左ひざの大けががありました。
十両に下がりました。
あのときは1年後にこうやって幕内に上がってくるというのは親方と大丈夫、大丈夫といつも聞いて二所一門で稽古も一生懸命やっていますし。
もろ手突きの琴勇輝立ち合い引きの強い千代大龍制限時間いっぱい。
拍手
軍配は千代大龍。
先に琴勇輝の足が出ていました。
千代大龍も飛び出しましたが先に琴勇輝の足が出ました。
千代大龍、勝って7勝4敗。
相手の変化によくついていきました。
琴勇輝は最初の立ち合いとは違いましたね。
迷いが生じたのか作戦を変更したのかですかね。
向正面の北陣さんはどう見ましたか?立ち合い待ったをしましたのでこのときに、もしかすると千代大龍が逃げるんじゃないのかなと、ふと思ったと思うんです。
それで相手がきたので思わず右のほうへいなしたんじゃないかと思います。
作戦変更したと思いますよ。
琴勇輝ももろ手を出してから右のほうに逃げています。
そのあたりは立ち合いの心理面の動きが勝敗に結びついたような千代大龍のほうはまともにいきました。
千代大龍が勝って勝ち越しまであと一番としました。
ではここでNHKからお知らせです。
NHKとNHK厚生文化事業団では日本相撲協会の協力で第48回NHK福祉大相撲を来年2月11日両国の国技館で開催します。
力士と子どもたちの取組初っ切り力士と歌手の歌くらべなどでお楽しみいただきます。
歌くらべの出演は川中美幸、私立恵比寿中学長山洋子さん、西尾夕紀さん水森かおりさんです。
ただいま入場券を主要プレイガイドで発売しています。
詳しくはご覧のハローダイヤルへお問い合わせください。
なお、この催し物の純益で全国の福祉施設に車を寄贈します。
福祉大相撲のお知らせをお伝えしている間に、遠藤登場で館内から大きな拍手です。
連日、遠藤の取組には2桁以上の懸賞がつきます。
呼出しさんが上がるタイミングで観客が沸きますね。
そうですね。
土俵にいる2人は、ますます高まっていくところかと思います。
遠藤はきょう北太樹戦。
西の8枚目で5勝5敗という星です。
去年からことしにかけて急激にこの遠藤という存在が注目を集めるようになったわけですがこの1年、結局、幕内の上位では勝ち越せませんでした。
そのうちに話題が逸ノ城に移っていったというところです。
遠藤には立ち合いに強さが必要だと舞の海さんは話してますね。
そうですね。
立ち合いで負けてますよね。
それから取り口を見ていますと体型、体格よりも相撲が少し大きいかなという気がします。
今の相撲を取るには180cmぐらいの背が欲しいですね。
大きいというのはどういう意味ですか?がっちりと組んでいますよね。
190cm台の相手では十二分になってしまうんですよね。
自分の力が出ないんですね。
左を差しても右で前みつを取って頭をつけるとかもう少し小兵力士が取るような相撲を取っていかないと外国勢とはわたり合っていけないでしょうね。
そのあたりは舞の海さんの技を遠藤も覚えたら、という気にもなりますが。
ただきょうの相手もそれほど上背はありません。
そして左の相四つですから、うまさは十分に発揮できる相手だと思います。
遠藤は1m83cm。
北太樹は、きのう負け越しが決まってしまいました。
2番続けて立ち合いが合いませんでした。
この2人の場合は恐らくまともにぶつかり合うんじゃないかと思います。
切りながら攻める。
寄り切りました、遠藤の勝ち。
遠藤は中日から4連勝で白星を先行させました、6勝5敗です。
舞の海さん、予想どおり左四つになりました。
きょうは、まわしを切るうまさがありましたね。
そうですね。
うまさを発揮しましたね。
立ち合いは張って左を差しました。
お互い下手を引き合った時点ではどちらも力が出るかなと思ったんですが。
ここは全くの五分ですね。
くっと体を前に倒して下手を切りにいくわけですね。
逆に上手を取られてしまいました。
しかしこのあと、北太樹がすべてまわしを取りにいきましたね。
これがよかった。
ですから切れたんですね。
そのタイミングでうまく切ったのがよかったわけですか。
私が北太樹だったら遠藤が上手を切るのがうまいですから一枚まわしにしておきますね。
より力が出るように、まわしを取りにいったと思いますがそこをうまく遠藤がとらえたわけですね。
そうですね。
きょうのような相手には大丈夫だけど栃ノ心ですとか、逸ノ城、照ノ富士といった190cm台の大きな力士とどういった相撲を取るかというところですね。
そういった力士たちに白星を挙げていくようになれば当然三役という地位番付も見えてきますね。
今のところ部屋の自分より格下の力士と稽古しているだけですからね。
稽古というよりもその前の段階の調整というそのレベルなんですね。
この先どうやって強化していくのか。
それは師匠と話し合ってやっていくと思いますけれども。
ことしに入って出稽古にいくケースもあったんですが確かに、部屋での調整が遠藤は多くなっています。
自分より格下の力士と稽古をしたときに自分で20番取っても50番取っても稽古だと思っちゃいけないですね。
それは調整だというんですか。
そうですね。
稽古の前の段階ウォーミングアップだと。
軽く汗をかくためにやっているだけだという自覚を持ったほうがいいですね。
遠藤のリポートです。
だんだん相撲の内容もよくなってきました。
白星先行でよかったですと話していました。
土俵上は2敗どうしの対戦です。
栃ノ心が2年ぶりにきのう、幕内の土俵で勝ち越しを決めました。
藤井さん感慨深いものもあったんではないですか。
栃ノ心のリポート。
しみじみと話していました。
けがをしたときは全く足が動かなくてどうなってしまうんだろう、もうやめなければいけないかと思ったんですが師匠に説得されて、10年間は相撲を続けなければ、だめだと言われてそのことを思い出しましたと話していました。
グルジアにも報告をしたそうですが毎日、連絡をしているそうです。
2敗どうしの対戦ベテランの旭天鵬、この人も今場所、元気です。
拍手
旭天鵬、上手の位置を変えました。
またがっぷりになりました。
巻き替えた栃ノ心、寄り切りました。
栃ノ心の勝ち。
栃ノ心が勝って9勝目。
旭天鵬は8勝3敗となりました。
長身の大型力士どうし、好調どうし右四つの攻め合いがありました。
お互いに、まわしをなんとか切ってという相撲に見えました。
お互いに相四つですからね立ち合いからがばっと右四つに組みますね。
ただ、やはり栃ノ心のほうが力は強いですね。
旭天鵬は引き付けて寄っていくだけの力が、もうありません。
相手が寄ってくるのを待っているんですね。
その力を利用して、なんとかしようとしているんです。
最後は引き付け合ったところで旭天鵬の上手を、栃ノ心がひじを張って切りましたね。
旭天鵬が苦しくて投げにいったところ栃ノ心の左も入ってもろ差しになりました。
旭天鵬は最後は強引に投げにいったんですね。
そこを栃ノ心が出てもろ差しになりました。
上手を離してしまったんですね。
栃ノ心が勝って、2桁というところまで、あと一番というところまできました。
栃ノ心のリポート。
三賞久しぶりにどうですかと話したところ勝ち越したところで、ここからが大事なんですと気持ちを切り替えてると話していました。
ふるさとでは、新聞の扱いがとても記事が大きくなって特にスポーツ紙が大きく扱ってくれているそうです。
栃ノ心は三賞というと3年前の技量審査場所のときに敢闘賞をとっています。
そのとき以来の三賞受賞はなるかというところ、われわれは気になるところです。
先ほど北陣親方がおっしゃったように琴勇輝のことが話になっていましたが栃ノ心もけがを乗り越えてやってきてよかったなとかみしめていると思います。
つくづくあのとき辞めなくてよかったなと栃ノ心は思っているでしょうね。
師匠の春日野親方にあと10年一緒にやろうと言われてそこから戻ってきた栃ノ心です。
けがをする以前の気持ちと全く違うと思います。
相撲っぷりも変わりましたか?力強くなってきました。
栃ノ心のリポート。
本人も相撲が前よりも速くなってきたという言い方をしていました。
今場所も三賞を取ったときと同じように優勝争いの一角にも入っている栃ノ心です。
土俵上は勝ったほうが勝ち越しという隠岐の海に蒼国来です。
7勝3敗どうしです。
どちらも、きのう勝ち越しのチャンスだったんですが土俵際、攻め込んだところで逆転負けを食っています。
ですからどちらも、きょうこそ決めてしまいたいという思いが強いかと思います。
過去は隠岐の海の2勝蒼国来の1勝という両者です。
最近、蒼国来は左四つの相撲が多くなりました。
恐らく左四つにわたり合う展開が予想されます。
行司は木村寿之介です。
すくい投げ。
蒼国来の勝ち、勝ち越しを決めました。
右からよく絞っておいて最後は相手が出てくるところを逆に左からすくいました。
蒼国来、勝ち越しです。
蒼国来は3場所ぶりの幕内勝ち越し。
向正面の北陣さん蒼国来の右の絞りの動きがよく見えていたんじゃないですか。
隠岐の海が左を差しにいっているんですが、差させませんでしたね。
蒼国来もうまく取っていました。
隠岐の海が土俵際に寄っていくんですが勝負をつけるところが甘かったですね。
甘かった。
上から覆いかぶさるようにしていけばいいんですけれどもね。
蒼国来がうまく取りましたからそれについていけませんでしたね。
隠岐の海としては慌てて引くことはないんですけれどもね。
もうちょっと右でまわしを取る、あるいは左でまわしを取ってからいけばよかったのになと思いました。
最後は左からのすくい投げで蒼国来勝ち越し決定きのうは厳しい表情でしたがきょうは笑顔です。
勝ち越しのインタビューです。
蒼国来関です。
ありがとうございます。
いい汗をかいていますね。
よかったです。
きのう1日、日延べがあってきょうはどうでしたか?頭をつけて我慢すると思いました。
よかったです。
しのぎましたね、攻めを。
はい、頭をつけたかったので。
今場所は相撲の内容がいいんじゃないですか。
はい、今場所は少しよくなったかなと思います。
十一日目で勝ち越し、まだ4日ありますよ。
はい、一日一番頑張ります。
白星の上積みをしてください。
頑張ります。
おめでとうございます。
ありがとうございました。
蒼国来関でした。
蒼国来勝ち越しのインタビューでした。
この相撲も勝ち越しを懸ける力士が土俵上です。
妙義龍です。
豊ノ島は6勝4敗妙義龍は東の11枚目。
網膜剥離から休場明けで7勝3敗と勝ち越しまであと一番としています。
この番付では相撲を見ていますと出足が鋭いですし押す力が強いですね。
目の不安ももちろんあったかと思いますが思い切った相撲を取っている妙義龍です。
この相撲は左を差したい豊ノ島と差し手をやめさせたい妙義龍です。
ひざは大丈夫か、寄り倒し妙義龍、勝ち越しを決めました。
すぐに立ち上がりました豊ノ島です。
ひやっとしました。
妙義龍が勝って勝ち越し決定。
東の11枚目、8勝3敗です。
きょうは張って差しにいきましたね。
豊ノ島が左を差しにくることを知っていますから妙義龍は作戦を変えましたね。
きょうは右で張って右を差しました。
右で張ってけん制しておいて、右を差しにいく恐らく作戦どおりだったと思います。
こういった差す相撲も妙義龍は時折見せます。
このあとの攻めはどうですか?組むと妙義龍もそれほどいろんな技があるわけではないんですけれど、自分よりも小さい豊ノ島に対して豊ノ島不十分の右四つに組み止めましたね。
ここもよかったですね。
最後は豊ノ島のひざも少し気になるような倒れ方でした。
豊ノ島も左の下手を差していれば妙義龍が寄っていってもかなり余裕を持って残せるんですけれど完全に差されましたので豊ノ島は左が使えませんでした。
妙義龍は十一日目に勝ち越し決定です。
きょうは立ち合いの作戦がぴたっとはまりました。
このあたりでは力の違いも、という話もありました。
この人は三役、上位で相撲を取る姿を見たいですね。
目のけがから復活の場所十一日目で勝ち越しの妙義龍です。
勝ち越しの妙義龍関ですおめでとうございます。
ありがとうございます。
休場明けの場所、いかがでしたか。
九州に入って思い切り稽古ができずに本場所に挑んだんですけれど体が動いてくれて、勝ち越して。
相撲の内容がだんだんよくなってきましたね。
まだちょっと迷っている部分とかもあったんですけれど思い切りいけているのでよかったです。
目の手術でしたけれどもしっかりあたれるようになりましたか?怖がらずに先場所悔しい思いもしているので思い切ってやっています。
悔しい思いはこの1年、何度かありましたね。
最後はいい形で締めくくりたいですね。
そうですね。
焦らず、自分のペースでやりたいです。
またぜひ上位に戻ってください。
頑張ります。
ありがとうございました。
妙義龍関でした。
この1年という意味では三役で臨んだ初場所を脇腹を痛めて途中休場でした。
そこから番付を上げて関脇まで戻ったところで先場所網膜剥離が分かって休場となりました。
最後の場所を勝ち越しで締めくくることができましたね。
場所中は食事に誘ったんですけれど、用事があると断られました。
よかったです。
食事に行って次の日から負けてしまうと気になってしまいますよね。
先輩の誘いでそういうことはないと思います。
それだけ土俵に集中したいということかもしれませんね。
もちろん用事があったかもしれませんけれど。
土俵が時間です。
佐田の海3勝7敗、大砂嵐は再出場で1勝4敗5つの休みです。
上手投げ、佐田の海の勝ちです。
佐田の海が勝って踏みとどまりました。
4勝7敗です。
大砂嵐、敗れて1勝5敗、5つの休みです。
かなり館内が沸いています。
決まり手は上手投げです。
立ち合い、強烈な右のかち上げがありました。
激しい相撲になりましたね。
そうですね。
再出場してからは、ひざの不安があるということで大砂嵐は立ち合いから思い切りかち上げにいってこのあと、やぶれかぶれですよね。
きのう、その相撲で嘉風を破っていた大砂嵐です。
きょうは佐田の海が負けずに中に入りましたね。
なんとか左上手に手がかかりましたね。
そして、いちばんの佐田の海の勝因は、相手に上手を与えなかったことでしょうか。
それもあるでしょうけれども大砂嵐は佐田の海に寄られると右からすくい投げを打ちますよね。
かいなをひざでふんばらないといけないということでなかなか左足でふんばらないといけないということで、なかなか力が入りませんね。
最後はすくい投げの動きで上手投げで佐田の海が勝ちました。
佐田の海この熱戦を制しました。
地元九州、熊本の出身です。
4勝7敗です。
幕内の前半戦の取組が続く福岡国際センターです。
明瀬山、返り十両の期待が膨らんできました。
輝が新十両で勝ち越しを決めています、その相撲です。
寄り切りで新十両の輝勝ち越しです。
平成6年生まれ、まだ20歳の新十両達改め、輝です。
天鎧鵬は取り直しの相撲です。
時天空が熱戦を制して9勝2敗、ただ1人2敗です。
3敗に天鎧鵬と新十両の輝です。
輝ですけれど、勝ち越しましたけれど恐らく来年は高田川部屋、かなり台頭してくると思います。
元気な幕下力士がたくさんいますからね。
土俵が時間です。
千代鳳に、松鳳山です。
地元福岡の松鳳山に歓声が飛んでいます。
木村庄太郎が合わせます。
引き落としました、松鳳山の勝ち。
松鳳山勝って5勝6敗千代鳳敗れて5勝6敗と変わりました。
最後は右が上手にかかっていたかどうかです。
向正面は松鳳山と同じ部屋の北陣親方です。
きょうは張って立っていきましたね。
きょうは、千代鳳は体が大きいし前に倒れないんですよね、はたいても。
うまく体をかわして右からまわしを手にかけましたね。
上手をつかんで引き落としたかあるいはひねってはいないかもしれませんけれど流れがよかったですね。
普通は突っ張ってどんどん前に出ていくんですけれどきょうはこのままでは押していけないと思ったんでしょうね。
六日目の佐田の海との一番とてもいい相撲で突き出してあれから流れをつかんだかなと思います。
7日目から3連勝です。
まだまだ頑張ってほしいですね。
お伝えします。
みんなの党は、党の路線を巡る党内の対立を受けて、両院議員総会を開いて、対応を協議し、採決の結果、解党することを決めました。
みんなの党は、民主党との合流も視野に入れる執行部と、与党との関係を重視する渡辺前代表や、ほかの野党との連携を目指す議員らとの間で対立が激しくなっていました。
こうした状況を受けてみんなの党は、今後の党の在り方を協議するため、きょう、国会内で党所属の20人の国会議員が出席して、両院議員総会を開きました。
この中では、路線対立が鮮明になっている以上、解党して、それぞれの議員がその後の行動を判断すべきだという意見が出された一方で、渡辺前代表らは、党の政策が次々に実現している中で、なぜ解党しなければならないのかと述べ、党の存続を求めました。
このため採決の結果、解党に出席者のうち13人が賛成して、解党することが決まりました。
つまり議論を封殺して、都合が悪いからでしょう。
大義がないから、議論はしないで、もっとでかく早く決めちゃおうということだったんでしょうね。
大阪で開かれた中学生のスケート教室に、特別コーチとして招かれました。
高橋さんは、バンクーバーオリンピックで銅メダルを獲得するなど、長年日本のエースとして活躍。
世界を魅了してきた技を中学生に披露しました。
そして、手を取ってあげたりしながら、スケーティングの基本を指導しました。
生字幕放送でお伝えしています九州場所十一日目の福岡国際センター。
幕内後半戦最初の取組が制限時間いっぱいを迎えています。
東に徳勝龍、4勝6敗。
西に嘉風今場所、左の太ももを痛めて再出場という形ですが、ここまで0勝7敗3つの休み。
なんとか初白星を地元九州場所で早く挙げたい嘉風です。
過去の対戦は1対1。
拍手
寄り切り、嘉風の勝ち。
今場所初白星の嘉風です。
ようやくこの十一日目再出場から初白星を挙げました。
徳勝龍は敗れて4勝7敗です。
決まり手は、寄り切りです。
正面の放送席には舞の海秀平さんです。
向正面は元関脇麒麟児の北陣親方です。
北陣さん、嘉風どうですか?北陣⇒きょうは、よかったですね。
先日も尾車親方と嘉風どうなのという話をして、大丈夫だと思うよと言っていました。
しかし本当に、けがが多いので。
相撲はとってもいい相撲でしたね。
頭であたって懐に入って。
そして徳勝龍もなんとか残そうとしたんですけれども嘉風の攻めが、ちょっと厳しかったですね。
立ち合い、徳勝龍は左を差しにいったところ、嘉風が差し勝ちましたね。
それで懐に入りました。
きょうは完全に中に入ろうという相撲でした。
途中徳勝龍も残すんですけれどもそのあとも、嘉風は攻めが厳しかったですね、よかったです本当に。
嘉風は左の太ももが万全であれば最初の寄りで決着をつけられるくらいの力はあると思います。
きのうの大砂嵐との一番もとても激しい相撲を取りました。
必死に取っているのが伝わってきましたよ。
本当に必死だと思います。
これから勝っていくと思いますよ。
地元九州場所で再出場でつかんだ初白星の嘉風です。
幕内の結果です。
2敗どうしの対戦は栃ノ心が寄り切りで勝ちました、9勝目です。
蒼国来は十一日目の早い勝ち越しです。
豪栄道と白鵬は、このところ豪栄道が3連勝中です。
結びの一番は鶴竜と稀勢の里です。
今から楽しみです。
土俵は高安に常幸龍。
6勝4敗どうしの対戦です。
今場所2横綱1大関を破っている高安。
東の3枚目。
常幸龍は西の6枚目です。
寄り切って高安の勝ち。
勝って7勝4敗、勝ち越しまであと一番の高安です。
組んだら高安、左四つ常幸龍は右四つというところで。
まず左四つに渡り合いました。
舞の海⇒立ち合いの手の動きを見ると、突き放していくようなそういう手の動きだったんです。
常幸龍は差し込むような形で左四つでしたね。
高安も組み合った瞬間に自分十分の左四つです。
相手に下手を取られずに自分だけ取っているわけですから。
高安は、力が出る体勢ですね。
最後は上手も取りました。
今場所の高安は、2横綱1大関を破っています。
きょうの上手の取り方もよかったですね。
安易に横や上から手を伸ばしていくのではなく下から腰をぶつけるようにしてなるべく浅い位置を取ろうという上手の取り方ですからね。
常幸龍が窮屈になるんですね。
そうです。
東の3枚目で勝ち越しまであと一番。
勝ち越せば返り三役の可能性も出てきます。
今場所は、なんといっても、日馬富士戦ですね。
横綱に対して気後れすることなく激しく突っ張っていきました。
白鵬戦でも白星を挙げました。
ただ同じくらいの実力の力士と相撲を取るときはおとなしい取り口になるんですね。
おとなしいといいますか。
上位に対しては燃えるものが当然あるんでしょうね。
15日間はなかなか難しいものがあるのかもしれません。
15日間、同じように横綱に突っ張ったような気持ちでやってみてほしいなと思いますけれどもね。
もう上位戦は終わっていますね。
外の様子をご覧いただきながら福岡九州場所あす、十二日目の十両の取組です。
新十両勝ち越しを決めた輝は翔天狼と対戦します。
3敗天鎧鵬に、2敗時天空の対戦です。
黄色い数字は過去の対戦成績です。
新関脇逸ノ城、あすは琴奨菊戦です。
現時点で勝ちっぱなしの鶴竜は豪栄道戦。
好成績の上位がまさに、これからつぶし合い直接ぶつかり合っていきます。
きょうは稀勢の里、鶴竜白鵬と豪栄道です。
2敗日馬富士は碧山です。
土俵は時間です。
東の筆頭の栃煌山が5勝5敗。
七日目から4連勝で盛り返してきました。
踏み込みが鋭くなってきた感じがある栃煌山です。
魁聖は4勝6敗です。
東の4枚目。
過去は5回対戦があります。
いずれも栃煌山が勝っています。
前回は栃煌山が差し勝ってもろ差し。
左からのすくい投げでした。
栃煌山の勝ち。
栃煌山勝って6勝5敗。
今場所も魁聖に勝ちました。
魁聖は4勝7敗となりました。
向正面の北陣さん栃煌山の左最初から、のぞいていましたか。
すぐ入りましたね。
やっぱり、相撲はとっても上手ですよね。
中に入り込んで、それを嫌った魁聖が巻き返しにいきました。
そこを攻めてきめた栃煌山です。
栃煌山は連勝し始めると乗っていくところがあります。
日に日に内容が、よくなってきているような感じがしますね。
やっぱり前半は横綱大関戦が何番もありましたからね。
日馬富士には勝ちましたけれどもきょうで5連勝ですかやっぱりさすがですね。
実力者の栃煌山ですね。
あすは照ノ富士戦です。
全勝の鶴竜がきょう結びで稀勢の里戦です。
2敗の稀勢の里とぶつかります。
この1年は横綱に上がった鶴竜が4対2とリードしています。
トータルでみれば過去は稀勢の里が25勝、鶴竜13勝、倍近く稀勢の里が勝っているという一番です。
ではそれぞれが勝った相撲をご覧いただきます。
夏場所と秋場所です。
稀勢の里が攻める展開ですね。
お互いに力と力が激突しあったときにはパワーでは稀勢の里が有利ですね。
鶴竜は押し込まれている印象がありますね。
きのう稀勢の里が日馬富士に完敗して2敗という状況。
稀勢の里が仮に鶴竜を破ると優勝争いの状況はかなり変わってきますね。
そうですね。
2敗勢にチャンスがまた出てきますね。
鶴竜がきょう逆に勝ちますと3敗となった稀勢の里は今場所の優勝はかなり厳しいですね。
そうですね2敗までになってくると思います。
そういう意味で大きなきょうの一番ということになってきます。
栃煌山のリポートです。
とても内容がよくなってきました本人は、うんと言いながらまだ立ち合いから一気に出られる相撲を取りたいと。
まだまだ欲があるようですね。
その辺りは同級生、同学年の豪栄道が大関にことし上がりました。
栃煌山はけががあって番付を下げていたということもありました。
一番一番に対して貪欲な気持ちになっているんでしょうね。
それはあると思いますね、これからの稽古はこれまでとはがらっと変わっていくと思いますね。
そういう意味では栃煌山、豪栄道と同い年勢、宝富士土俵に上がってきました。
勢は今場所新三役。
きのう敗れて負け越し。
左の肩にテープがあります。
場所前から痛めていたということですが、本人は大丈夫と支度部屋で言っていたということです。
得意は右差しです。
勢は頑固に右を差してきますし宝富士は左を差していきます。
差し手争いが楽しみですね。
このところ宝富士が対勢3連勝中です。
勢は得意の右がなかなか入っていません。
木村玉治郎が合わせます。
小手投げ、勢の勝ち。
右と左のぶつかり合い。
勢が制して3勝8敗。
宝富士5勝6敗となりました。
北陣さんに伺います右と左がぶつかり合ったところで宝富士が差し勝ったんですか?左が入りましたね。
しかし勢が上から引っ張り込むようにして投げを打ちました。
時折勢は左四つの相手にこれをやりますね。
宝富士は前のめりでつっかい棒を外すようにして前に倒れてしまいました。
このところ非常に強くなってきたなと宝富士に対して思っていましたが、もう少し左を差して右の上手でも取れば流れはよかったと思います。
勢がそうさせませんでした。
勢は負け越しが決まったあとの相撲でしたが思い切った投げで白星をもぎ取りました。
敗れた宝富士、東の2枚目今場所新三役のチャンスでしたが5勝6敗となって残り4日間となりました。
逸ノ城の後ろ姿、今場所からまげを結って土俵に上がるようになっています。
先場所新入幕で大活躍今場所一気に関脇。
注目を集めています。
初めての上位総あたりの場所、ここまでの成績をご覧いただきましょう。
5勝5敗で残り5日間。
上位との対戦が含まれた中での5勝5敗、立派な数字ですが今場所もっと大勝ちするんじゃないかという期待も舞の海さん、口にされていましたが。
今場所逸ノ城は、やっと課題欠点が見えてきましたね。
どの辺りですか?早い勝負をつけてくる相手に対して力を出すのが遅れますね。
左の上手の取り方ですね。
まだまだ研究していかなければいけませんね。
もっと押っつけるようにして取るということでしょうか。
そうですね。
まだ、横綱大関戦で今場所白星がありません。
琴奨菊との取組が組まれ稀勢の里戦が残っているんですがそれでも勝ち越しはいくかなという感じはまだあると思うんですが。
勝ち越しは十分に考えられますね。
それと、立ち合いの安易な変化ですね。
これはアマチュア時代から味をしめて癖になっていると思うんですがこれだけの体格ですから見る側からしてもすっきりしないんですね。
この体格を生かしてがつんとぶつかっていく、そういう相撲を見てみたいですね。
先場所はそれがうまくはまって鶴竜、稀勢の里に勝ちました。
今場所は逆に栃煌山にそこを攻められる相撲がありました。
せっかくモンゴルの草原でいろんな経験をしてきたわけですから、立ち合いも安易に合理的に考えるのではなくて、がちんと苦労して勝つような相撲を見たいですね。
モンゴルの遊牧民の家族のもとに生まれた逸ノ城です。
話を聞いたら逸ノ城もウランバートルで生活している人たちはどういう生活をしているのか分からないということだそうですね。
確か逸ノ城も日本に来る前にウランバートルの町並みを見たときにびっくりしたという。
そして日本にやって来てさらにびっくりしたという話をかつてしていました。
きょうは豊響との対戦です。
土俵上、時間になりました。
東の小結豪風、1勝9敗。
引き技などがなかなか白星につながっていきません豪風。
こちら安美錦、七日目から4連敗あとがなくなりました。
突き出し、安美錦の勝ち。
引き技、いなしによく安美錦がついていきました。
きょうも動きが白星につながらなかった豪風です。
豪風はだいぶ疲れてきたのか力が出なくなってきましたね。
安美錦のほうも、このいなしはかなり頭に入っていましたかね。
そうですね、そしてぐっと押されていないもんですから引かれても残せますね。
豪風は途中から踏んだあと押さなければいけないんですが逆に押し込まれていましたね。
安美錦、踏みとどまって4勝7敗。
七日目からの連敗を止めました。
豪風敗れて1勝10敗となりました。
拍手
逸ノ城は腰の辺りにきょうはテープを貼っています。
ここまで大きなテープがはみ出しているのはなかったと思いますが。
そうですね。
何か、しこの踏み方を見てもどしっと踏むのではなく足をそっと降ろしてるように見えますね。
きのうは安美錦が肩すかしにきたところを出ていって勝つという相撲がありました。
大きなけがでなければいいんですが5勝5敗新関脇逸ノ城登場。
館内の視線が集まります。
所要5場所のスピード出世スピード三役、残り5日間きょうは豊響との対戦です。
このしこも少しそっと足を下ろすような印象がある逸ノ城です。
残り全部勝てば2桁にいくんですが新三役で勝ち越しなるかという残り5日間。
新三役の活躍はよく難しいといわれます。
この10年にかぎって勝ち越した力士を見ます。
ご覧のように32人、先場所まで新三役の力士がいましたが勝ち越しは6人だけです。
強い力士でなければそう簡単にできることではないということが分かると思います。
大体の力士は上位でワンチャンスをものにして9番10番勝って新三役に上がるケースが多いですからね。
そうすると、はね返されてしまうことが多いんです。
逸ノ城について向正面の北陣さんに伺いましょう。
北陣さんも新三役の場所関脇麒麟児は勝ち越しだったんですが逸ノ城の見方はいかがでしょうか。
幕内まだ2場所目なのでそうは思えない、堂々としていますよね。
何か余裕があるような。
存在感がすごくありますね。
きょうは押し相撲の豊響が相手ですが。
豊響も思い切ってあたっていくと思いますが逸ノ城としては、早く左の上手が欲しいですね。
上から覆いかぶさるような取り方ではなく下からがちっとつかまえるような上手を取ってもらいたいですね。
制限時間いっぱい。
九州の隣、山口出身の豊響にかなり大きな歓声です。
式守勘太夫が合わせます。
突き落とし、逸ノ城の勝ち。
逸ノ城勝って6勝5敗と白星を先行させました。
豊響、敗れて2勝9敗です。
きょうは組み止めるまでいきませんでした、かなり押し込まれましたが右からの突き落とし。
北陣さんがおっしゃるように組み止めるような形にはならなかったですがね。
そうですね、豊響もあたってはいるんですが、もっと左から攻めてもらいたかったですね。
逸ノ城は右から攻めてきますから左の押っつけを、右のはずはよかったんですが左で万歳してしまいましたからね。
それだけ逸ノ城の体がしなやか、体は大きいけれどもやわらかさを右のほうに回り込んで使ったということですね。
逸ノ城は左の上手は取れませんでしたが右がのぞいていたんですね。
豊響はそこをつけ込むことができませんでした。
押っつけていけば、もうちょっとなんとかなったかなと思うんですが。
舞の海さん、逸ノ城6勝5敗になりましたね。
右を差すと本当に重いですね。
豊響、立ち合いは踏み込んだかなと思いましたが逸ノ城を立ち合いは踏み込めていましたか。
いや、逸ノ城はあたり負けしていましたね。
それでも右が入っていました。
ある程度、余裕を持ってですから残せていますね。
危ない突き落としではなかったですね。
そうですね。
腰の影響はどうでしたか?少し立ち合い踏み込まれて押し込まれたところ腰高でしたね。
そういったあたり、腰に少し不安を抱えながら上がっているのかなという感じがしますね。
今お話を伺っている間に白鵬と豪栄道がそれぞれ入場してきました。
先場所、この両者番付を上げてきた照ノ富士が初めて琴奨菊に挑戦しました。
立ち合いの右変化で照ノ富士が琴奨菊を破るという相撲がありました。
地元福岡の大関琴奨菊に連日声援が飛んでいます。
きのうは大関どうし豪栄道を相手にすばらしい相撲で星を五分に戻しました琴奨菊。
逸ノ城についてのリポートです。
帰ってきてひやっとしたけれども右が入っていたのでよかった腰の具合をききましたが大丈夫、でもちょっとだけ痛いですということばでした。
ここまでの蓄積があるかと思いますが残り4日間、あすは琴奨菊と逸ノ城が対戦します。
琴奨菊からきょうは大関登場このあと白鵬、豪栄道日馬富士、碧山稀勢の里、鶴竜と進んでいきます。
白鵬は大鵬に並ぶ優勝32回に向けて今場所は星1つ差で追いかける立場です。
豪栄道との対戦はこのところ3連敗中舞の海さん、白鵬とすればきょう先に相撲を取るわけなんですが落とすわけにいきませんね。
追いかける側ですからぴったりついていけば千秋楽で鶴竜との直接対決もあるでしょうから。
きょう負けるようなことがありますと鶴竜に逃げきられてしまいますからね。
負けるわけにはいかないですね。
ただ豪栄道ももう6敗ですからね。
このままいくとカド番で年を越さなければいけないということでもう必死でくるでしょうね。
土俵が時間になりました。
前回の対戦は照ノ富士の変化がありました。
2回続けては、ないかとは思いますが。
拍手
琴奨菊の右、抱えるようにしてたあたっていきますから確かに今場所抱えて強引に攻めようとしたところを逆に土俵際ですくわれたりあるいは突き落とされたという相撲も琴奨菊はあります。
送り出し、照ノ富士の勝ち。
琴奨菊、敗れて再び黒星先行となりました。
照ノ富士勝って、5勝6敗。
琴奨菊も5勝6敗です。
照ノ富士、最初から考えてましたか、手繰るようにしましたね。
とっさだと思いますね琴奨菊は恐らく。
右を抱えると苦しくなるということでもろ差しをねらいましたかね。
そういう動きですね。
照ノ富士がすぐにとったりを打つようにしました。
右を差されたということですぐに手繰りましたね。
照ノ富士の右手もかなり早く出てますね。
先場所は立ち合いの右変化今度は相手の右相手の手を手繰るような動きどのぐらいねらっていたかどうか。
琴奨菊戦、照ノ富士は2連勝ということになりました。
琴奨菊、再び黒星先行です。
このあと横綱戦、大関戦を残していますからね。
このご当所でもっといい相撲を見せたかったと思うんですが。
けがと闘いながらということは地元ファンも分かっていると思いますが。
ここからきょう注目の後ろ3番。
白鵬に豪栄道です。
全勝鶴竜を1敗で追いかける白鵬。
夏場所からこのところ3連敗を喫している大関豪栄道戦。
豪栄道はここまで4勝6敗。
こちらも、もう負けられません。
照ノ富士関です。
おめでとうございます。
大関に続けて勝ちました。
どうですか?最初は思い切りあたってまわし、取れないと思ってとりあえず差して自分から出ようと思ったんですが勝っちゃった。
残り4日、勝ち越しに向けてはどうですか?いや、もう一番一番、集中して頑張りたいです。
大関に勝ってはずみがつきそうですね。
はあ。
照ノ富士関でした。
先場所と違って、考えていたわけではなかったようですが照ノ富士、左からの動きで大関に勝ちました。
過去は白鵬が大きくリード。
このところ、豪栄道が3連勝中。
しかも中身が離れた展開でも右四つでも左四つでも豪栄道が先に仕掛けて横綱を破っているという相撲が続いています。
舞の海さん同じ力士に3連敗以上というのは白鵬は考えにくい部分があります。
今場所の内容を見るかぎりさすがに白鵬が有利。
豪栄道はそこまでいい動きをしているわけではありません。
そうですね。
ただ、これまでの3連敗の相撲を見ていると豪栄道戦になると白鵬は冷静さを失うんですね。
きょうは横綱が、どう考えてきますか。
まあいちばんは自分の立ち合いですね。
右を固めて左の前みつを取りにいく。
白鵬は立ち合いに徹するのではないかと思います。
ただ力士というのは、いろんな迷いがあったりします。
結局、自分のいちばん強いもので勝負しようと結論を出します。
制限時間いっぱいになりました。
鶴竜を星の差1つで追いかける今場所の白鵬です。
大関として厳しい白鵬戦です豪栄道。
はたき込み、白鵬の勝ち。
白鵬が1敗を維持しました10勝目。
豪栄道は苦しい7敗目。
白鵬戦4連勝はなりませんでした豪栄道。
そして状況は、かなり厳しくなりました。
舞の海さん白鵬の相撲はどうですか?横綱相撲を捨てて、勝つことに徹したんじゃないですか。
いちばん自分が自信を持っている相撲ではなく、張ってかち上げで相手を起こして強引な感じのはたき込みでしたね。
危ないかけですね。
もう2歩ぐらい豪栄道がついていったら一気に出されていましたね。
やはり、やりづらさがあるんですかね。
トラウマがあったのかもしれませんね、白鵬は。
白鵬にしては雑な取り口です。
豪栄道は前まわしをねらっていきましたね。
相手の上体を起こすためのかち上げではなく相手の顔にめがけてあててダメージを、あてて、与えようというかち上げでしたね。
さあこれで、鶴竜にぴたりと白鵬がついていくという状況で嫌な相手にやや雑な部分があったかもしれませんが落とさなかった。
これは白鵬にとって大きいですね。
そうですね。
ですから、白鵬はそれを最優先したんですね。
その相撲を鶴竜は土俵下で見ていました。
白鵬はこれで今場所も2桁の白星。
連続2桁の白星が47場所とトップの成績ですが、また伸ばしてきました。
土俵上の日馬富士に碧山のあと、鶴竜、稀勢の里の一番です。
鶴竜にとっては初めて単独トップで残り5日間を迎えます。
鶴竜のリポートです。
あまりそういう意識はなく取れている。
横綱の雰囲気に慣れてきたのかもしれないですねと話していました。
これからが、いよいよ上位戦ですがこれまでどおり自分の相撲が取れればいい。
きょうの稀勢の里戦もこのところ横綱のほうが上回っています。
先手を取るという意識先手を取って攻めるという相撲が勝ちにつながっているように思いますというふうに話していました。
支度部屋では、いつものようにぎりぎりまで体を動かしていました。
先場所は鶴竜が稀勢の里を破っています。
土俵上は8勝2敗の日馬富士5勝5敗の碧山。
日馬富士は連敗したときは心配しましたがそこから白星を並べてきました。
このまま勝ち続けていけば、あるいは優勝争いに加わってくる可能性も十分にあります。
過去は6対1で日馬富士がリード。
去年の秋場所押し出しで碧山に不覚を喫しています。
そこから日馬富士が3連勝中です。
立ち合いが、舞の海さん、鋭くなっていますね。
そうですね。
碧山は立ち遅れないように気をつけなければいけません。
体格差のある力士には少し動きながら、まわしを取る動きのある日馬富士です。
突き落とし。
日馬富士3敗。
日馬富士、厳しくなりました。
決まり手は、はたき込みです。
向正面の北陣さんきょうは日馬富士は上手を取る立ち合いを選択しましたね。
北陣⇒そうですね。
三日目四日目と連敗したあと今のように左に変わることが2番ほどあったんですがそのときは勝ちましたがきょうも左の上手を取りにいきました。
碧山もある程度、頭にそれが入っていたかもしれませんね。
その分、振り向いたときに空間ができていましたね。
そうですね、間があきましたからね。
すぐに向き直りました。
そこで、ぽんとはたきましたね。
これで日馬富士は3敗。
痛いですね。
舞の海さん鶴竜が、きょう勝ちっぱなしになった場合は3敗は厳しいですね。
舞の海⇒これでどうやら白鵬と鶴竜に絞られた感じですね。
もちろん稀勢の里もいますがここでどうかというところですね。
新関脇の碧山、6勝5敗と白星を先行させました。
さあ、九州場所十一日目。
8勝2敗稀勢の里10戦10勝鶴竜。
優勝の行方を左右するきょうの大一番です。
嘉風に今場所の初白星が出ました。
日馬富士は3敗に後退です。
そしてこの結びです。
過去は稀勢の里が大きくリードしていますが、この1年は鶴竜が4対2とリードしています。
稀勢の里の左差しに対して鶴竜が突っ張る。
あるいは、右巻き替えで鶴竜が白星を取っています。
どんな相撲になるでしょう。
舞の海⇒そうですね鶴竜ですね突っ張ってよし、組んでよしですからね。
どういう選択をするかですね。
稀勢の里については立ち合い突っ張ったほうがいいのではないかと中入り後に舞の海さんはおっしゃっていました。
やはり四つに組み合うと鶴竜のうまさが発揮されます。
稀勢の里は体力勝負で突っ張ったほうが有利な展開になるかなと思います。
きのう日馬富士に立ち合い、一方的にやられて2敗に下がった。
やっぱり、お客さんは今場所こそ稀勢の里がやってくれるなかなと思って見ていたやさきにきのうは内容の悪い黒星でした。
相手は横綱ですがきのうのうっぷん、失敗をきょうなんとか返せるかどうかというところですね。
横綱になって初めての優勝に向けて、鶴竜にとっては大事な一戦です。
37代木村庄之助の軍配が返りました。
突き切った稀勢の里が勝ちました。
鶴竜1敗。
全勝力士がいなくなりました。
白鵬、鶴竜並びました。
稀勢の里がやりました。
これで、1敗白鵬、鶴竜。
展開が変わりました。
立ち合いの踏み込みは鶴竜、張って踏み込んだかと思いましたが、舞の海さん稀勢の里の意地を見たような相撲でしたね。
舞の海⇒激しさの中に、冷静さもしっかり保っていましたねよく相手を見ています。
鶴竜、よく回り込んでうまく土俵を使ったんですが落ちずによくついていきました。
そうですね。
鶴竜が常に押し込まれていますね。
向正面の北陣さん、激しい相撲でした。
激しい相撲でしたね。
立ち合いもよかったんですが稀勢の里は、上手に突き放して先ほど、うっぷんを晴らすと言っていましたがそういう相撲を本人も目指したと思います。
きょうは稀勢の里の意地を見たと思います。
これで全勝力士がいなくなって1敗で白鵬と鶴竜が並びました。
こうなってくると稀勢の里にも可能性が出てきます。
出てきましたね。
稀勢の里、白鵬この一番も楽しみです。
それがいよいよあすの結びとなります。
そうですね、大一番ですね。
この一番が大事な相撲になってきます。
今の相撲を見ると稀勢の里はどうしても鶴竜に先に優勝してほしくなかったという感じがしますね。
「大相撲九州場所十一日目」をお伝えしました2014/11/19(水) 15:55〜18:00
NHK総合1・神戸
大相撲九州場所 十一日目 ▽終盤戦展望[二][字]
(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)舞の海秀平,向正面(幕内)北陣,【アナウンサー】正面(幕内)太田雅英,<副音声>【実況】ヒロ・モリタ
詳細情報
番組内容
(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)舞の海秀平,向正面(幕内)北陣,【アナウンサー】正面(幕内)太田雅英,<副音声>【実況】ヒロ・モリタ 〜福岡国際センターから中継〜 <中断>(4:00)−(4:03)[字]ニュース (5:00)−(5:03)[字]ニュース
出演者
【出演】【解説】正面(幕内)舞の海秀平,向正面(幕内)北陣,【アナウンサー】正面(幕内)太田雅英,<副音声>【実況】ヒロ・モリタ
ジャンル :
スポーツ – 相撲・格闘技
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
英語
サンプリングレート : 48kHz
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