アニメ キングダム2(29)「一瞬」 2014.12.06


(オープニングテーマ「GLORYDAYS」)・「さぁ夜が明けた今旅立ちの時」・「笑顔勇気突っ走ってくぜGLORYDAYS!」・「YoureadyornotReadyornotGo!!!」・「引き返せない旅はノンフィクション」・「YoureadyornotReadyornotGo!!!」・「待ったなし本番よーいアクション」・「風に吹かれ戸惑う事も涙に暮れる夜だって」・「それはそれできっと悪い事じゃない
(悪くない)」・「まるでバネの力みたいに」・「深く沈めば沈むほど」・「高く飛べるんだ」・「はるか先へと向かい地平線を目指そうRisingsun」・「あの朝日に手をかざして」・「同じ想いが呼んだこの出会い」・「もう一人じゃないね」・「だから僕達は今輝きの旅」・「笑顔勇気突っ走ってくぜGLORYDAYS!」秦国と魏国との激戦の中で再び対峙した信と輪虎。
限界を越え己の道を貫き通すのは果たしてどちらか?2人の熱き思いが今火花を散らす。
(輪虎)フッ…。
今背負っているものの重大さが分かっているかい?飛信隊の信。
君が倒れればここの秦国軍は総崩れとなり僕らはとっとと蒙を討ちに行く。
ほざいてろ!てめェの方こそオレに討たれて中央の戦いはこっちの勝ちだっ!心の声邪魔が消えた!ハァッ!っルオァァ!
(馬のいななき)ぐっ…!がっ!ぐっ…!がっ…!うっ!あぁ!がぁ…!ううっ!くっ!うっ…!
(渕)信殿ォォォ〜っ!
(尾平)信ンンン〜ッ!…てめェェェ〜っ!心の声
(楚水)まずい!不安定な馬上での戦いには脚のふんばりが不可欠だ。
それを失ってはもはや輪虎の剣は止められない!うっ!?うわっ!かはっ…!チッ!うっ…!心の声
(輪虎)これで…終わりだ。
ハッ!?ハッ!チッ!ルアアア!ぐっ!うっ!はっ!?ぬ〜〜っ!ぐあああァァァ〜っ!うっ!くっ…!くっ…!ぐあっ!
(昂)信ンンン〜っ!
(竜有)隊長ォォォ〜っ!
(魏良)将軍!
(輪虎隊の騎兵)輪虎様!うぅ…!ハア…ハア…。
ハアハア…。
ハアハア…。
ハアハア…。
うっうぅ…!ハアッ!あっ…うっ…!うっ…う…!
(去亥)渾身の一撃を止められたうえに…。
(田永)よりによってあの脚で地上戦にもつれ込んだら…。
ううっうっ…!いや。
信殿はわざと地上戦に持ち込んだのだ。
うぅくっ…。
うっ…!うっ!うぅ…うぅっ!ハア…ハア…!全く…大胆だな君は。
馬上では不利と見てイチかバチか地上戦に切り替えたんだろ?ぐぐ…!うっ!ん…!だがその判断は間違っていない。
あのまま続けてたらすぐにでも勝負は終わってたよ。
くっうぅ…!
(輪虎)…と言っても僕の圧倒的な有利は変わらないけどね。
ぐぐっ…!そもそもその脚で立ち上がれるのかい?飛信隊の信。
う〜っ!いっ!うっ…。
ううっ…!あぁ…!はっ!うぅっ…!ん!?ぐっ!ハア…ハア…!ハア…ハア…!全く問題ねェ!片脚で戦わなきゃならねェ状況もきっちり漂と特訓済みだ!
(飛信隊)ウォォォォォ〜!ウオオオオ〜ッ!信ンンン〜ッ!
(飛信隊)ウォォォォォ〜!ハア…ハア…!
(飛信隊)ウォォォォォ〜!隊長ォォォ〜!心の声
(輪虎)しぶとい…。
一体何なんだこの異常な程の精神の強さは?何が彼をここまで支えている…。
(本陣の喚声)あっ!?あっ!?
(本陣の喚声)何だ?本陣でまた何かあったのか…?
(本陣の喚声)心の声
(輪虎)すみません。
殿…少しお待ちを。
ん…!?心の声
(輪虎)すぐに行きますよ。
ん…!?
(本陣の喚声)
(兵)撃てェェェ〜!撃てっ撃ちまくれェ〜!
(蒙)応援を差し向けよォォォ〜っ!罠の周辺にいる全ての兵士を集めて…一気にここで勝負を決めよ!…必ず!必ず廉頗をしとめるのじゃあァァァァ〜っ!
(悲鳴)
(兵1)廉頗将軍はどこだっ!?何としても将軍をお守りしろっ!
(兵2)ダメだ今は動けぬっ!とにかく矢をしのがねばっ。
全員下へ潜り込めっ!
(秦国兵)骸の下に隠れたぞっ!投げ槍出番だ〜!
(兵達)オオ〜!
(悲鳴)廉頗はっ…!?
(秦軍の兵士A)どうなった?廉頗を討ち取ったか?
(秦軍の兵士B)この状況では確かな事は分からんが…。
(秦軍の兵士C)とにかく動く者が1人もいなくなるまで撃ち続ければそれでおしまいだっ!
(秦軍の兵士D)撃て撃てェェェ〜っ!ハッ!
(一同)あぁぁ!ん!?
(廉頗)ぬおおおおおっ!ん…!?
(悲鳴)ぬおおおっ!
(悲鳴)ぬおおおおおおっ!
(悲鳴)秦国軍の兵士どもを1人残らず崖の下にたたき落としてやれェェェ〜い!
(魏兵達)オオオォ〜ッ!
(悲鳴)心の声
(蒙)そんな…ばかな…!
(朱可)罠を張っていた兵士達が全て崖の下に突き落とされたぞ!
(馬令)一体どうなっておるのだ?
(馬公)なぜ廉頗が崖の上に現れたっ?
(李充)さっきまであの罠にはまって矢を受けていたのに!?
(蒙)…いやそうではない。
えっ!?罠の中に敵の旗が見えたので廉頗も勝手にそこに居るものと思い込んでいたが罠に至るまでの道にこちらから死角になる場所がなかった訳ではない。
廉頗は配下の兵士たちを二手に分け自分は一方の兵士達を率いて別の道を進んだのじゃ…。
そして…罠の直前でそのような行動をとったという事は…廉頗はこの砦の「奥の手」をも読んでいたという事じゃ。
ウ〜ヌ。
心の声
(蒙)わしの計略が通じなかった…!
(悲鳴)
(廉頗の部下)お見事です殿。
半信半疑じゃった。
砦に迷路があると察した時点でそれを動かしてくる策があると思った。
だが敵が迷路に入ってから道を作り替えて罠にはめるには敵の動きを見定める目と味方の兵を動かす時を決める高度な戦術の目が必要じゃ。
(廉頗)わしでも面倒なそんな戦術をあの凡庸な蒙が本当に仕掛けてくるのかと疑ったが念のため罠が仕掛けてありそうな所では対抗策を講じた。
結果はこのとおりよ。
蒙め…わしに負け続けた事を相当根に持って念入りに準備してきたようじゃの…。
この砦は本当によく出来ているぞ。
じゃが…40年がかりで考えてもわしと知恵比べをするには100年早かったのォ蒙!フ〜ン!ンフッ!
(朱可)廉頗が攻め上ってくるぞ!
(馬令)バカな!なぜこうも簡単に!?罠を逃れたと言っても迷路の中には居るはずなのに。
こちらの作戦を逆手に取られたのじゃ。
(側近達)はっ!?廉頗を罠に誘い込むために迷路を動かした事でいくつかの道は素通りできる道となってしまった…。
(2人)あっ!更に一気に敵をたたくべく罠の周囲に兵力を集中させたため守備の手薄な部分もできてしまった。
う〜む…。
廉頗は恐らくそこを狙っていたのじゃ!心の声
(廉頗)ここからは一気に駆け上がらせてもらうぞ蒙…。
輪虎を待たせる訳には…いかんからのォ!
(喚声)
(悲鳴)ハアアアア!
(悲鳴)ン〜ヌ〜!
(兵達)オオオオオ!ヌン!?
(秦兵達)うわあ…!
(廉頗)ヌアアアア!
(悲鳴)ウンヌウウウウ!止められぬ…。
敵はもう8合目まで来ているぞ!殿!
(馬令)廉頗が来ます!案ずるな…「まだ8合目」じゃ!この山頂まで2合分残っておる。
(蒙)もはや中腹に仕掛けた迷路のような策略は無い。
基本に戻って守備陣を整えじっくり守るだけだ。
こちらに策が無ければその分廉頗もつきあわざるをえなくなる…。
1つ1つ守備陣を攻略して登ってくるしか手が無い。
しかしながら殿…それでも…廉頗のあの勢いではここまで来るのは時間の問題です!ッフ〜ン!「時間の問題」か…。
…結構!
(側近達)ああっ!?それこそまさに蒙軍の戦い方である!
(側近達)あぁぁ…!?落ち着いて思い返してみよ…。
この蒙軍はわしと2人の副将が率いる3つの軍から成る…。
それぞれの軍の役割は単純かつ明快…。
この本軍は大将のわしが討たれぬようにひたすら守り…その間にどちらかの副将の軍が敵の大将を討ち取る…。
それがわしらが常に勝利を収めてきた戦術じゃ!
(朱可)しかし…王翦は後方の砦に足止めされ…桓騎に至ってはいまだ行方知れずです!味方のわしらが見失っているという事は敵も桓騎を見失っているという事だ。
(馬公)まさか…!ん〜…。
その「まさか」を信じて守るのが…わしの戦じゃ!
(雷鳴)
(雷鳴と雨音)
(雨音と喚声)
(王賁)うっ!
(魏兵)ぐわぁ!番陽!右の部隊の援護に行け!このままでは敵に突破されるぞ!
(番陽)しかし賁様…。
ここは俺が何とかする!急げ!
(番陽)ハハッ!イヤァァァーッ!オオオオー!
(魏兵)うわあっ!うっ!?
(魏兵)ぐわあっ!心の声
(王賁)輪虎だけに警戒が集中しないようこちらの部隊に精鋭を集めているだろうが…。
(喚声)心の声
(蒙恬)今日の魏国軍は異常に強い。
(魏軍の騎兵B)1人たりとも生きて返さぬぞ!秦国の侵略者どもォォォォ〜っ!心の声
(蒙恬)分かってるよ。
あんたらにとっても負けられない戦だって事は。
(魏兵)ぐわっ!
(魏兵)うわっ!
(魏兵)う〜わっ!心の声
(蒙恬)さすがにこの状況じゃ持ち場を離れる訳にはいかない。
なんとか持ちこたえてくれ…信!
(雨音と喚声)
(激しいつばぜり合いの音)ぐっ!うっ!どぅあ〜!う〜っ!ああっ!ぐわっ!がっ!ぐ〜っ!う〜っ…!ううっ!ん〜っ!ぐっ!ぬ〜っ!ぐ〜っ!ハッ!ぐあァァァァァ!ぐ〜っ!ゼハッ…ゼハッゼハッ…!ハア…ハア…ハア…ハア…!ハア…ハア…!ダメだ!もう限界だっ!
(慶)信を助けに行くぞ〜!
(飛信隊)オオオ〜ッ!
(楚水)待て!あ…!?楚水副長!ここで我々が手を出せば信殿は一騎打ちで劣勢になったところを部下に助けられた事になる。
それは天下の大将軍を目指す信殿にとっては一生消す事のできぬ汚点になりかねないのだ!だからってここで死んじまったら何もかもが!死にはせぬ!我らの隊長は死にはせぬ!…渕さん。
ルァァアッ!ぐはっ!ぐッ…!ハア!ぐっ!ハッ!うっ!うわっ!ぐっ…!ハァ…ハァ…!心の声一瞬だ…。
一瞬でいい…。
心の声輪虎が隙を見せたら…その一瞬で…しとめる!ぐわっ!う〜わっ!ハアッ!タ〜ッ!ヤッ!ぐ〜わっ!
(激しいつばぜり合いの音)でやっ!ハッ!タア!ハッ…!心の声
(魏良)分かっておる。
武将にとって一騎打ちがどれほど重いものか…十分分かっておる。
だが今はそれより重大なものを我々は抱えておる!お許しを輪虎殿…!
(輪虎隊の騎兵)魏良殿っ!心の声
(魏良)後で貴殿に斬られても文句はない。
我らは負ける訳にはいかぬのだ。
絶対に!何っ!心の声
(魏良)あの小僧の目は死んでいない。
こいつは危険だ!信殿ォォォ〜っ!ウオオオオオ!邪魔するな秦国の犬がァァ!
(魏良)わ〜っ!
(一同)あああ…!
(楚水)うっ!あっ…はっ…!ハッ…ハッ…!そこからはまさに刹那の出来事であった。
それは備の仇を目の前にした抑えがたき衝動だったのかまたは楚水本人の自己防衛本能だったのかとにかく瞬間的に沸き起こった楚水の強烈な殺意が輪虎に向かったのだ!輪虎は反射的にそれを斬った。
そして己への注意が外れた瞬き程の瞬間を。
ウオオオオオ!ぐっぐっ…!心の声手応えはあった!
(雨音)
(輪虎隊の騎兵)そんなバカなっ…あの輪虎様が…!信ンンンン〜っ!
(飛信隊)隊長ォォォォ〜っ!楚水副長ォォォ〜っ!
(斬る音)うっ!くあっ!うっ…。
あのヤロォまだっ!大丈夫か信ンンン!?騒ぐな。
最後のあがきってやつだ。
こいつはもう…立ち上がれねェ…。
立ち上がれるはず…が…。
立った。
あの傷で…!マジで化け物か…あいつ!?輪虎…てめェ…。
殿が…待っている。
こんな所で負けられない。

(エンディングテーマ「そこに君がいる」)・「繰り返す日々の先にどんなぼくに会えるのだろう」・「迷い方は手探りでも見つめているいつかの夢」・「羽根を拾い集めても飛べやしないけれど」・「ここにないもの見つけてはいつも」・「探してる方に君がいる」・「ちぎれた願いを繋ぎ合わせたら」・「君に聞かせに行くよ」・「焦がした想いも溢れる心で」・「ひとり描いている」・「ちぎれた願いを繋ぎ合わせたら」・「君に聞かせに行くよ」・「間に合うように」2014/12/06(土) 02:20〜02:45
NHK総合1・神戸
アニメ キングダム2(29)「一瞬」[字][デ]

古代中国。春秋・戦国時代。秦国で天下の大将軍を夢見る信は、三百人隊の将となった。そして、戦場では同世代の若武者たちが、次世代の大将軍を目指し躍動していた。

詳細情報
番組内容
蒙ゴウ(もうごう)のしいた布陣をかわし、頂上へ向かって駆け上がって来る廉頗(れんぱ)。もはや廉頗の突入は時間の問題であった。一方中央では、輪虎(りんこ)が前日の左腕の負傷にもかかわらず、信(しん)の足に深手を負わせていた。だが、信は傷の深さにも関わらず驚異的な精神力で立ち上がるのだ。戦いは激しさを増し、周りの者は手が出せず一騎打ちの様相を呈してくる。そんな二人の間に割って入ろうとする者がいた。
出演者
【声】森田成一,福山潤,野島裕史,細谷佳正,釘宮理恵,日笠陽子,仲野裕,玄田哲章,森川智之,鳥海浩輔,諏訪部順一
原作・脚本
【原作】原泰久,【脚本】荒川稔久,和智正喜,村山桂,白石雅彦,玉井☆豪
監督・演出
【監督】岩永彰

ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ
趣味/教育 – 中学生・高校生
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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